ありゃ!? もう2月だ!

1999/2/18   by 淫多 楽汰

■「あけましておめでとう!」といってから、早くも一ヶ月が過ぎてしまいました。なにやら忙しいふりをしているうちに、1年があっという間に過ぎて、また新しい年が来たと思ったら、もう2月も半ば。(いやになっちゃう!)

毎年、「今年こそ!」はと思うのですが、年の終わりには「来年こそ!」になる1年の繰り返しです。「今年こそ、そうならないように」と、おとそ気分で心に念じた今年の幕開けから早くも一ヶ月半。嗚呼、光陰矢のごとし!(毎度のこと)

■今年の富良野は大雪です。豪雪と呼んでも良いのではと思うぐらいの降り方。天 からの手紙もあまり来すぎると、恨めしくなります。確かに「雪はね」(雪かき・除雪)は冬期間の運動不足の解消にもってこいなのですが、今年は体を壊してしまうのではないかと思えるほどです。過ぎたるは及ばざるがごとしなのです。

大雪の中つらつら考えるに、北海道の生産性の低さは、この除雪作業にあるのではないかと疑う毎日です。朝、会社に出かける前に自宅の「雪はね」。会社に着いてからまた、仕事前に「雪はね」。この労力たるや半端ではありません。「さあ仕事開始!」の時には疲れ切って動く気にもなれないなんて事になってしまいます。これは大きなハンディキャップだと思うのですが、こんな事を思うのは私一人でしょうか?

除雪作業を業者に委託しても費用がかさむし、ロードヒーティングなんて事を考えた日には破産間違いなし!(ただし私の場合ですが.....)北海道の人は本当に大きなコストを雪に払っています。

■恨めしげに雪の話をしてみても、基本的には雪の降るこの富良野が大好きです。雪のない冬なんて心理的に受け付けることができません。ここ数年は暖冬で雪も少なかったのですが、やはり当たり前のことは当たり前でなければいけません。つまり、冬は寒く雪もたくさん降って、夏は猛暑といわれるくらい暑くなるのが一番だと思います。「季節の商品がたくさん売れて、農作物も生育が良くて、そして景気も良くなる」なんて単純ではないにしろ、そんな思いをめぐらせる今日このごろです。

■2月14日はセントバレンタインデー。今年は悲しいかな日曜日。義理チョコは大幅に減る見通しとのマスコミの論調でしたが、世の男性諸君の成果はいかがでしたか?

本当の実力は今年ハッキリしたはずです。減って当然、それがあなたの人気のバロメーター。この不景気にましてや日曜日という好条件に女性陣が節約を決め込むのは当然です。義理でチョコを配るような浪費家はいるはずがありません。

「そんなことはない。私は昨年並み」という方がいるかもしれません。しかし、ただ数が減らなかったからといって、もてると威張ってはいけません。それはあなたの周りの女性が天使のように優しいおかげだと肝に銘じてください。私の場合は昨年並み。バレンタインデー以降、私の周りの優しき女性たちに感謝を捧げる毎日です。

メールアドレスstaff@furano.ne.jp
インターネット富良野事務局



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