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台風一過のような感じで、今朝は昨日までの雪と強風がウソみたいな穏やかで真っ青な空! 今日も少し早く起きたので、少し早くフォーラムフラノに来た。やることはいっぱい溜まっているが、ちょっとズルして、ジャズを聞いた。 次のワイワイ日記で紹介するが、「ジョン・コルトレーン インタヴューズ」という本を読み終えた。トイレに置いといて、ちょっとずつ読んでいたものだ。 その影響もあって、やっぱり、コルトレーンが聞きたくなった。今朝聞いたのは、「Live at Village Vanguard Again」 。 1966年録音のかなり激しい演奏のCD。コルトレーンが亡くなるのは1967年なので、前年ということになる。 この時期のコルトレーンは“普通”には聞けない。それなりの覚悟が必要である。 「ダメなら、途中で止めればよい」と決心してかけた。それが、最後まですんなり聞けた。 今更ながらだが、コルトレーンを聞くには、コルトレーンと一体にならなければならない。つまり、「イェッー」とか声をかけて、軽い気持ちでスイングする音楽ではないのだ。 あるイメージが浮かんだ。 地下の防音された部屋の真ん中に、私が一人座っている。そこにあるものはオーディオシステムだけ。もちろん「大音量」である。 音に埋め尽くされた、薄暗い空間の中で、音そのものに身をゆだねる。 よく、「何か一つだけ願い事が叶うなら、あなたは何を望みますか?」みたいなシチュエーションに出会うことがあるが、今日の私なら迷わずに、このイメージした部屋とオーディオシステムがほしいと答える。 まったく実現不可能な“夢”でもないと思う。まあ、還暦を目前にして、また新たな目標が一つ増えたという感じだ。 あ〜、果たして、間に合うか。(残り時間は、そんなに多くない。トホホ・・・) |
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