■ ジョン・コルトレーン「Live at Village Vanguard Again」 by富良野のオダジー 2013年03月04日(月)

  67,545 byte台風一過のような感じで、今朝は昨日までの雪と強風がウソみたいな穏やかで真っ青な空!
今日も少し早く起きたので、少し早くフォーラムフラノに来た。やることはいっぱい溜まっているが、ちょっとズルして、ジャズを聞いた。
次のワイワイ日記で紹介するが、「ジョン・コルトレーン インタヴューズ」という本を読み終えた。トイレに置いといて、ちょっとずつ読んでいたものだ。
その影響もあって、やっぱり、コルトレーンが聞きたくなった。今朝聞いたのは、「Live at Village Vanguard Again」
1966年録音のかなり激しい演奏のCD。コルトレーンが亡くなるのは1967年なので、前年ということになる。
この時期のコルトレーンは“普通”には聞けない。それなりの覚悟が必要である。
「ダメなら、途中で止めればよい」と決心してかけた。それが、最後まですんなり聞けた。
今更ながらだが、コルトレーンを聞くには、コルトレーンと一体にならなければならない。つまり、「イェッー」とか声をかけて、軽い気持ちでスイングする音楽ではないのだ。
あるイメージが浮かんだ。
地下の防音された部屋の真ん中に、私が一人座っている。そこにあるものはオーディオシステムだけ。もちろん「大音量」である。
音に埋め尽くされた、薄暗い空間の中で、音そのものに身をゆだねる。
よく、「何か一つだけ願い事が叶うなら、あなたは何を望みますか?」みたいなシチュエーションに出会うことがあるが、今日の私なら迷わずに、このイメージした部屋とオーディオシステムがほしいと答える。
まったく実現不可能な“夢”でもないと思う。まあ、還暦を目前にして、また新たな目標が一つ増えたという感じだ。
あ〜、果たして、間に合うか。(残り時間は、そんなに多くない。トホホ・・・)
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -