■ キース・ジャレット「サムホエア・ビフォー」 by富良野のオダジー 2012年09月15日(土)

  56,953 byte8月26日のワイワイ日記でも紹介したピアノのキース・ジャレット。
そこにも書いているが、CDを何枚か買い込み、ちょっとした“キース漬け”状態になっていた。
その中で、気に入ったのが「サムホエア・ビフォー」「残氓(Survivor's Suite)」
特に、サムホエア・ビフォーの一曲目「マイ・バック・ペイジ」がやはり素晴らしい。何故、「やはり」なのかというと、このCDは『ボブ・ディランの「マイ・バック・ペイジ」の名演奏が光る!』がウリなのだ。
そのまま乗せられるようでちょっと悔しいが、やはり、イイ!
牧歌的なこの曲は、もう一枚のキースの愛聴盤「マイ・ソング」の「カントリー」につながる。
キースは、色々な面を持っているが、私がもっとも好きなキースだ。
制作年:1968年ロスアンゼルス、ライウ゛録音
パーソネル:キース・ジャレット(p)、チャーリー・ヘイデン(b)、ポール・モチアン(drm)
「残氓(Survivor's Suite)」は、サムホエア・ビフォーのメンバーにテナーサックスのデューイ・レッドマンが加わったアルバムだ。1976年録音。
1971年から76年までキースがもったレギュラー・カルテットの最後のスタジオ録音。
このカルテットのアルバムの中で、「生と死の幻想」と「残氓(Survivor's Suite)」の評価が高いのは頷ける。
今回は、あまり評価されていない他のアルバムも買ってみたが、この二枚にはかなわなかった。
これで、とりあえず、キース漬けから離れることにする。
でも、キースに関しては、気になっているアルバムはまだまだあるので、そのうちまた漬かってみようと思う。
 


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