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年末も降っていたけれど、あんまり記憶にない雪が、今日も降ってきた。 写真の雪がそうだ。 雪が一つ一つ粒々になっている。みぞれの雪バージョンのような感じか。 0度ギリギリの雪だと、粒々にならず、ベタっとた雪になるし、もっと冷えてると、フワフワの雪になると思う。 何かの条件で、こんな雪になるのだろう。 ただ、この雪を見て、すぐスウェーデンのストックホルムが浮かんだ。 もう20年ぐらい前になるが、写真家の那須野さんと一緒に、北欧に撮影旅行をしたことがある。 ある生命保険会社から依頼されたカレンダー制作のためだ。 ストックホルムに降っていた雪はずっとこんな感じの雪だった。 富良野の雪とは全然違うと、思っていた。 でも、この雪のお陰で、ストックホルムの街の記憶がはっきりよみがえった。 特に、昔ながらの中世の建物が建ち並んでいるガムラスタン(旧市街)は、歴史の重みがあり、しっとりした街並みが、すぐに気に入った。 もう一度、行ってみたいところの一つだ。 あっ、そうだ。 ノーベル賞関係のニュースの時も、「あっ、ここ行った」とか、一人でちょっと盛り上った。 その時、撮影された写真の一部が那須野ゆたか写真集「夢のとき」/North Europe & Canadaに載っている。 今はもう雪がやんだみたいだ。 |
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