◆お待たせ!第二弾◆

1997/11/8   by 鮒志田 良

■「インターネットはリアルタイム性が命」だなんて、知った風な口を利いてしまったものだから、「早く書け書け第二弾」と編集長から矢の催促にあって、とりたててテーマもないままキーボードとにらめっこという状態なのであります。むろんアクセスする側からすれば、いつ見ても変化のないホームページなんてなーんの魅力も感じないわけだし、インターネットユーザーが、基本的に「新し物好き」であることを考えれば、常にホットな情報を提供し続けることがホームページ開設者の最低限の礼儀というものなのでしょう。

というわけで、「インターネット富良野」の設立メンバー5名が、リレー形式で、「富良野の今」をリアルタイムに伝えていこうじゃないのということになり、さて小生が栄えある第二走者というわけなのだけれど、第一走者からすでに二週間以上もタイムラグがあるわけで「いったいどこがリアルタイムなんじゃ」と自ら反省しきりなのであります。

で、わかったのだけれど、情報発信というやつは情報を発信する側に「これだけは伝えたい」という使命感・沸々とわき起こるエネルギーのようなものがあって、そうしたテンションを持続する覚悟がなければだめなのですね。6月に更新したっきりのホームページ(小生の)を人前にさらしておいて、平然としていられるようなたるんだ感性では情報発信者として失格というわけです。

とまあ、そういうことで、今回、第二走者としては役者不足のネタ不足であることを告白し、リレーエッセイの遅れてしまったことへの懺悔でもってお茶を濁させていただきますが、次回以降は本業であるところの農業関係従事者として、「富良野の農業にまつわるエトセトラ」を時代を射抜く鋭い感性?で情報発信していきたいと思っているのです。(ホンマかいな)

■我らが「インターネット富良野」開設のキーワードはconvivial(コンヴィヴィアル=「ワイワイガヤガヤ・宴会気分で・陽気に楽しく」といった意味)。しかつめらしい顔をせずに、インターネットというエキサイティングなメディアを「ワイワイガヤガヤ、街ぐるみ宴会気分で利用していこうじゃないの」というお気楽極楽思想なのです。 そう遠くない将来、このメディアが私たちの暮らしになくてはならない情報インフラとして、コンヴィヴィアルに機能する日を夢見て「インターネット富良野」は今日もゆくのだ。(1997.11.8 鮒志田 良)

メールアドレスstaff@furano.ne.jp
インターネット富良野事務局



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