■ ハンニバル・マービン・ピーターソン byオダジー 2007年05月06日(日)

  34,756 byteゴールデンウィークも今日が最終日。遊んでいた人も、働いていた人も、過ぎてみると、アッという間の一週間だったと思う。
何をしていても、時(とき)は平等に過ぎていく。楽しいことをしている人には、残酷に過ぎていき、辛いことをしている人には恵みとして過ぎていく。
私の一週間は仕事だった。身体は辛かったが、楽しかった。商売をしていて、仕事で忙しいのが一番の幸せかもしれない(やけくそとか、負け惜しみではない!)。
今日の朝、ちょっと時間が出来たので、ジャズを聞いた。トランペットのハンニバル・マービン・ピーターソンの「ハンニバル」
1975年に録音されたこのレコードは、買ったときから大好きで、ちょくちょく聞いている。
買ってから今までの30年間に、ちょくちょく聞いているとは、何回ぐらい聞いているのか、考えてみた(そんなに、ヒマではないのに)。
今朝聞いたのが、おそらく5年ぶりか、10年ぶりだと思う。買った当時数回聞いて、その後一年に一度ぐらい聞いて、ここ20年はあまりジャズを聞いていないので、20年間で4,5回。まあ、全部で多くて20回かな。
ジャズファンは、あまり聞かないのに、レコードやCDを買ってしまう。極端に言えば、買ったとき一度聞いて、それからほとんど聞いていないというものも結構ある。だからと言って、買ったことを後悔したりはしない。はなっから、何十枚か買ったうちから1,2枚気に入ったのがあれば良いと思っているからだ。
ジャズのレコードやCDなんて、何の「生産性」もないのを百も承知で買っているのだから、無駄をして当たり前なのだ。だいたい趣味なんて、どんなものだって無駄なものだ。
でも、だからこそ、「これぞ!」のレコードやCDに出会ったときは、ジャズファン冥利に尽きるのだ。
このレコード「ハンニバル」も「これぞ!」の一枚に入る。トランペットを吹き切っている。聞いているうちに、力(ちから)が入って、勇気が出てくる。
さあ、今日も頑張るぞ!
 


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