■ セロニアス・モンク by 富良野のオダジー 2014年12月13日(土)

  52,233 byte先日紹介した「セロニア・モンクのいた風景」が続いている。
私のように「セロニア・モンクのいた風景」を読んで、改めて手元にないCDを注文してしまった人は結構いると思う。本を読んでいると、当時(1950年代の終り頃)の情景が浮かんできて、そのイメージでその当時のCDを聞くと、なんともいえない感慨が湧いてくる。
ジャズを聴き始めた10代の終り頃の私の青春時代≠ワで、蘇る。
こういう時間をいつでも持てる訳ではないが、ありがたいことに、時々やってきてくれる。
今までも、「ジョン・コルトレーン・インタヴューズ」「コルトレーンを聴け!」を読みながら、しばしジョン・コルトレーンの世界にどっぷり浸かったこともあった。目と耳、心、すべてがコルトレーン一色になった。
おそらく、ジャズミュージシャンの伝記的な本はいっぱい出ていると思うので、老後≠フ一つの楽しみになりそうだ。
この何日かで本を読みながら聞いたモンクのCDは、歴史的名盤と言われている「Brilliant Corners」、我がコルトレーンが参加している「Thelonious Monk With John Coltrane」、そして、やはりコルトレーンとのライブ盤「Thelonious Monk Quartet with John Coltrane at Carnegie Hall」
こういうアルバムは、こちらのテンションが上がってないと、聞けない。本の影響もあって、久しぶりに意識的に聞いてみたが、今更ながら素晴らしい。
隙間(すきま)≠ェ全然ない。全部が詰まっている。緊張感というか、音楽を演奏しているというより、人生そのもの、人間そのものを感じさせるような凄味がある。
まさに、ジャズのど真ん中=B私はここからジャズを始められたから、今なお、ジャズを聞き続けているのだと思う。
色々なジャズや他のジャンルを聞いているうちに、音楽に対して意識が希薄になってきたら、ここに戻りさえすればいいという音楽だ。
衝動的に、モンクとコルトレーンのライブを個人録音した伝説的のファイブ・スポット・セッション「Complete Live At The Five Spot 1958」も注文してしまった。
そのうち、紹介させてもらいます。
 

■ 雪! by 富良野のオダジー 2014年12月13日(土)

  80,430 byteスキー場、待望の雪が朝から降ってきた。
「雪かき」は大変だけれど、もうこの時期はど〜んと雪が降ってくれないと困る。
スキーヤーあっての、冬の富良野なのだ。
昨日の夜は、レストラン「季の風」に外国人の方が来てくれた。この冬は円安≠フ好条件もあるので、外国人のお客さんが多いと思う。というより、富良野に来てくれるのを願っている。
約3年間、宅建試験から始まって、色々な資格試験を受験してきたが、だいたい一段落したので、今度は英会話の勉強を始めた。今まで、何回も挑戦して全然続かなかった英会話を!
ただ、今回はちょっと感覚が違う。続きそうな気がする。というのは、続けるコツ≠なんとなく掴んだからだ。以前にもワイワイ日記に書いたが、宅建試験の勉強をする前は、最初に躓(つまず)くと、「やっぱり、オレはダメだ」とすぐ諦めていた。
それが今だと、出来なくても焦らなくなった。「誰だって、最初から出来た訳ではない。自分は遅くても、続けていればチャンスがきっとある」と実感出来るようになったからだ。
勉強をコツコツ続けて、宅建試験に合格出来たという、一つの自信が、私を大きく変えたようだ。もっと早くこの自信を手に入れてたら、きっと立派な大人になれたのに、と本気で思っているが、実はまだ諦めてはいない。もしかしたら、100歳まで生きるかもしれないのだ。まだまだ、先は長いのだ。
まあ、65歳までに、日常会話が出来るようになって、海外旅行をするのを、目標にしようと思う。もちろん、不動産の仕事に活かそうとも思っている。なんであれ、富良野の今後の展開に、英語は最重要事項だ。外国人との関係なくして、富良野の未来はないとも言える。(話がちっょと、デカいね)
65歳までに、あと3年と4か月はある。これだけの期間があれば、英会話の勉強を続けてさえいれば、可能性はあると思うが、どうでしょう?
とにかく、続けることが、大切だ。
頑張りま〜す。
 

■ 村上春樹「セロニアス・モンクのいた風景」 by 富良野のオダジー 2014年12月09日(火)

  79,533 byte読みかけの本が少なくても、4冊もあるのに、衝動的に村上春樹の「セロニアス・モンクのいた風景」を注文してしまった。
セロニアス・モンクは、私の大好きなジャズピアニスト。巨匠中の巨匠で、ジャズを聞き始めると、最初に乗り越えなければならないハードルになる。セロニアス・モンクをどう考えるかによって、その後のジャズ人生の方向性が違ってくる。
無視すれば、それまでの話だが、私の場合は好きになった。というか、セロニアス・モンクから、ジャズのカッコよさを教えてもらった。ジャズはまず、どんなことをしてもいいから、人と違うことをやる。人と違えば、違うほどカッコいい、と。
そして、セロニアス・モンクをちゃんと評価するジャズという世界は、やっぱりカッコいいと思ったものだ。
今朝、「セロニアス・モンクのいた風景」を読みながら、セロニアス・モンクのCDを聞いた。まさに、至福の時間!しかも、暖かい薪ストーブの前で、コーヒーも。
たかだか、一時間足らず。でも、この時間に感謝だ。
 

■ すっきり! by 富良野のオダジー 2014年12月09日(火)

  84,294 byte私の作業モードが、ありがたいことに続いている。
昨日の朝、7時から3時間、「麓郷の森」の喫茶棟のテラスから修繕のために剥がした板をストーブで燃やせるサイズに切断した。
麓郷の森から、ここに運んだのは一昨年だと思う。大西大工さんが新たな木材で張り直してくれたのだが、「薪にするから」と、トラックで運んだ。
やろう、やろう、思っているうちに時間が経ってしまった。それが、ここにきての作業モード。
2、3日はかかると覚悟してはじめたら、作業も手馴れてきて、一気に終わらすことが出来た。
うれしい!
それにしても、もっと暖かい気候の良いときにやればいいのに、よりによって雪のちらつく寒い日に・・・
でも、往々にして、こんなものだ。「思い立ったが吉日」だ。
雪が降ったら、ここの辺りに雪を積み上げるので、広くすることに、こしたことはない。それより、見るたびに、「やらなきゃ、やらなきゃ」と思わないですむ。なんか、すっきりした気分になった。
このまま、作業モードを持続して、念願の工場の片づけをしたいものだ。
亡き父親が使っていた建具工場には、機械がそのまままだあり、空いているスペースは雑多な物置という感じになっている。
頑張ろう!
 

■ 「オダジーの富良野写真館」 by 富良野のオダジー 2014年12月06日(土)

  53,128 byteいつもなら、もっと後にアップするのだが、今年は気が向いたので、早目にやってもらった。
今年撮影した富良野周辺の写真を「オダジーの富良野写真館」に追加したのだ。
今年は、物件の案内や打ち合わせ、調査などで出かけることが多かったので、その合間に撮った写真がけっこう沢山あった。(ほとんどかもしれない)
私が写真を整理して、オフィスフラノのスタッフであるデザイナーの高橋さんが制作する。
オフィスフラノ不動産のホームページもそういう感じでやっている。
これから雪が降ったりで、きれいな風景になるので、いい写真が撮れたら追加してアップします。
今まで、年賀状に使いたいとか、行政のリーフレットに載せたいとか、問い合わせが何件かあった。商業用でなければ、お貸ししている。
写真撮るのは、ライフワークのようになっているが、“ついで”がほとんどだ。時間があれば、じっくり撮ってみたい気もある。
「じっくり」は、もう何年か先になりそうだけどね。
 

■ テラス修理 by 富良野のオダジー 2014年12月06日(土)

  59,912 byte夏に、テラスの板が腐っていて、危ないから修理してと言われていた。
私としては、腐って踏み抜きそうな個所は小さいので、花器で隠しておけば大丈夫だと思っていた。(ずっと、気にはなっていた)
やれば出来そうなのだが、心に余裕がない、というか優先順位的にやることが沢山あるので、どうしても後回しになってしまう。
しかし、薪の作業も含めて、“作業モード”に入ったので、決行することにした。
材料は、大西大工さんに頼んだ。
なんで、グズグズしていたかというと、写真を見ていただくと分かるように、腐っていた板にちょうど電灯の足がかかっている。つまり、一度この電灯を取り外さなければならない。この作業が面倒なのだ。
スパナでボルトをゆるめて電灯を取り外す→腐った板の釘をバールと金槌を使って抜く→電動ドライバーで、新しい板を木ネジで留める→電灯をテラスの元の位置に立てる(これが、プレッシャーだった。倒したら大変!)→ボルトで留めるために空いている足の穴の上から、テラスに電動ドリルを突き通す→ボルトで足の穴とテラスをスバナで留める
あ〜、疲れた!
ペンキは来年の春に塗ろうと思う。
やれば、一時間半ぐらいだけれど、作業モードが入らないと中々やらない。
あ〜、良かった!
これで、5年はもつだろう。今度修理するときは、66歳か。まだ出来るだろうか。年々、追い詰められていく感じだ、ねッ。
 

■ 薪 by 富良野のオダジー 2014年12月06日(土)

  90,279 byte昨日と今日は、働いた!
昨日は妻と一緒に、上富良野までトラックで薪を取りに行ってきた。コンテナ約100個に、燃えやすいように割って、長さも揃っている、きれいな薪が入っていた。
義弟のお姉さんの農家さんが、レストラン「季の風」のために、夏場に作業して、倉庫に積んでおいてくれたのだ。
写真は、その一部を店のテラスの下に仕舞ったもの。
残りは、自宅近くの我が工場に運んだ。一日1コンテナ燃やしたとしても、100日はもつ。これで今年の薪は大丈夫だ。
でも、100個のコンテナを運ぶのは疲れた!
そして、今朝はテラスの腐った板を3枚取り替える作業をした。詳しくは、次のワイワイ日記へ。
 

■ 薪ストーブ by 富良野のオダジー 2014年12月04日(木)

  41,692 byte昨年は、11月から燃やしていたが、今年は今日から。
薪を割ったり、運んだり、けっこう大変なので、手を抜いていた。
でも、さすがに寒くなり、お客さんもちょっと寒そうだったので、気合いを入れて、始めることにした。
歳を取ると、いちいちテンションを上げないと行動に移れない。
明日は、朝からテンション上げて、薪を運んだり、テラスを修繕したり・・・
結果をご報告します。
頑張りま〜す。
 

■ 十勝岳連峰 by 富良野のオダジー 2014年12月04日(木)

  60,171 byteどういう訳か、富良野は雪が降っていない。
テレビを見ると、各地の雪の映像が出てくるが、富良野はどうしたんだろう。
今朝は、スキー場の上の方までは白くなっていたが、里(さと)までは下りてこなかった。
出来れば、もう少しこのまま雪は降らないでほしい。明日は、上富良野まで、トラックで薪を取りに行ったり、店のテラスの腐った板を3枚取り替えたりしなければならない。
そして、自宅近くの、今は使われていない、亡くなった親父の建具工場の窓を雪から守る工事を大西大工さんが明日やってくれることになっている。
少なくても、明日は降らないでほしい。(スキー場のこともあるので、“ずっと”でなくていいが)
写真は今朝の十勝岳連峰。ワイン工場の近くから撮った。手前はワイン用のぶどう畑。
 

■ ウエス・モンゴメリー「夢のカリフォルニア」 by 富良野のオダジー 2014年11月30日(日)

  50,107 byte今朝、ジャズを聞こうとレコードを探していたら、ギターのウエス・モンゴメリーの「夢のカリフォルニア」が聞きたくなった。
このアルバムは、ママス&パパスのヒット曲「夢のカリフォルニア」を演奏しているが、いわゆるイージー・リスニング・ジャズと言われたもの。録音は1966年。
私はてっきり1970年代だと思っていた。ポップ・チューンをこういう形で、1966年に取り上げていたのか!
買った当時(おそらく1970年代後半)は抵抗があったと思う。何故なら、当時は私はジョン・コルトレーンを中心にゴリゴリのジャズを聞いていたからだ。
でも、やっぱり、ウエスを聞きたかったのだ。と思う。
実は今まで、イージー・リスニング・ジャズということもあって、あんまり真剣に聞いていなかった。
今朝はちゃんと聞いていた。ピアノが気になった。誰だろうと思ってジャケットを見たら、なんと、ハービー・ハンコックだった。ついでに、ベースは大好きなリチャード・デイヴィスだった。こういうのって、楽しいね。
今回紹介したCDは、『【ジャズの100枚。】シリーズ』でもうすぐ発売される。価格は1080円。このシリーズにはウエスのアルバムも何枚か入っているが、私の一番のおすすめは、「フルハウス」
テナーサックスのジョニー・グリフィンも素晴らしいし、ピアノのウイントン・ケリーも素晴らしい。
 


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