「 TRY追Q」総合的な学習の時間
基本的すすめ方 / 1学年 / 2学年 / 3学年 / 異学年合同学習



(1) 地域の産業の現状や問題点について理解を深めるとともに、地域社会の構成員の一人として、各人なりにその解決・進展に努める態度を育てる。
(2) 地域で職業体験をすることによってそれぞれの職業に従事する人々の苦労や喜びを理解し、社会生活や生き方についての自覚を深める。
時数 学習活動 (全45時間) 教師の支援
6 1.麓郷の基幹産業である農業や観光はどどのようなものがあり、どのような問題点があるのだろうか

@ 全体オリエンテーション(1)
A 学年オリエンテーション(1)
B 麓郷の産業       (2)
C まとめ
・総合学習のねらいを説明する。
・フィールドワークから発表までの手立ての例を提示する。
・仮テーマを立てさせて事前調査に行かせる。
・生徒の課題を全体マップの中に構造化する。
・他校の実践例から解決方法をつかませる。
・調査方法や場所について助言を与える。
・フィールドワークまでに準備しておく作業について確認させる。
12 2.地域住民等の意見を聞き、自分なりの意見を持とう
@ 事前調査の準備をしよう(2)
A 地域に出て色々な意見を聞く(2)
B 調査結果をまとめる(4)
  <コンピュータ等の活用>
C 発表会をおこなう
D 自分なりの意見や考察を持つ
・ 訪問場所については事前に教師が確認を取っておく。
・ 人と接する場合の一般的なマナーについて助言を与える。
・ 収集した情報の整理法について助言を与える。
・ 収集した情報から発生した新たな課題について、軌道修正をしながら粘り強く取り組ませる。
4 3.職業体験の意義を考え計画を立てよう

@ 具体的に何を学びたいのか明確にする。
A 職場体験をする上での注意事項を考える。
・ 実際に体験して理解することが大切であることに気づかせる。 <共感から実践へ>
・ 地域の方の好意で実施されることを確認し、感謝の気持ちで望むよう助言する。
4 4.地域の人々の働く姿に触れることによって麓郷を見つめ、日頃の自分の生き方を反省し自分のよさを見つけよう.
<終日職業体験の日>
・ 生徒が体験学習を行っている事業所を訪問し、良さを認め励ましの言葉をかける。
18 5. 今までの学習をまとめ発表しよう
@ お世話になった事業所の方にお礼状を出す。
A 職場体験の感想を書く。
B 収集した情報をまとめる。
  <コンピュータ等の活用>
C 自分なりの意見や考察を加える。
D 発表の練習をする。
E 発表する
・ 単に調べたことの発表ではなく自分たちの意見や調査研究の工夫点・苦労話を盛り込ませる。
・ 様々なメディアを利用させ効果的なプレゼンテーションをさせる。
・ 学校としても各事業所にお礼状を出す。
・ 効果的な発表をするために練習させる。
1 6. 学習をふりかえり成果や課題を見つけよう

@ 自己評価カードの記入。
A 学習の流れや方法についての反省。
・ 学習の過程から生徒のよさを見つけ出しほめる。
・ 別のアプローチの仕方を示俊し今後の学習のヒントにさせる。
・ 人との交流から学んだよさについて考えさせる。
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