■ ザゼンソウ by 富良野のオダジー 2018年05月03日(木)

  97,377 byteなまこ山の「ザゼンソウ」。
桜を撮影した帰りに、「いつもはもっと早い時期に撮影していたので、もう枯れているかもね」と思って、行ってみたら、まだ咲いていた。
これも毎年撮っている。抜群の存在感だよね。
2010年のワイワイ日記で書いたものを転載します(昨年も転載した)。

ザゼンソウ(座禅草、学名:Symplocarpus foetidus)
・サトイモ科の多年草。
・仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来とされる。
・花を達磨大師の座禅する姿に見立てて、ダルマソウ(達磨草)とも呼ぶ。
・開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱が起こり約25℃まで上昇する。そのため周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げている。
・開花後に大型の葉を成長させる(左に写っている葉っぱだと思う)。
・草に悪臭があることから英語では Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)の呼び名がある。
・多くの種子は野ネズミによって食害されるが、一部は野ネズミの貯食行為によって運ばれる。
 


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