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ジャズの巨匠のひとりである、チャーリー・ミンガス(ベーシスト・コンポーザー・バンドリーダー・時にピアニスト)を急に聞きたくなった。 どうしてか、分からないが、色々“耳触りのいい”ジャズを聞き続けていると、昔聞いていた「これぞ、ジャズ!」を聞きたくなる。調べたわけではないが、“周期”があるかもしれない。私の感じだと、年に3、4回か? 巨匠を聞いて、ジャズを再確認し、また耳触りのいいジャズに戻っていく。 チャーリー・ミンガスは、レコードでけっこう持っているが、CDはほとんど持っていない。何かなかっただろうかと考えた。「もしかして?」とCDラックを探してみたら、「あった!」。見つけたのは、「ORIGINAL ALBAUM SERIES」 。 アマゾンのサイトでこのCDを見ると、「お客様は、2012/3/27にこの商品を注文しました。」が上の方に出てきた。と、いうことは3年前に買うだけ買って、ほぼそのままになっていたようだ。聞いた記憶がない。 しかし、今朝、聞いてみたら、これがいいのだ。チャーリー・ミンガスのベース演奏がカッコイイのもあるが、コンポーザーとして曲全体がミンガスになっているのは、今更ながらに、ミンガスの天才性がうかがい知れたような気がした。 その中で、特に、サックスが素晴らしい。ジャッキー・マクリーン、 カーティス・ポーター・・・。安心できるボス(チャーリー・ミンガス)のもとで、のびのび吹いている。でも、フッと思ったのだが、ジャッキー・マクリーンの演奏はスゴイのだが、それは、ミンガスの音楽としてのジャッキー・マクリーンのスゴイさという感じに聞こえた。それだけ、チャーリー・ミンガスがスゴイのだろう。 まだ、全部は聞いていないので、また明日聞こうと思う。 ちなみに、ワイワイ日記でチャーリー・ミンガスについて書いたのは、『2013年06月09日のチャーリー・ミンガス「Great Concert of Charles Mingus」』。 ちょっと気になったので、「耳触りのいい」について調べてみた。 聞いた感じが耳に心地良意味で使われる表現。「耳触り(みみざわり)のいい」と「耳障り(みみざわり)」とが混同される。「耳障り」とは耳にした時に不快に感じられるさまを意味する語である。ちなみに、「耳触りのいい」も広く使われるが、誤った表現であるという意見も多い。 |
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