おめでとう!!おめでとう!!の
ハッピーウエディングでおめでとう!!

1998/5/25   by 日里 雅至(にっさと まさし)

カァーンカァーンカンカンカン・・・・・・拍子木の音。 場内照明暗く、幕が開く、ドライアイスのなか発起人代表紋付きはおり袴、喋り出す。場内何だこれは驚き、ざわめき注目の視線、背中に冷や汗、動揺しているがそんなそぶりを見せず第一声私このような格好をしておりますが新郎ではありません。ここからすべてが始まった。

高い席からではございますが只今より大瀧哲也君羽野真由美さんの結婚祝賀会をはじめさせていただきます。発起人代表の日里雅至ともうします。よろしくお願いいたします。本日はお日柄も良く、まさに五月晴れ結婚式日よりでございます。誠におめでとうございます。結婚祝賀会の開会の様子である。発起人代表を引き受け、悩んだ。

本来はお祝い事であるので形通りにつつがなく、厳粛に格調高く声高くが普通のコンセプトである。が、しかし、今回は180度変わっていた。富良野の結婚式は会費制で発起人が取り仕切るのが通常のパターンだが、現在は、ホテルが何から何までやってくれ発起人の仕事はないに等しい。またまた、が、しかし、である。新郎新婦の強い要望、普通はイヤ!!新しい形の21世紀を見据えた夢のある、枠にはまらない、こだわり祝賀会をと希望したのである。

この話しの噂が噂を呼び、二人のキャラクターもあり町中の関心と期待と注目を浴び、「祝賀会はどうしたら見れるのか?」の問い合わせまであった。悩む。期待を裏切れない。もう後へは引けない。そして考え出したコンセプトが、「ちょして・びっくり・元気良く、顰蹙、ご批判かえりみず・冷たい視線も気にせずに、行くぞ楽しく・腹くくり期待に応える・手作り祝賀会」。

本当にやったのである。フラニスト全員集合!!打ち合わせを幾度も行う。酒が入る。演出企画話しで盛り上がるどうにもとまらないの山本リンダ。練りに練り前代未聞、前日リハーサルまで行なった。当日みんな真面目に腹をくくってのである。新郎新婦入場では先導役にあの小田島忠弘さん。入場の音楽を謡い佐々木淳さん鳴り物西本伸顕さん第一回富良野洲芸術文化大賞に輝き、倉本先生御用達のゴールデンコンビの高砂の曲にのり高砂タンポンタンポン。いきなり場内大受けである。その後の成りゆきは残念ながら文章、言葉では到底言い表せ無いし表現できません。皆さんのご想像に任せます。

祝宴の出し物は、幸せ音楽隊。木曽節隊。ニッカポッカ隊。ジャンケン隊。かぶりもの隊。せんどう隊。豪華絢爛、若さの爆発、笑いいっぱい、幸せいっぱい、胸一杯のお酒もいっぱい、芸もいっぱいの祝宴。フラニスト全精力出し切り、満足の盛り上がり、人の迷惑顧みず時間のたつのも忘れアットいう間の3時間。お疲れ様。

ビデオを取っていた中野社長が一言「僕500組位結婚式のビデオ取っているけど、初めてだなー凄いョー」司会者の本間さんもただただ笑うだけ。ホテルの吉田支配人は「本当面白かった、もう一回やりましょう」勘弁して下さい。

♪幸せになってね 私祈ってます♪

(1998.5.25 日里 雅至)

メールアドレスstaff@furano.ne.jp
インターネット富良野事務局



back