45年という長い歴史と伝統に輝く富良野ライオンズクラブ第47代会長に就任し、いまさらながら、その責任の重大さと緊張感で身も心も引き締まる思いです。 昨年度は、結成45周年という大きな節目を全会員の総力で、大成功のうちに終えることができました。またL田村憲行・L福士祐三 お二人の名誉顧問が在籍され、現在77名ものメンバーを擁する名実共に誇れるクラブであります。これも富良野ライオンズクラブが結成以来歴代会長を始め、役員・メンバー全員が一丸となってたゆまぬ努力と研鑽を重ね「WeServe」を受け継ぎ、継続してできた賜物であると確信しています。 38才からライオンズに参加した私も56才になり、グットスタンディングなメンバーのおかげで今日まで続けてこられたと思います。また入会して依頼、多くの人達との出合い、地域との出合い、新たな価値観との出合いがあり、その全てが印象的で、刺激的で自らの人生を素晴らしいものへ導いてくれました。人は、この世に生をうけ、多くの人にお世話になり、幾多の恩恵を受けて今があります。自らの才覚や努力だけでは今日の自分はありません。私達ライオンズは、仲間と手を携え、報いを求めず、気持ちよく、楽しく出来る奉仕活動こそ、今までに受けた恩恵の恩返しであると考えます。 つぎに会長モットーですが、『和衷協同.心の奉仕』と致しました。「和衷協同」この四字熟語の意味は、「心を同じくして共に力を合わせ、仕事や作業に当たること」であります。私はクラブ運営に当たっては人間関係が第一であり、すべては「人の和」から始まり、全会員が活動であれ又奉仕にしても、「心の底から和らぎ合って、共に力を合わせることが最も貴いことだ」と考えます。 また「心の奉仕」とは、昨今の嘆かわしい世相を見るに付け、今は「物の豊かさ」から「心の豊かさ」が求められている時代に変わり、そしてライオンズクラブの奉仕は、常にWe Serveの精神のもと「感動の奉仕」でなければなりません。このような思いからモットーを決めさせて頂きました。 また、今年度の活動方針としてつぎの4項目を、重点事項として挙げさせて頂きます。
最後になりますが、今年度は、50周年に向けてのスタートの年になります。新しい時代への新たな1ページを、メンバー全員で付け加えたらと願っています。富良野ライオンズクラブの未来を信じ、温故知新を胸に刻んで、「ライオンズの誓い」にあるような、ライオンとしての品格を保ち、メンバーの一人ひとりが誇りと自信を持ち、大きく胸を張って、そのL字のマークを光り輝かすことが出来るよう、メンバー全員と足並みを揃え、和を大切に全力投球で頑張ります。宜しくお願いいたします。 |
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