|
コルトレーンに関する2冊の本をちょっとずつ並行して読んでいる。 それで、このところコルトレーンモードになっている。 最近、「ライヴ・アット・バードランド」のCDが届いた。 このCDは私の頭の中に、入っていなかった。何かのすれ違いだと思うけれど、コルトレーンファンを自認している私が初めて聞くのだ。「えっ」と言われるかもしれない。私だって、「えっ」と思う。 一曲目は、私の大好きな「アフロ・ブルー」だ。とは言っても、アフロ・ブルーだって、2008年に買った「Live Trane The European Tours」に収録されていたのを初めて聞いて好きになったのだ。つまり、コアに聞いていた若いときは知らなかったことになる。 ヨーロッパライブのアフロ・ブルーをいいと思ったのだが、バードランドの方がもっといい。とにかく、ドラムのエルヴィン・ジョーンズが凄い。ヨーロッパライブのドラムもエルヴィン・ジョーンズだから、もしかしたら同じぐらいいいかもしれないが、録音が全然違う。 バードランドの録音では、エルヴィン・ジョーンズがど〜んと出ていて、コルトレーンとのやりとりが迫力満点なのだ。 後の、コルトレーンとドラムのラシッド・アリとのデュオ「インターステラー・スペース」に通じる。 ラシッド・アリに通じるといっても、エルヴィン・ジョーンズが“前”段階という意味ではない。 コルトレート+ドラムという演奏スタイルとして、通じているということだ。 実は、後期のコルトレーンの中では、「インターステラー・スペース」は私の中では、かなり上位にくる。 |
|
|