■ こんな雪 by富良野のオダジー 2011年01月06日(木)

  28,703 byte年末も降っていたけれど、あんまり記憶にない雪が、今日も降ってきた。
写真の雪がそうだ。
雪が一つ一つ粒々になっている。みぞれの雪バージョンのような感じか。
0度ギリギリの雪だと、粒々にならず、ベタっとた雪になるし、もっと冷えてると、フワフワの雪になると思う。
何かの条件で、こんな雪になるのだろう。
ただ、この雪を見て、すぐスウェーデンのストックホルムが浮かんだ。
もう20年ぐらい前になるが、写真家の那須野さんと一緒に、北欧に撮影旅行をしたことがある。
ある生命保険会社から依頼されたカレンダー制作のためだ。
ストックホルムに降っていた雪はずっとこんな感じの雪だった。
富良野の雪とは全然違うと、思っていた。
でも、この雪のお陰で、ストックホルムの街の記憶がはっきりよみがえった。
特に、昔ながらの中世の建物が建ち並んでいるガムラスタン(旧市街)は、歴史の重みがあり、しっとりした街並みが、すぐに気に入った。
もう一度、行ってみたいところの一つだ。
あっ、そうだ。
ノーベル賞関係のニュースの時も、「あっ、ここ行った」とか、一人でちょっと盛り上った。
その時、撮影された写真の一部が那須野ゆたか写真集「夢のとき」/North Europe & Canadaに載っている。
今はもう雪がやんだみたいだ。
 


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