■ ドナルド・バード「フュエゴ」 by富良野のオダジー 2007年09月30日(日)

  34,631 byte昨日の夜、地球温暖化がもたらす被害の状況をテレビで放送していた。
天候異変の映像は見慣れてはいるが、改めてその凄まじさを実感した。しかし、私がその画面に釘付けになったのは、アリと蚊の被害の実態だった。
温暖化の影響で、従来は生息していなかったアリが大量に発生し、人間を刺す。時には、死に至らせるほど、針が毒性を持っている。実際に被害にあった人も写していた。
蚊は台湾の状況を取材していたが、説明によると、日本にいつ上陸してもおかしくないそうだ。台湾とは飛行機や船で、人と物が頻繁に行き来している。この現状では、被害をもたらす蚊の上陸を阻止するのは、かなり困難だ。
自分のことをまず考えるオダジーとしては、テレビを見ながら、こう考えた。
蚊の上陸の危険地域を日本の地図で示していたのだが、さすがに寒い北海道は、はずれていた。これから、冬に向かって、寒い日が続くのはイヤだけど、寒いことで“良いこと”もあるんだと。
そして、「地球温暖化の時代は、北海道が注目される」と、飛躍した。そうか、これからは、北海道の時代だ! 寒いことがマイナスではなく、プラスになるのだ!
久し振りに、今朝、ジャズのレコードを聞いた。トランペットのドナルド・バードのレコード「フュエゴ」
いかにも、モダンジャズという感じ(いい意味で!)のレコードで、ジャズ喫茶(だいぶ昔だが)でも人気だった。
この手のレコードは、あまり聞く気にならなかったのだが、どういう訳か今日は聞きたくなった。今まで何回も聞いたことがあるが、新鮮な気持ちで聞けた。
ドナルド・バードもいいのだが、わたし的には、アルト・サックスのジャッキー・マクリーンが、やっぱり、グッとくる。ジャッキー・マクリーンのレコード・CDも沢山持っているが、もしかしたら、最初にジャッキー・マクリーンを好きになったのは、このレコードからかもしれない。
力強いが、どこか憂いもある、ジャッキー・マクリーンのアルト・サックスに、久し振りにしびれました。
この時代(1950年代の終わり頃)って、やっぱり、ジャズがジャズだった時代なんだと、一人納得した朝だった。
 


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