■ オスカー・ピーターソン「カナダ組曲」 by富良野のオダジー 2012年09月28日(金)

  36,346 byte今朝の富良野は“順調”に寒い。
今日の最高気温予想は17度。
昨日は平取(びらとり)町まで行ってきた。富良野から約120km。国道237号線をずっと走る。
国道237号線は、旭川からまっすぐ南下し日高に抜け、浦河までの国道、260km。(調べて初めて分かった)
日高までは行ったことがあるが、平取はまったくの初めて。平取は、雪があまり降らないことで有名で、年によってクリスマスでもゴルフができるそうだ。
私がゴルフに熱中していた頃、富良野のゴルフシーズンが終わってから、そして始まる前に、「平取カントリー倶楽部」でプレーする人が大勢いた。
今日の一枚は、ピアノのオスカー・ピーターソンの「カナダ組曲」
以前にも書いたと思うが、オスカー・ピーターソンに対しては、若い頃はずっと偏見があり、聞いたことがなかった。(当時、あまりにポピュラーだったので)
大人になってから、「We Get Requests」を聞いて、すっかり気に入ってしまった。
それで、その後何枚かレコードやCDを買ったのだが、ピンとくるものがなかった。
ところが、東京の我が“ジャズ友”から、久し振りに下記のようなメールが届いた。

『この夏の間、落ち着いてじっくりとジャズを聴く時間は少なかったです。
それでも、新規に入手したいくつかといえば・・・、"HEAR YE!!!!HEAR YE!!!!" THE RED MICHELL-HAROLD LAND QUINTET、"STAN GETZ WITH CAL TJADER"、"THE OSCAR PETERSON TRIO / CANADIANA SUITE"、このあたりでしょうか。
特にオスカー・ピーターソンの「カナダ組曲」は、以前から気になっていたアルバムが、6月にCD発売されてようやく手に入れました。
ピアノトリオというオーソドックスな演奏で聴きやすく、ときおり流しています。
これからの季節、何枚かあるROBERTA GAMBARINIのボーカルが流れる機会が多くなります。』

私も「カナダ組曲」は何かで読んで、ちょっと気になってはいた。一度注文しようと思って、踏み止まった一枚でもあった。
聞いてみて、これがいいのである。
オスカー・ピーターソンは技巧があって、いっぱい弾けることがいい面と、ちょっとウルサイ感じになるときがある。
ここでも、もちろんいっぱい弾いているのだが、実に「品(ひん)」があるのだ。オスカー・ピーターソンファンには、申し訳ないが、見直した。
ジャズ友よ、ありがとう!
 


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