■ 「星」+「サッチモ」 byオダジー 2007年03月02日(金)

  45,209 byte「阿蘇山の山腹が火災だ」と朝のニュースでやっていたので、阿蘇に住んでいる葉山さんに電話した。葉山さんは葉祥明阿蘇高原絵本美術館の館長で、葉祥明さんの弟さん。私が葉さんに頼んで富良野をイメージしたを描いていただいた時からずっとお付き合いしているので、もう20年近く何かとお世話になっている。
葉山さんは、みんなが心配して電話してくるが、全然大丈夫だと言ってた。私も一安心した。
20年くらい前に、十勝岳が噴火した。危険地域は上富良野町で、富良野からはちょっと離れていて、私のところはどこも安全だったけれど、やはり、心配して電話がかかってきた。葉山さんも、そんな感じなんだと思う。
今日の書とジャズは、「星」とサッチモの愛称で知られるルイ・アームストロングの「サッチモ・アット・シンフォニー・ホール」
私が持っているのはレコードなので、サッチモ・アット・シンフォニー・ホール Vol.1とVol.2の二枚になっている。その中から「アラバマに星が落ちて」を選んでみた。星つながりもあるが、鳴雪の書には、古い人のジャズも合うはずだと思い、探しているうちにこの曲を見つけた。サッチモの年輪と鳴雪の年輪、私はただただ、恐れ入りながら鑑賞するしかない。
実は、このレコードに入っている「ブラック・アンド・ブルー」が以前から大好きで、たまに聞いていた。今日も聞いたけど、やっぱり凄い!
1947年録音だから、今から60年前。日本は昭和22年。戦後の混乱の極致の時、アメリカではこんなコンサートを平気でやっていたのだ。この時からほぼ十年後、いわゆるモダンジャズが全盛期を迎える。サッチモの革新性が、その後のジャズに影響を及ぼしたのは間違いないと思う。
サッチモと言えば、「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」が有名で、サッチモという愛称は「satchel mouth」(がま口のような口)とする説や、「Such a mouth!」(なんて口だ!)から来たとする説などがあるそうだ。
 


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