■ 小林久隆著「がんを瞬時に破壊する光免疫療法」 by 富良野のオダジー 2023年04月30日(日)

  101,655 byteいや〜、驚いた。
テレビだったか、インターネットだったか覚えてないが、とにかく2冊の本を昨年12月に買った。
がんを瞬時に破壊する光免疫療法 身体にやさしい新治療が医療を変えるがん光免疫療法の登場
私はがん関係の本は20冊ぐらい読んでいると思う。
特に近藤誠先生(昨年、虚血性心不全でお亡くなりになった)の本は2013年から、自身にがんの症状が何もない時から読んでいた(“縁”としか言いようがない)。
実は2021年10月に渋谷の「近藤誠セカンドオピニオン外来」で近藤先生に診察していただいたて、貴重なご意見を伺うことが出来た(今も私の治療の指針にしている)。
近藤先生に対しては色々な意見があります。ただ、医師の立場で大多数の医師と違うことを言い続けて、“成り立っていた”のは事実です。
私としてはそれが不思議でした。近藤先生が“まかり通っていた”のが不思議でした。世の中から抹殺されずに、私にまで本を通して先生の存在を教えてくれた(読書は真実に辿り着く貴重なものです)。
私としては、本も読ませていただき、直接先生にも会えて(亡くなる10ヶ月前!)仏様に、縁に感謝です。
ただ、病気の治療でも、人生でも、何でも、選択するのは自分です。あくまで、自分で考え、決断し、結果も自分で受け入れるしかありません。私はいつも縁を起点に物事を考える“クセ”があります。
まったく偶然に近藤先生の本を読んでいた→病気なった→インターネットで調べたら近藤先生が「近藤誠セカンドオピニオン外来」を開いていた→申し込んだら診察してくれることになった→診察に行く(主治医にも了解を得ました)。
現在のところ、手術する前より調子は良くなっています(もちろん、手術前より身体のことは注意しているが)。
昨シーズンは断念したスキーも、今シーズン(2022年12月中旬〜3月末)は37回スキー場に行き、今は週2回ペースでゴルフをプレーしています。
さて、やっと今回の本題の「がん光免疫療法」ですが、これが凄い。2020年9月、日本で光免疫療法に使う薬と光を当てるレーザー装置の製造販売が承認された。対象はまだ限定的だが、詳しくはこの2冊を読んでください。
この療法は、世界規模で小林久隆先生がけん引している。このまま進めば、この分野で日本が先進的な役割を果たして全世界に広がっていく可能性がある。
まさか、こんな物凄い重要なことを日本人がやっていたなんて、素晴らしい!
一日でも早く、誰でも治療が受けられるようになってほしい。
 


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