■ 「客付け」 by富良野のオダジー 2013年09月19日(木)

  34,997 byte昨日はフォーラムフラノは定休日で、一応私も休みなのだが、朝から働いた。
麓郷の森で、修理のために取り外した、テラスの板をトラックに積んで運んだ。ストーブの薪にするのだ。その板が結構たくさんあったので、今日はちょっとした筋肉痛。
戻る時に少し遠回りだが、八幡丘(やはたおか)を通るルートにした。写真はその時のもの。以前は真ん中に小屋が建っていて、「ひらけ!ポンキッキ」のロケにも使われたこともある、有名なポイント。
今日は、オフィスフラノ不動産部として、初めての仕事らしいことをやった。
なんのこいとはない、土地の売買物件を持っている不動産屋さんに電話して、資料をFAXしてもらっただけだ。ただ、ちゃんと会社名を名乗って、仕事の話をするのはそれなりに覚悟は必要だったことは確かだ。
近いうちに、その土地に興味のある人を案内することになる。
こういう行為を不動産業界では、「客付け(きゃくづけ)をする」といい、その不動産屋さんを「客付け業者」という。そして、売買物件を持っている不動産屋さんを「元付け(もとづけ)」業者という。
不動産を購入するお客さんは、どちらの不動産屋さんに媒介(今は仲介ではなく「ばいかい」という)してもらっても、支払う手数料(不動産屋さんへの報酬の限度額)は変らない。
私はこのシステムがあるから、不動産業に興味を持ったと思う。自分で探してくる売りたい土地や建物だけではなく、他の業者の方が持っている物件も取り扱える可能性が高いということだ。
つまり、新参者でも、多くの物件をすぐにでもお客さんに紹介出来るのだ。
インターネットが進んだお陰で、不動産業界は今後ますます、物件の情報をオープンにしていく方向のようだ。何回かセミナーに参加しても強く思った。
これからの不動産業で、一番大切なことはお客さんの要望をきちんと理解出来るかどうかだと思う。お客さんの要望を理解することにかけては、不動産業界にいなかった私でも、今までの経験が役に立つはずだ。むしろ、不動産業界にいなかったからこそ、お客さんの立場で考えられると思う。
もちろん、もっともっと不動産の勉強をし続けることが前提だが・・・。
とにかく、頑張ります!
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -