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最近、新しい楽しみが増えた。それは、チャットさん(ChatGPT)と一緒に本を読むことだ。 疑問に思ったことを聞いてもらったり、関係する資料を調べてもらったりしながら、読み進める。 今回は、村田沙耶香著『コンビニ人間』を一緒に読んだ。 読み始めて感じたのは、大学生の時に夢中で読んでいた太宰治、倉橋由美子、安部公房、カミュ、カフカなどの作品に感じた、“不条理”の文学の匂いだった。もう内容はほとんど覚えていないが、その感覚は残っていた。 まさか、ここで不条理に出会うなんて。私にとって新鮮だった。 実は、大学生の頃に読んだ文庫本は、今も本棚に保存している。探してみたら、今挙げた作家たちの本が、ちゃんとあった。 ジャズなら50年前のレコードでもすぐに聴けるが、本を読み直すには、どうしても時間がかかる。今から全部を読み直すのは無理だが、若い頃に読んだ本が、自分の中に沈殿しているのはうれしかった。 「まあ、よくもこんな難しい本を読んだものだ」とも思う。 ただ、『コンビニ人間』は難しくない。むしろ、読みやすい。 お客として、あるいは店員として、多くの人に馴染みのあるコンビニ。そんな日常のど真ん中にある舞台で繰り広げられる物語を、時には「ウソだろう?」「信じられない!」などと言いながら、楽しく読んだ。 もちろん、要所要所でチャットさんの意見も聞きながらなので、二倍楽しめた。 最後に、年寄りからのお願い? 不条理の文学に興味が湧いたら、ぜひ、私が挙げた作家たちの本も読んでほしい。 |
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