■ 旭山動物園 by富良野のオダジー 2007年11月29日(木)

  36,721 byte旭山動物園に興味があって、昨日フォーラムフラノが休みだったので、ちょっと行ってきた。
11月の平日にもかかわらず、なおかつ、吹雪の中なのに、バスも10台ぐらい停まっていて、お客さんも大勢いた。まあ、それでも、夏に比べたら・・・、でしょうけど。
旭山動物園、恐るべし! です。
「わぁー、テレビに写っていたわぁー」と、アザラシの円柱形の水槽を指差しているオバサン、外にあるペンギンの柵から手を出して、係りのオジサンに「だめだめ、指を嘴で噛まれるよ」と注意されているオバサン、ペンギンに「こっち向いてぇ〜」と叫んで、「話しかけても、ペンギンには分からないよ」とこれまた、係りのオジサンに注意されているオバサン。
やはり、一番盛り上っているのは、オバサンでした。
 

■ クリタ マコト「My Music is Your Music」 by富良野のオダジー 2007年11月25日(日)

  47,345 byte昨日は、今年の三月に草田研次 パステル画展「光と天の色」をフォーラムフラノで開催した草田さんが友人の方と来てくれた。
草田さんは、いま富良野市生涯学習センターで個展を開催中(12月16日まで)だ。
実は、草田さんと私は、同時代(今から30年位前)に、今はなき新宿のジャズ喫茶「びざーる」で“ニアミス”をしている。びざーるは私が勤めていた新宿・三愛のすぐ近くにあり、昼食時間に食事を早めに済まし、コーヒーを飲みによく行っていた。
草田さんの友人の方も、びざーるを良く知っているジャズファンで、ついつい、DIGだ、DUGだ、木馬だ、ポニーだ、タローだ、サムライだ、と話が盛り上った。同じ時代、そして同じ文化圏に生きていた者同士は、すぐに打ち解けるものだ。調子に乗って、一時間ぐらい話してしまった。あぁ、楽しかった。
写真は、日本人ピアニスト・クリタ マコトの「My Music is Your Music」だ。
クリタ マコトのことは、まったく知らなかった。今まで、ニアミスも、カスリもしなかった。では、何故、珍しく、日本人のCDを買ってしまったのか。
それは、考える高校生のためのサイト「マンモTV」にクリタ マコトのインタビューが載っていて、それを読んでいるうちに好感を持ったからだ。
このサイトは、私のお気に入りで、ちょくちょくお邪魔している。とにかく、登場する人たちが、かなりの確率でイイのだ。話がストレートで分かりやすく、面白いのは、高校生に焦点をしぼっているからだと思う。以前、三人の子供たち(大学生だが)にも、読むようにと、アドレスをメールした。
クリタ マコトである。早速、インターネットで辿ったら、「My Music is Your Music」の2曲目のオリジナル曲「Peninsula」のさわりが試聴できた。私好みの、ロマンチックなメロディが流れた。メンバーを見ると、ドラムに大坂昌彦とある。大坂昌彦は、私の友人である富良野出身のジャズヴァイビスト・浜田均が、何年か前に北海道でやったコンサートのメンバーとしてきた。その素晴らしいドラミングは、今でもはっきり憶えている。
だいぶ、傾いたが、ちょっと躊躇した。他にほしいピアノのCDは山ほどある。
クリタ マコトの“敵”は、ビル・エヴァンスだし、ハンク・ジョーンズだし、ウイントン・ケリーだし、フィニアス・ニューボーン・Jrだし、テテ・モントリューだし、ケニー・ドリューだし・・・。
結局、買ってしまった。結果は、OKだった。
クリタ マコトを聞いて思ったことは、最近のピアノトリオで人気のあるCDは、制作者が聞き手のことを良く分かって作っている感じがするが、クリタ マコトのCDは、クリタ マコト自身が聞き手のことを良く分かっていると感じた。意外とミュージシャンは、弾き手のこと(自分のこと)は分かっても、聞き手のことは分からないものなのだ(ちょっと、知ったかぶり)。
もちろん、それを嫌がる人はいると思うし、本来なら、自分勝手に演奏したものが、広く受け入れられるのが理想だと思うが、そんなことは滅多に起きない(たまに起きるから、ややっこしくなる)。
かと言ってクリタ マコトが聞き手に媚びている訳ではない。タイトルの「My Music is Your Music」というのを勝手に解釈すると、「あなたの好きな曲は、私も好きだ」になる。つまり、クリタ マコトは、弾き手と聞き手を両方いっぺんにやっているのだ。
まぁ、とにかく、聞いていて、気持ちがいいし、すがすがしくなるCDだ。
 

■ 麓郷の森 by富良野のオダジー 2007年11月24日(土)

  70,744 byte今朝の麓郷の森です。
音もなく、シーンとして、いい雰囲気です。やはり、雪が降った森は“絵”になります。
森に佇んでいると、なんだか瞑想状態のようになり、心が澄んできて、癒される感覚になってくる。
たまには、森を見ながら、一日を過ごしたいものです。
そうだ、その時は、好きなジャズのCDも、持っていこう!
 

■ フォーラムフラノをムービーで紹介 by富良野のオダジー 2007年11月23日(金)

  86,571 byteフォーラムフラノを紹介するビデオ映像を「オフィスフラノのホームページ」にアップした。
私が撮影し、簡単な編集ソフトで編集した。
娘のビデオをもらって撮影したのだが、けっこう大変だった。
ムービーでの情報発信は、こけからのインターネットの重要な要素になるので、早く慣れて、ドンドン紹介しようと思う。
まぁ、ちょっと、ご期待なのだ。
 

■ 富良野スキー場オープン! by富良野のオダジー 2007年11月23日(金)

  51,030 byte今朝も雪が降っている。ベタつかない、軽くてフワフワの雪で、まったく真冬並みの雪質だ。
今日から「富良野スキー場」がオープンした。この時期としては、最高のコンディションではないでしょうか。
スキーヤー、スノーボーダーのみなさん、フワフワの新雪を気持ちよく滑ってください。そして、滑り終わった後は、フォーラムフラノで、食事なり、お茶なりをしてください。
暖炉に火を入れながら、暖かくして、お待ちしております。
 

■ 吹雪いています。 by富良野のオダジー 2007年11月20日(火)

  36,021 byte今日も氷点下が続いている。あぁ、寒い!
11月の雪は、いつもなら、すぐ融けてしまうのだが、このまま「根雪」になる勢いだ。
外は、吹雪いている。
寒さは、全国的なようだが、これも異常気候なのだろうか。
 

■ クリスマスコーナー by富良野のオダジー 2007年11月19日(月)

  75,621 byteいよいよ本格的な冬を思わせる天気だ。雪は降るし、寒い。
今朝は、真冬並みの「雪かき」をした。フォーラムフラノの玄関のテラスに、20cm位雪が積もっていた。
早朝には、契約している除雪車も来ていて、駐車場の雪はキレイになっていた。
天気予報を見ると、ここ一週間は、晴れマークがなく、今日のような天気が続きそうだ。
写真は、店の二階に作ったクリスマスコーナー。クリスマスの雰囲気を盛り上げつつ、キャンドルスタンドやツリーのオーナメントなどの販売もする。
数年前までは、「一年中クリスマス」というテーマで、二階のフロアーをすべてクリスマスで飾っていた。オランダにわざわざ直接仕入れに行ったこともあった。今となれば、懐かしい気がするが、けっこうファンの方も沢山いた。
レストランとして昨年の12月に再開した後も、何人かの人が、クリスマスを目当てに来店された。
今回は、あまり大きくないスペースだけど、お客さんが喜んでくれたら、うれしい。クリスマスまでには、まだ時間があるので、徐々に充実させたいと思う。
 

■ フィニアス・ニューボーン・Jr.「ソロピアノ」 by富良野のオダジー 2007年11月17日(土)

  52,978 byte今朝は、白一色の雪景色になった。
昨日の午前中の感じだと、そんなに積もりそうはなかったのだが、夕方になってけっこう降りだし、アッというまに「冬」になった。
おそらく、山の方はもっと降っただろうから、スキー場にとっては、願ってもない雪になったと思う。なにしろ、スキー場オープンは11月23日だそうで、関係者は、「もっと! もっと! もっと!」でしょう。
早速、朝に雪かきをしたが、今日は割りと暖かく、日差しもあるので、街の雪は融けてしまうと思う。
最近、フィニアス・ニューボーン・Jrづいている。4、5枚のCDを聞きまくっている。ちょっと前にワイワイ日記でも紹介した2枚も素晴らしいが、この「Solo Piano 」も、マイ・フェバリットの一枚になりそうだ。
ジャケットに見覚えがあるし、内容は忘れたが、演奏は良かった記憶があるので、おそらく、レコードを持っていたと思う。
結局、昔聞いていて、良かったと思ったのが、今聞いても良い。最近の新しい人のCDを聞いて、「これはイイ!」と思う確率と、おぼろげに知っている昔のCDを改めて聞いてイイと思う確率を考えると、断然、昔の方が高い確率だ。
ということで、ついつい、昔に買い損なったものや、今は手元になくなったものを買ってしまう。
これって、ただ単にノスタルジーなのか、やっぱりジャズの凄い演奏が1970年代までに凝縮されているのか。
私が昔、昔と言っているのは、1970年の中旬頃のことで、私はハタチそこそこの年齢だ。
20歳代にイイと思った音楽が、50歳なかばを迎えても、まだイイと思えるのは、ちょっと不思議な気がする。私が成長していないのか、あの頃のジャズというアートが年齢なんか関係なく、人の“魂”を揺さぶるのか。
 

■ 今朝の富良野はこんな感じです。 by富良野のオダジー 2007年11月16日(金)

  46,940 byte昨日降った雪が、今朝はこんな感じで積もっている。写真は、フォーラムフラノのすぐ近くの公園。
いよいよ、である。ついに、である。来てしまった雪、そして冬。
倉庫にしまってあった、雪かき2本とスコップ1本を持ってきた。早速、玄関の階段を除雪した。夏にはなかった仕事がひとつ増える。いや、もうひとつすでに増えていた。ストーブに、火をつける仕事。
夏に比べて、お客さんは減るのに、仕事は増える。北国の宿命ではあるが、「なんか、ちょっとねぇ」とも思う。
でも、雪景色は綺麗です。夏には無い、神秘な景色です。
もし、富良野の冬を見たことがない人がいたら、是非、富良野の冬にいらしてください。きっと、感動すると思います。
 

■ 雪が降っています。熊が街に出没。 by富良野のオダジー 2007年11月15日(木)

  45,498 byte11月15日9時44分、富良野は雪が降っている。
このままドサッと積もる気配はないが、それなりに激しく降っている。
朝起きたら、妻が「街のなかに熊が出たみたいよ」と、北海道新聞をくれた。
7月21日のワイワイ日記でも、「熊出没注意」のなかで、麓郷街道に熊が出たという話をしたが、今回は街のなかの国道に出てきた。
新聞には、「はねられ クマ死ぬ 富良野」という見出しで、カラーの写真付きで、全道版の紙面をデカデカと飾っていた。
同じ富良野の地方版にも、違う場所で熊が出没したという記事もあった。
私の知る限り、街のなかに熊が出てきたなんて話は聞いたことがない。
「地球温暖化」とは関係ないかもしれないが、世界中で起こっている気候異変などと、どこかでつながっているような気がするのは、ちょっと考え過ぎだろうか。
原因など、続報が出たら、またお知らせします。

「北海道新聞のホームページの記事」
 

■ 十勝岳連峰 by富良野のオダジー 2007年11月13日(火)

  28,331 byte今日は晴天に恵まれ、比較的暖かかった。
いつ雪が降っても、おかしくない時期だが、降ってくれないことに、こしたことはない。
とは言うものの、スキー場には早くど〜んと雪が降って欲しい。
ど〜んと雪が降って、店にもど〜んとスキーのお客さんが来て欲しい。
まあ、「雪かき」の大変さより、もちろん、お客さん優先なのだ。
写真は、上富良野町から撮ったもの。
 

■ フィニアス・ニューボーン・Jr.「プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラヴ」 by富良野のオダジー 2007年11月10日(土)

  46,040 byte今日も寒い。今朝、ストーブに表示してある室内温度が7度だった。ついに、一桁になってしまった。そろそろ帰るとき、タイマーにセットしないと、植物が死んでしまうかもしれない。
気分的に、ストーブに薪を入れて、火をつけた。
「寒いときは、火の近くにいるだけで、幸せな気分になる」というフレーズが浮かんだ。何年か経って、誰もいないテーブルで、火を見ながら、コーヒーを飲んでいる、今朝の状況を懐かしく思い浮かべることになるような気がした。
“思い出”のような、淡い情景。
思い出なんて、別に海外旅行をしたりして、作るだけではなく、日常のちょっとした瞬間でも、忘れなれない情景を心に刻むことが出来る、なんてことを考えてしまった。
寒くなって、長い冬に向かうと、富良野の人は、どうでもよいことをついつい考えてしまうのでしょうか。(オレだけかッ!)

フィニアス・ニューボーン・Jr. Phineas Newborn Jr.(1931-1989)
1931年12月14日アメリカ、テネシー州生まれ。音楽一家に育ち、州立テネシー大学で音楽を学び、40年代の後半メンフィスで色々なバンドと仕事を始め、1956年ニューヨークに入り、アトランティックに「ヒア・イズ・フィニアス」を吹き込む。
アート・テイタム以降に現れた最高のピアニストとまで言われながら、持病ともいえる精神疾患のせいで、何度か演奏活動を中断している。
1964年の「ザ・ニューボーン・タッチ」を発表した後、療養生活に入ったが、1969年の「プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラヴ」でカムバックした。
このアルバムの録音は1969年2月12〜13日の2日間で行われ、全部で15曲吹き込まれた。そのうちの8曲が「プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラヴ」に収められ、残りの7曲は「ハーレム・ブルース」に収められた。
「ハーレム・ブルース」は、レコードで持っていて、私の大好きなピアノトリオの一枚だが、「プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラヴ」は持っていなかった。たまたま、この前、「ハーレム・ブルース」を聞いたら、やっぱり良く、同じ録音のもう一枚「プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラヴ」も聞きたくなった。
ピアノトリオは、色々あるし、特に日本人はピアノトリオが好きだそうだが、このピアノトリオのアルバムは、最高だ。やっぱり、いいものはいい、ジャズピアノは、こうでなくては、と勝手に溜飲を下げた(聞きやすければ、すべてよし、というジャズピアノファンに対して・・・)。
他のメンバーだが、ベースはレイ・ブラウン、ドラムはエルビン・ジョーンズ。もちろん、フィニアスだけではなく、この二人も素晴らしい!
この後、また、療養生活に入り、1975年に「ソロピアノ」でカムバックし、亡くなるまでに何枚かアルバムを吹き込むが、私は、おそらく、この二枚がフィニアスのベストだと思っている。
 

■ 今日は、オダジーのワイワイ日記の誕生日でした。 by富良野のオダジー 2007年11月09日(金)

  14,067 byteもうそろそろだなぁと思っていて、調べてみたら、なんと!昨年の今日が、オダジーのワイワイ日記を始めた日だった。
早いものだ。もう一年が過ぎた。この一年も色々なことがあったが、今日は時間がないので、そのうち改めて、じっくり一年を振り返ってみたい。
なんてったって、このワイワイ日記をさかのぼれば、一年が振り返れるのだから、やっぱり、日記って大事だよね。書くのは、大変だけれど、それなりに、やった甲斐はある。
写真は、今朝の「麓郷の森」。シャメで送ってきた。
 

■ もうそろそろ里にも雪 by富良野のオダジー 2007年11月09日(金)

  30,401 byteこの季節、朝起きて、ちょっと寒いなぁ、と思ったら山は雪だ。
フォーラムフラノに行く途中の景色が、雪ともやで、幻想的だったので、車を停めて、シャッターを押した。
タイヤは、スタッドレスに替えて、準備OKだけれど、まだ里には雪が降りてこない。出来れば、雪には、もっとゆっくりきてほしい。
店の玄関を開けようとして、危なく転びそうになった。ベランダの床が凍っていて、滑ったのだ。雪は降っていなくても、湿ったところは凍る気温なのだ。
ああ、危なかった!
 

■ 今日の富良野はあったかい! by富良野のオダジー 2007年11月05日(月)

  47,064 byte今日の富良野は快晴で、あったかい。ゴルフだって、ぜんぜん出来る感じだ。
何年か前、もしかしたら10年以上前かもしれないが、11月の今頃、ゴルフをしたことがあった。
途中から、雪が降り出し、グリーンに乗ったら、雪をかいてから、パターをした。
懐かしい思い出というか、“時代”というか・・・。
今では信じられないが、当時のことを思い出すと、ゴルフの話はまだある。
富良野はまだ雪深い3月2日か3日に、雪の少ない(その年は特に少なかった)帯広まで、わざわざゴルフに行った。さすがに、雪はなくても、バンカーは凍っており、風も冷たくて強く、打った球が風で押し戻されたりした。ゴルフに対するあの“熱気”は、なんだったんだろう?
でも、まあ、私は、なんであれ、「やれる時は、やったほうがいい」というタチなので、あの当時はあの当時で良かった、とは思う。
 

■ 富良野、ついに雪! by富良野のオダジー 2007年11月02日(金)

  54,452 byte昨日の天気予報で、全国的に冷えそうだと言っていたが、富良野は、ついに雪が降りました。
写真は、富良野スキー場(北の峰ゾーン)。
一番下のゲレンデに、さぁーっと雪が積もっている。フォーラムフラノのベランダには、もう融けてしまったが、朝方降った雪の痕跡はあった。
何回もワイワイ日記でもお伝えしましたが、11月に入って、やはり雪。
「麓郷の森は、真っ白だ」と妻から電話。麓郷は、標高が富良野の市街より、高いので、積もったのだろう。
そうだ、車のタイヤをスタッドレスにまだ、替えてない。早く替えないと・・・。
 


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