|
昨日の続きである。 フットパスに関するフォーラムの正式なタイトルは「歩いて知る地域の魅力再発見フォーラム」。 フットパスとはイギリス発祥の歩くための道のことだ。 第1部は『フットパス体験「ぶどうヶ丘公園パス」』で、午前中に、実際に歩く体験をする。(これには私は参加しなかった) 第2部がフォーラム。1時半〜5時まで。けっこうな時間だったが、興味深い内容が続き、私にとっては有意義だった。 基調講演として、エコ・ネットワーク代表の小川巌さんが、イギリスの歴史や事例、日本の取り組みなどを紹介しながら、分かりやすく説明してくれた。 実は、私はイギリスに何回か行っているので、フットパスのイメージは持っていた。漠然と、「フットパスっていいなぁ」とも思っていた。 フットパスは、富良野にはぴったりだ。特に、最近雑草づいている私としては、よりリアリティを感じられる。自然いっぱいの、さわやかな空気の中を歩きながら、目についた雑草やちょっとした風景を写真に撮る。住んでいても知らなかったことや、今までスルーしていたことに興味を持ったりする。 なんか、私たちの会である「富良野エコミュージアム」の考え方とも一致する。 フットパスもエコミュージアムも、地域の歴史、文化、自然、農業などが大きなテーマだ。 これも偶然だったのだが、「富良野エコミュージアム」が活動団体となっている、シーニックバイウェイで最初にお世話になった松田泰明さんの講演もあった。 タイトルは「旭川・富良野の地域資源を活用した魅力づくり」。現在の松田さんの役職は、独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所 主任研究員。 色んな意味で、今後の展開が楽しみだ。 写真は、フォーラムが終わって、ワインハウスの駐車場から撮ったもの。フォーラムの会場から、刻一刻変化していく十勝岳を見ることが出来た。フォーラムが長く感じなかったのは、そのせいもあるかもしれない。 |
|
|