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ゴールデンウィークもいよいよ明日を残すのみとなった。 5月3日、4日は残念ながら雨だった。今日も少しは降ったがまあまあの天気だった。 今朝、早めにフォーラムフラノに来て、寒かったので薪に火をつけた。 ストーブにあたりながら、何か聞こうとCDを探した。あまり聞いていない、モダン・ジャズ・カルテットとギターのローリンド・アルメイダが共演している「モダン・ジャズ・カルテット・ウィズ・ローリンド・アルメイダ」 をかけてみた。 ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンの音が割れ気味なのが気にかかる。すると、7曲目に「アランフェス協奏曲(Concierto De Aranjuez)」が出てきた。これがなかなかいい。 「アランフェス協奏曲」と言えば、私の場合はギターのジム・ホールの「アランフェス協奏曲」 。 早速、レコードをかけた。 何回聞いても、しみじみ良い。 ジム・ホールはもちろんだが、アルト・サックスのポール・デスモンドが素晴らしい。なめらかというか、自然というか・・・。このレコードは随分昔から持っていたが、数年前のある日、このデスモンドにすっかり感心して、続けてデスモンドのCDを何枚も買った。 改めて聞くと、ドラムのステーヴ・ガッドの切れるある音がいい。トランペットのチェット・ベーカー、ピアノのローランド・ハナ、ベースのロン・カーター、まあ全員がいい。 曲の始まりから終わりまで、無駄な音が何もない。すべての音が完璧につながりあっている。こんなことが起きてしまうんだねぇ。すごい! アランフェス協奏曲については、2008年にパコ・デ・ルシア「アランフェス協奏曲」を書いたので、こちらもどうぞ。 |
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