■ チャーリー・ヘイデン「FIRST SONG」 by富良野のオダジー 2010年03月27日(土)

  59,505 byteすっかり冬に逆戻りした感じだ。
続けて雪が降り、しかも、その雪が融けない。
「えっ、上野の花見。富良野の春はどこ?」
昨日と今日と、車の中で聞いているのが、「FIRST SONG」
ベースがチャーリー・ヘイデン、ピアノがエンリコ・ピエラヌンツィ、そしてドラムがビリー・ヒギンズ。
タイトルでもある1曲目の「FIRST SONG」が心に染みる。最初に聞いたとき、「あっ、知ってる」と思って、頭をめぐらしたら、「ミズーリの空高く」に行き着いた。チャーリー・ヘイデンが、ギターのパット・メセニーと一緒にやっているCDで、その中に収録されているのだ。
もともと、チャーリー・ヘイデンは大好きで、レコード・CDを何枚か持っている。
一番好きなのは「Closeness」
4曲を別々のミュージシャンとデュオで演奏しているものだが、その中の一曲目、キース・ジャレットとのデュオ「エレン・デイビッド」が素晴らしい。
どのアルバムも、透明感溢れる、空気が清められるような感じで、厳(おごそ)かな気持ちになる。
チャーリー・ヘイデンが醸し出す厳かな雰囲気って、どこから、生まれるのだろうか。
ジョン・コルトレーンにも感じるが、音楽というより、チャーリー・ヘイデンの存在そのものから、発せられるオーラのようなものだと思う。
ところで、ピアノの「エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunz)」だが、私は、このCDで初めて知った。
『ユーロ・ジャズの最高峰のイタリアのピアニスト。1949年ローマ生まれ。』と出ていた。ユーロ・ジャズとは、ヨーロッパ産ジャズのことだそうだ。
 


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