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ピアノのキース・ジャレットの「生と死の幻想」を聞いた。 レコードで持っていて、今から30年以上前(1980年頃)に買ったものだ。 キースを聞くとなると、「マイ・ソング」「ケルン・コンサート」や「ジャスミン」、「Still Live」になってしまい、なかなか「生と死の幻想」に辿り着かなかった。 何年振りに聞いたのだろう。最低でも20年振りぐらいにはなると思う。おそらく、あまり気に入っていなかったのだろう。 聞いてみたら、これが良かったのだ。スイングジャーナル選定「ゴールドディスク」にも選ばれた名盤なのだから、悪いはずはないのだが、その当時の私のジャズのテーマが違っていたのか。 まあ、それにしても、うれしかった。 新たな“金鉱”を掘り当てた感じだ。 早速、その当時のキースのアルバムを探してみた。ありがたいことに、ちょうど偶然にも、廉価版が発売されていた。 来週から、“キース漬け”になりそうだ。 こんな足元に金鉱が隠れているのが、ジャズなのだ。だから、CDを買い続けなくてはならない。 |
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