◆インターネット富良野のお荷物◆
「工作系の丸さんの改造計画」

           1998/02/17   by 丸山 一敏


高校時代国語で赤点連発の自分は作文大嫌いである。自称「ラジオ小僧」の自分は、電子・電機・工作・自動車が大好きで文化系のことは苦手である。本は読んでも電気の専門書か漫画くらいで、唯一文化的なものといえば、自分で作ったラジオで聞く音楽放送ぐらいのものであった。だから面白いことは書く気がしない、いゃ、書けないのである。とどめは、遠距離恋愛中の彼女にふられた言葉が「あなたの手紙は誤字脱字ばかりで住所まで間違えて書くから嫌い」これが決定的に作文嫌いにした。こんな自分であるので文化系が多いインターネット富良野ではちょっとお荷物なのかもしれない。

しかし、こんな自分でも先輩たちに刺激され少しは書くことが出来るようになった。きっかけはJC(青年会議所)に入会したことである。富良野からの便りに前出の日里さんや西本さんは体育会系と文化系を足して2で割ったような人たちで、これから書く予定の小田島さんはバリバリの文化系である。特に小田島さんは音楽家・写真家・芸術家・学者といった文化系の人たちとの交友も多くいろいろの人たちを紹介してもらった。

JCの理事長やPTAの役員などで文章を書く機会が増えて仕方なし書いている内にほんの少し自信もついた。本当のところは「ラジオ小僧」だった自分が、大人になってラジオからマイコンそしてパソコンへと移り変わっていく内にハンダゴテからキーボードへと変わっていったことに過ぎないのかもしれない。昔のラジオは自分で作るものマイコンZ80といったCPUを半田付けして作った。初めて買ったパソコンはPC8000フロッピーなんて無くてカセットテープにプログラムを録音した。PC8801を買ってワープロのお世話になってから少し書くことが楽になった。

インターネット富良野をつくろうと誘われてもあまり乗り気ではなかったのだけれど、今は完全にインターネットにはまってしまった。自分のHPが出来て日記も時々書いている。HPも少しは自分で手直し出来るようになった。今年は作文能力も強化して「工作系改め工作文化系」へ改造するゾォーと宣言するが改造への道は険しい。


(1998.2.17 丸山 一敏)

メールアドレスstaff@furano.ne.jp
インターネット富良野事務局



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