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「浜田均還暦記念音楽会」が1月14日にあり、上京した。 皆様ご存知のように、当日の東京は記録的な大雪。私はその日、旭川空港から午前の便で飛んだのだが、少しの遅れで無事に羽田空港に到着できた。 その後の便は、全部欠航になったようで、相変わらず“小さな幸運”にはいつも恵まれる。 小さな幸運をいっぱい貯めたら大きな幸福になるかというと、そうはいかないようだ。小さな幸運はそれだけで完結する。 でも、幸福には変わりがないので、ちゃんと感謝はしている。 東京に着いてからも、電車が遅れたりしていたが、なんなく会場である成城ホールに着けた。むしろ、早過ぎた感じだった。 ハマキン(浜田均)は、他のメンバーとリハーサルをしている最中だった。 会場で待ち合わせた私の「ジャズ友」である先生も雪の中来てくれて、楽しい再会になった。 演奏は素晴らしいものだった。 正に、ハマキンのこれまでの音楽人生のすべてが垣間見れた。ピアノとのデュオ、フォースでのカルテット、尺八のジョン・海山・ネプチューンとのジョイントなど盛り沢山のコンサートだった。 率直な印象は、「ハマキンはうまい!」のひと言に尽きる。ジャズのミュージシャンとしてずっとやってきただけでも自慢だが、私が本当に自慢したいのは、ハマキンの演奏技術の素晴らしさだ。ホントにみがきがかかってきた。 以前ハマキンに、「ヴィブラフォンは日本一うまいんでしょ」と言ったら、「世界一だと思っている」と笑顔で答えた。世界のことは私には分からないが、そう思わせる演奏だったことは確かだ。 写真は、今朝の富良野。 マイナス20度の世界があった。今シーズンはなんか、マイナス20度を越える日が多いような気がする。 |
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