■ ソニー・スティット「シッツ・イン・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ」 by富良野のオダジー 2008年01月07日(月)

  45,487 byteもう正月から一週間が過ぎた。あっと言う間だった。
今年の正月は子供たちが三人とも帰ってきているので、家族がちょっと昔に戻ったような雰囲気になっている。
なんだかんだ子供と話していると、ずっとこのままで時が過ぎていくように錯覚してしまう。あと2、3日もすれば、子供たちはいなくなり、娘はいよいよ4月から就職なので、完全に親から離れることになる。
親が面倒を見ている子供という意味での家族の正月は今年が最後だ。来年になれば、双子の息子たちも独立する。
親として一つの大きな区切りになる。もちろん、うれしいし、ホッともする。ただ、私にはやることがまだまだ山ほどあるので、ホッとしてはいられない。子供の成長の感慨にふけるヒマもないのだ。負け惜しみではなく、これは、やっぱり、これで、いいことなんだと思う。自分のことで精一杯で、必要以上に子供のことを考えられない、考えない。
今日のジャズは、サックスのソニー・スティットの「シッツ・イン・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ」
ソニー・スティットのアルバムでは、「テューン・アップ」が大好きで、どういう訳かレコードが2枚あった。間違ってダブって買ってしまうほど好きだった。テューン・アップ以外でも、スティットのアルバムは何枚かあるのだが、ピンとこなかった。
ソニー・スティットは、朗々と、どこまでも朗々と吹き切る感じが気持ち良いのだけれど、「シッツ・イン・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ」は正に吹き切っている。ワンホーンで、しかもバックがオスカー・ピーターソン・トリオで、申し分なし!
オーネット・コールマンを聞いたり、ソニー・スティットを聞いたり、やっぱり、ジャズって、素晴らしい!
 


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