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毎朝見ている白樺の葉の黄色い色が、今日は少し茶色っぽく見えた。もうそろそろ紅葉も終わりそうだ。 2、3日前から“雪虫(ゆきむし)”も飛んでいる。子供の頃から、この雪虫を見ると、「ああ、もうすぐ雪だ」とつぶやいてしまう。子供の頃は、今のように、石油ストーブがまだなかったので、本当に寒かった。 雪虫というとロマンチックに思えるかもしれないが、当時はなんとなく、寒くなることへの、わびしさみたいなものも感じたものだ。 写真は、「麓郷の森」で倒れた樹を我が父がチェンソーで切ってくれたものだ。フォーラムフラノで使うのだが、毎日一抱えぐらい燃やしたとして、何日分あるのだろう。 木はすぐ燃えてしまうので、ちよっとずつ燃やしている。お客さんが喜んでくれるタイミングを狙って、燃やそうと思っている。後は、石油ストーブをつけている。 たまに、自分のために、朝早くから薪を燃やすことがある。炎をじっと見ながら、好きなジャズを聞き、コーヒーを飲む。まあ、こういうのを「至福の時」というのでしょうか。 もうすぐしたら、外は雪がしんしんと降っているというシチュエーションも待っている。 |
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