|
今日の朝方は、大荒れの天気だった。 普段は、雨が降ろうが、ヤリが降ろうが(この表現も古い?)、目を覚ますことはないのだが、さすがに今朝は窓から外を覗いてしまった。 ピカッ、ドドド、ドッカーン、ピカッ、ドドド、ドッカーン。カミナリがもの凄く、しかも連発。すぐ近くに落ちた感じだし、家が揺れたように感じた。 カミナリは夏のものだと思っていたし、雪が積もったこの時期のカミナリって、雪を伴うのだろうか。カミナリと雪、私の記憶にはありません。 今日も、雪は降らなかったけれど・・・。 フォーラムフラノに来る頃には、風が強い程度で、荒れた天気ではなかった。 だいぶ前に届いていて、まだ聞いていなかったピアノのバド・パウエルの「ザ・ジニアス・オブ・バド・パウエル」 を聞いた。 バド・パウエル派といわれるピアニストのレコードやCDはいっぱい持っているし、聞いている。バド・パウエル派といえば、私はすぐハンプトン・ホーズやバリー・ハリスを思い浮かべるが、バド・パウエルは、「モダン・ジャズピアノの祖」とも称されるので、他にもバド・パウエル派は大勢いる。いや、私の好きなピアニストのほとんどがバド・パウエル派といっても過言ではない。 それなのに、バド・パウエルはほとんど聞いていなかった。 唯一聞いていたのが、「クレオパトラの夢」が入っている人気盤「ザ・シーン・チェンジズ」 。 このCDはバド・パウエルの絶頂期といわれている1949年〜1953年の録音ではなく、録音は1958年。絶頂期でなくてもいいものはいいのだけど・・・、とは思っていた。何故、絶頂期のアルバムを聞いていなかったかというと、古い録音なので、曲の時間も短く、音質も良くないので、なんとなく敬遠していた。 しかしである。気が向いて「ザ・ジニアス・オブ・バド・パウエル」を買ったのである。 初めて、バド・パウエルの“凄さ”を実感した。特にトリオの演奏の「ティー・フォー・トゥー」と「ハレルヤ」を聞くと、バド・パウエル派のピアニストが目指した演奏が何だったのかが良く分かった。 凄い! バド・パウエル派ではない、バド・パウエルそのもの音楽がある。(今まで、気づかなくて、ごめんなさい!) 絶頂期のCDをあと何枚か買うつもりだ。 |
|
|