■ 成年後見制度 by富良野のオダジー 2011年02月03日(木)

  52,912 byte今日は、全国的に暖かくなったらしいが、富良野も暖かかった。
道路の氷は融けていた。
太陽って、スゴイよね。
プラス5度ぐらいまで、上げていた。
ここ一週間、あまり雪も降らなく、雪かきもしなくて良かった。
それだけで、感謝です。
感謝って、不思議だ。
寒い冬に、暖かい火があるだけで、感謝です。
この感覚は、やはり、北国に住んでいないと、実感しないのかもしれない。(しなくても、いいのだが・・・)
先日紹介したレコード「あのころ」のB面を聞いた。その時、時間がなくて、A面しか聞かなかったのだ。
実は、B面にタイトル曲の「あのころ」が入っていた。いつも聞くときはA面なので、うっかりしていた。「あのころ」、この曲は素晴らしかった。
曲もいいし、それぞれのミュージシャンが、もう完璧にいい。
ドラムの古澤良治郎はもちろん、ハーモニカのリー・オスカー、サックスの高橋知己には、しびれた。(ちょっと古いかね、この言い方)
ライナー・ノーツに、手書きの文が載っていた。

生きてて良かった!!
本当に皆さんありがとう!!
俺、うれしいです。
古澤良治郎

このレコードに対する想いが、ど〜んと伝わってくる。
まだまだ、私も諦めていません。
いつか、私も、こんな仕事をしてみたい。
午後から、「成年後見の現状と課題について」と題した、勉強会に参加した。
講師は、宮内康二さん。宮内さんは何回も富良野に来てくれている。私も話を聞くのは、二度目になる。
宮内さんは「成年後見制度が支える老後の安心 超高齢社会のセーフティーネット」という本も出版しているが、常に現場で活動している、成年後見の第一人者だ。
宮内さんの一度目の話を聞いたときから、成年後見には興味を持ち、私なりにちょっと勉強していたので、今回の話は良く理解できた。
ただ、成年後見制度は身近にありながら、なんとなくハードルが高く感じるのは、「シロウト」が何処まで踏み込めるのか、という不安があるからだと思う。
私は、専門家や行政、そして市民がそれぞれの役割を持って、一緒に進めることが必要だと思っている。
大切なのは、困っている人をみんなでサポートする仕組みを作ることだ。
もちろん、今だって、色々やっているとは思うけれど、一体感には欠けているような気がする。
成年後見制度を考えると、新たな地域づくりの可能性が見えてくる。
私がどこまで参加できるか分からないが、出来る限り、参加していきたい。
 


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