この度、富良野ライオンズクラブ四十二代会長を仰せつかり、誠に光栄と思うと同時に、その責任の重さに身の引き締る思いでございます。 私は浅学非才その器ではありませんが、伝統と実績、品格あるクラブの名誉を汚すことのないようライオニズムの精神に精進して参ります。 さて、2001年度には富良野ライオンズクラブから二人目のL福士裕三ガバナーが誕生、キャビネットを構成、昨年はクラブCN四十週記念式典をL会田系伍大会長のもと、二年続けて大きな事業を成し遂げた節目の年だったと思われます。今、四十一年の歴史を越えて、この厳しい経済状況、また改革の時代にあって、クラブ運営も原点に返り、新たな出発点に立った心境です。 今年の会長モットーは『協調と思いやり、いままでも、これからも、いつまでも』とさせていただきました。クラブ内活動に重点をおき、充実した委員会活動、会員増強運動を推進、出席なくして奉仕なし、例会の実出席、楽しい例会を実現したいと思っております。 本年は、富良野市開庁百年の記念のすべき年でもあり、富良野ライオンズクラブ、アクティビィティスローガンを『富良野100年の大地に』とし地域に役立つ奉仕活動を進めてまいります。富良野は山紫水明、自然に恵まれた美しい景観を誇っております。十勝岳連峰、芦別岳連山を水源に森林、農業、工業生産、市民生活に欠かすことのできない水の故郷です。水、土、緑、人類存続の循環資源を守る義務があると思い、環境保全の為の緑化事業、会員による交通安全宣言、未来を生きる青少年の育成事業、社会福祉事業、献血、献眼等の継続保健事業、これらのACTを協調と思いやり、国際協会の目標でもある奉仕、友愛、相互理解の精神で、地域に根ざした奉仕に汗を流し、時には酒を酌み交わし、また歌を歌い、喜びと感動を共有、共感できることを楽しみに、We Serveに取り組んでいただきたいと考えております。 富良野ライオンズクラブは四十一年の伝統と奉仕の実績、会員相互の友情と絆に結ばれております。会長職として十全の努力をいたします。 最後になりましたが、諸先輩、役員、理事、会員の皆様方のご指導、ご協力、ご支援を切にお願い申し上げ、ご挨拶といたします。 |
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