■ 宅建試験の合格証書 by富良野のオダジー 2012年12月07日(金)

  26,888 byte昨日、自宅に「合格証書」が届いた。私は会社に居たので、この目で見たのは、帰宅後の夜の9時半頃。
やっと、これで本当に実感した。
ここまでの道のりは、けっこう長かった。
始まりは、試験が終わった10月21日の午後3時。
終わりは、昨日の12月6日の午後9時半。
昨日も書いたが、試験が終わったときは、まったく自信がなかった。何点取れたとか、取れなかったという感覚ではなく、どんな問題が出たのかも思い出せなかった。
漠然と、「ダメだったなぁ」という感覚。
試験問題用紙は持ってこれるので、インターネットで解答速報が出るのは知っていた。
しかし、会社に戻ってきても、答え合わせをする気が起きない。いま慌ててやらないで、少し心が落ち着いてからやればいいと思った。この「心が落ち着く」とは、全然点数が取れていなくても、「そりゃ、そうだ。そんなに簡単に受かるはずはない。折角ここまでやったのだから、来年頑張ればいい」と思える精神状態になること。
このままほおっといて、合格発表の日まで待とうとも考えた。そうするには、一ヵ月半は長すぎる。その間、あーでもない、こーでもないと考えることになる。
結局、気乗りしないまま、現実を直視しようと、だいぶ遅くなってから、インターネットを開いた。
ショックを受けないように、気負わないで、何気なく、問題用紙に記入した自分の答えと、付き合わせた。
最初の10問ぐらいのところで、「もしや!」と色めき立った。正解の方が多いのだ。その後も、間違いより、正解が続いた。問題は全部で50問なのだが、7割以上の正解に見えた。2、3回繰り返したが、変わらない。
問題用紙を持って、興奮気味に二階の事務所から、下に降りた。
妻にちょっと大きな声をかけた。「おい、インターネットに出ている答えを読み上げるから、オレの答えをチェックしてくれ」と問題用紙を渡した。一階のカウンターの上にもパソコンが置いてある。
自分だけだと、勘違いもありうる。というより、点数が取れたうれしさに、妻も巻き込みたかったのかもしれない。
でも、これでバンバンザイとはいかない。過去15年の合格ラインの最高は36点で、今年の予想ラインはそれより低い点数だったが、確定するのは12月5日だ。
私は予想合格ラインをかろうじて越えていた。
あ、もうすぐ9時だ。店を閉める時間だ。
続きは、明日!
 


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