■ フィル・ウッズ「ライヴ・フロム・ザ・ショーボート」 by 富良野のオダジー 2014年12月14日(日)

  52,956 byteジャズの廉価版のCDが相次いで発売されている。持っているものもあるが、今まで買おうと思って買えなかったものも、けっこうある。
今回紹介するのは、「JAZZ COLLECTION 1000」のシリーズから、サックスのフィル・ウッズの「ライヴ・フロム・ザ・ショーボート」
フィル・ウッズのアルバムで私が好きなのは、「アライヴ・アンド・ウェル・イン・パリス」「ミュジック・デュ・ボア」の2枚。
曲では特に「アライヴ・アンド・ウェル・イン・パリス」の「若かりし日」、「ミュジック・デュ・ボア」の「想い出の夏」が好きだ。
フィル・ウッズのアルトサックスは音色≠ェとにかく素晴らしい。艶やかで、重厚で、よどみく、朗々として、哀愁のある。まあ、アルトの良さをすべてを兼ね備えているのだ。
実は、フィル・ウッズのCDは他にも何枚か買っているが、聞くとなるとこの2枚になっていた。
「ライヴ・フロム・ザ・ショーボート」もそれほど期待していた訳ではなかった。ところが、これが大当たり!
私がイメージしているフィル・ウッズが、正に、現われた。
こういうことがたまに起きるから、やはりCDを買い続けることになる。フィル・ウッズお気に入り3枚目のアルバムがやっと手に入った。
ちなみに、「アライヴ・アンド・ウェル・イン・パリス」の録音が1970年、「ミュジック・デュ・ボア」が1974年、そして「ライヴ・フロム・ザ・ショーボート」が1976年。おそらく、この時期のフィル・ウッズが私にあっているのだと思う。
 


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