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我がジャズの師である龍さんに会ったせいなのか、ちょっとジャズずいている。 久し振りに、CDを注文した。 私の大好きなアルトサックスのソニー・クリスの「The Joy Of Sax / Warm And Sonny」 だ。 オリジナルではなく、1977年録音の「The Joy Of Sax 」と1976年録音の「 Warm And Sonny」の2枚組のお得盤。 「The Joy Of Sax 」の1曲目を聞いた瞬間、渡辺貞夫かと思う雰囲気。渡辺貞夫がデイブ・グルーシンとやっているフュージョン系のもの。 ギターにリー・リトナーがいるし、エレキピアノやストリングスも使っている。なんと!1曲ヴォーカルも入っている。当時の最先端のサウンドなんだと思う。ソニー・クリスがこんなことをやっていたなんて知らなかった。 「The Joy Of Sax 」はソニー・クリスの遺作だそうだが、2007年のワイワイ日記にも書いたように、1977年11月にピストル自殺している。 この時期、長いキャリアの中でも、絶頂期的な活躍をしていたのに、残念だった。このCDに関しては、好き嫌い、賛否両論あると思うけれど、私は好きだし、いいと思う。朗々と吹いていながら、何処か悲しげなソニー・クリス。 それにしても、タイトル「Joy」は、ちょっと皮肉な感じだね。 |
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