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最近、廉価版のジャズのCDがどんどん発売され、うれしいのはうれしいのだけれど、「今のうちに、買わなくちゃ!」という強迫観念にとらわれ、ちょっと焦る。 今日紹介するのは、昨年1000円で発売された、「ミーツ・ザ・リズム・セクション〜スイングジャーナル・リーダーズ・リクエスト」 と「フレンズ・フォーエヴァー〜ケニーよ永遠に」 。 「ミーツ・ザ・リズム・セクション〜スイングジャーナル・リーダーズ・リクエスト」のメンバーは、アルトサックスのバド・シャンク、ピアノのサイラス・チェスナット、ベースのジョージ・ムラーツ、 ドラムのルイス・ナッシュ。 『スイング・ジャーナル』読者の投票によりリストアップした、リクエスト・アルバムだそうで、2000年発売がオリジナル だと思う。 バド・シャンクはギターのローリンド・アルメイダがリーダーのグループ「L.A.4」のアルバム「なき王女のためのパヴァーヌ」と「ジャスト・フレンド」 を気に入っている。 2枚ともレコードで持っているのだが、バド・シャンクの“吹き切る”スタイルが大好きで、時々聞いている。このCDも、いつものように吹き切っているし、「リクエスト・アルバム」の企画通り、曲も「ベサメ・ムーチョ」「いつか王子様が」「アイ・リメンバー・クリフォード」など聞きたい曲が並ぶ。 そして、同じシリーズのもう一枚は、「フレンズ・フォーエヴァー〜ケニーよ永遠に」。メンバーは、ベースのニールス・ペデルセン、ピアノのリニー・ロスネス、 ドラムのイオナス・ヨハンセン。タイトルのケニーとは、ピアノのケニー・ドリューで、このCDはケニー・ドリューの長年の相棒だったペデルセンがケニーに捧げたアルバム。 1曲目が大好きな「ハッシャ・バイ」。女流ピアニストのリニー・ロスネスのピアノが美しい。 ケニー・ドリューとペデルセンのデュオのCD「DUO」と「DUO2」は私の愛聴盤。 ちなみに、「フレンズ・フォーエヴァー〜ケニーよ永遠に」のオリジナル は1998年発売だと思う。 |
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