インスリン製剤 |
●インスリン製剤には、「作用の現れる時間」、「作用のピーク」、「作用の持続時間」の点から大きく4種類に分けられます。下図は、インスリンの効果の現れ方を示したものです。それぞれの”山”の頂点は効果が最大に現れる時間を示し、”山のすそ”の長さが作用時間を示します。
*上記のほかに平成13年8月に超速効型、平成15年12月に持効型インスリン製剤が発売となっています。 超速効型インスリンは、遺伝子の組み換えによりアミノ酸の配列を変え、皮下から速やかに吸収されるようにした製剤です。持効型は、同様にアミノ酸の配列を変えることにより、注射された皮下において徐々に溶解・吸収されるようにしたインスリン製剤で、ほぼ24時間一定のインスリン量が得られるタイプです。 ★市販されている主なインスリン製剤
|