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1.地域との活動報告 | 2.21世紀創造運動 | 3.多面的機能の発揮 | 4.国際協力活動(JICA) |
3.「多面的機能支払交付金」事業の取り組み | ||||||||||||||||||||||||||||||
農業の基盤となる農地・農業用排水の資源保全や環境を良くし食の安全、安心の向上を図ることを目的として、平成19年度より平成25年度まで「農地・水・環境保全向上対策」が行われました。 平成26年度より「日本型直接支払制度」の中での@農地維持支払、A資源向上支払に取り組んでいます。 沿革 私たちのまわりに広がる農地や農業用水は、食料生産の場としてはもちろん、大地や河川を守ったり水や空気をきれいにしたりと、地域環境を保全する役割も担っています。また、農村地域の緑ゆたかな景観は人々のこころに安らぎをあたえ、大地を育む共同作業のなかで地域の伝統文化が生まれていきました。農地は作物だけでなく、周りの自然や人々の心も守り、育てます。 こうした農地の環境は、農家の人たちを中心とする地域住民の共同活動によって守られてきました。しかしながら近年、農村地域では高齢化・過疎化・混住化がすすみ、地域の共同活動が難しくなっているのが現状です。少ない人手では管理しきれなくなり、荒れていく土地も出てくるようになりました。 農地・水・環境保全向上対策は、農地およびそれがもたらす資源を保つために、平成19年度より全国規模で始められた取り組みです。農家や地域住民だけでなくJA、土地改良区などの関係団体、ときにはNPOや都市住民の参画も含め、それらが一体となって農村の保全活動にあたります。 これによって農村の保全にかかる負担が軽減されるだけでなく、住民や団体が共同活動をとおして交流することで、農村全体の活性化にもつながっていくといわれています。草刈りや水路掃除といった共同活動を実施するほか、農地の周りに花を植えるなど景観形成をおこなうこともあり、農村の環境をより良いものにするため積極的に取り組んでいます。 その後、平成26年度より制度改正により法整備がされて平成27年度より、平成19年度より活動している事業が評価されて、現在に至っています。農地の多面的機能の維持支援対策が「農地維持支払」、地域の資源(農地、用水路、農道など)の資源向上を図る活動(農業者及び地域の一般市民で構成)が「資源向上支払」として地域住民が一体となり取り組んでいます。 私たちの地域でも、上富良野町4組織、中富良野町5組織、富良野市4組織が地域住民や自治会を中心に活動しています。 |
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活動の流れ ここでは東山地区環境保全会を一例に、「農地維持支払」「資源向上支払」の活動の様子をご紹介します。 基礎部分 草刈りや、水路・農道整備などの共同活動をおこなう
そのほかの活動 農地周囲の整備や、生態系・水質の保全、景観形成など多様な取り組みがなされている
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各組織の活動 私たちの町でも精力的な活動をみせ、成果を残している団体が数多く存在しています。水土里ネットはこうした組織と連携して、地域のみなさんとの交流をはかっていくとともに、農業の活性化に貢献しております。
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水土里ネットふらのの周辺地域における 環境保全団体一覧
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