ラ・コリーナの四季
ラ・コリーナを取り巻く富良野・美瑛の四季をごくごく簡単にではありますが紹介します。
お時間がある時にでもお読み頂けたなら、また、ラ・コリーナや富良野・美瑛に興味を持つ、もしくは増して頂けたなら幸いです。
春を待つ冬~12月・1月・2月・3月~
富良野の冬について、12月から3月まで、一月ずつ4つに分けて案内します。
12月
富良野の一年の中で最も長い季節、「冬」の到来です。
多くの畑にとって、収穫は何も無い冬ですが、大切な時期でもあります。
じっくりと休養を取る畑もあれば、秋にまいた小麦をじっと抱いて、春を待つ畑もあれば、秋の向日葵を巻き込んで緑肥としてじっくり栄養を蓄える畑など、夏の収穫に向けてとても大切な冬なのです。
一方で、富良野のイチゴは最盛期を迎えます。
甘くておいしいハウスのイチゴは、全国から多くの需要があります。
ラベンダー等の花は、雪の中で眠りについていて、雪解けを待ち続けます。
そんな、長い冬のスタートなのです。
そしてその一方、楽しい冬遊びの開幕です。
スキー・スノボーはもちろん、今は遊びも個性の時代です。
その人にあった、その人が楽しい遊びを選ぶ時代です。
これまで冬遊びといえば、スキーやスノボですが、勿論それはまだメインの一つですが、バックカントリースキー(スノボ)というものも一つの流行です。
自分の足で山に登り、大自然の中を滑り降りるのは、ゲレンデには無い大きな満足があります。
ただし、そこは自然が相手ですから、油断は禁物です。
初めのうちは慣れた人に連れて行ってもらうのが無難でしょう。
リーズナブルな価格で、ガイドを頼むことも出来ます。ご相談ください。
雪の遊びはスキーやスノボだけではありません。スノーシューでお散歩等は如何ですか。
これはバックカントリースキーでも使用するのですが、雪の上を歩くのに使うスノーシューという物があります。
言ってみればカンジキですが、カンジキと違うのはかかとがフリーになっていることです。
これにより、カンジキよりも格段に易しく雪上トレッキングを楽しむことが出来ます。
初心者の方は、ラ・コリーナの玄関にスノーシューが用意してありますので、試しに裏山の散策に行って見てください。
所要時間1時間ほどで一周する事が出来ます。
温かいコーヒーを持って、頂上でコーヒーブレイクもいいものですよ。
服装は、スキーウェア程度で十分です。むしろ林の中のトレッキングは汗をかくぐらい暖かいものです。
エゾリスやウサギ・エゾシカ・キツネなど、野生動物との出会いもあるかも?
- エゾリス:行動時間が合えば、最も簡単に、樹上に見る事が出来る。
- キタキツネ:行動範囲が広い為、足跡を頻繁に見る事が出来る。警戒心が強く姿を見る事はまれ。警戒心の比較的薄い子狐との不意の遭遇は希にある。
- エゾウサギ:足跡も比較的良く見かけ、確実に森の中に生息しているが、保護色で雪に紛れている為、見つけるにはかなりの慣れが必要。
- エゾシカ:姿を見る事はかなりまれ。足跡は特徴があるので、見分けは付きやすいが、足跡を見かける事自体が多くない。