|
少し気が滅入ったときに、かけるレコード、かける曲は、だいたい昔から決まっている。 ここ2、30年の風雪に耐えてきたレコード、そして曲たちだ。 もちろん、ほとんどがジャズだ。 昨日の朝、ちょっと時間があったのと、ちょっとテンションが下がっていたので、たて続けにレコードをかけた。 途中から、“連想ゲーム”のように、次はこれだ、これを聞いたらこれだ、みたいな感じになり、突然、三上寛の「BABY」 が聞きたくなった。 どうして、三上寛になったのか、分からない。 ただ、最近、フッと「寛さん、どうしてるかなぁ」と、思ったことは、思った。 寛さんとは、昭和58年(1983年)に開催した「ふらのフラフラコンサート」でお付き合いさせていただき、その後も何回か交流があった。 今は時々ネットを見て、「あっ、ここでコンサートやっているんだ」とか、「今度東京に行ったとき、ライブに行こう」とか、勝手に思っているだけだが・・・。 ただ、ふらのフラフラコンサートが終わってから、寛さんが私たちに贈ってくれた言葉は、ずっと忘れない。 その言葉は、私が書いた「富良野が好き! フラニスト物語」の中の「ふらのフラフラコンサート」に掲載している。 「BABY」である。 1981年発売のレコードなのに、今聞いても全然古さがない。すんなり、すっと気持ちに入ってくる。なんとなく、うれしくなった。 今度こそ、上京する際には、ちゃんと調べて、ライブを聞きにいこうと思う。 |
|
|