■ 六文銭'09「おとのば」 by富良野のオダジー 2009年10月12日(月)

  42,182 byte先日上京した際に、石井彰さんとお会いすることが出来た。
気を使ってくれたのだろう、私が泊っていた息子の部屋がある荻窪駅での待ち合わせだった。そこから案内されたのは中華のお店。ここがうまかった。(帰宅してから、息子に教えたのは言うまでもない!)
その時、六文銭'09のCD「おとのば」をいただいた。
石井さんは小室等さんや三上寛さんと知り合いで、最初に富良野でお会いしたときに、私たちが昭和59年に開いた「ふらのフラフラコンサート」のことで、いきなり盛り上った。
“縁”とは不思議なものである。
日本人だけだって1億人以上いるのに、そのうちの何人にしか会えないのに、知り合いがお互いの知り合いだという偶然。偶然は、必然で、必然は、縁で・・・(まあ、いい)。
実は、もうひとつの縁がまたあった。このCDの一曲「木の椅子」を作曲しているのが、なんと!私の知り合いであるウォン・ウィンツァンさんなのだ。
さて、「おとのば」である。
最初に聞いたときは違和感があった。
おそらく、この音楽に向かう心の準備、心の余裕がなかったのだと思う。
単純に、フォークソングをイメージしてかけてしまったのだ。(普通はそうだと思うよ)
途中で聞くのをやめようかとも思った。(でも、石井さんに申し訳ないし・・・)
ところがである。
私の心のある部分、もしかしたら眠っていたのかもしれない、ある部分がちょっとだけ目を覚ました感じになったのだ。
「あれっ?」
心地よい時間が流れ出したのだ。
それは、絵本を読んでいるような、童話を読んでいるような、気持ちになったのだ。
私の感じた違和感は、注意しているつもりでも、やはり大人というか、世俗というか、偏見というか、先入観というか、簡単にいうと、私の心が汚れているということだ。(あら、あら、断定してしまった!)
的外れなことを書いたとしたら、石井さん、ごめんなさい。
 


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