■ ミヤマカラスアゲハ by富良野のオダジー 2010年08月06日(金)

  66,512 byte今年は随分カラスアゲハを見かけるなぁ、と思っていた。
割りと色々なところで見ていたような気がしていた。
朝、フォーラムフラノに来たら、玄関近くのテラスの花に、カラスアゲハがとまったり、離れたりしていた。
慌てて、デジカメを出して、パチリ。
こういう時、いつもデジカメを持ち歩いていることに感謝する。
ちょっと調べると、どうやら、ミヤマカラスアゲハらしい。

ミヤマカラスアゲハ(深山烏揚羽、Papilio maackii)は、チョウ目アゲハチョウ科に属するチョウの一種。日本産のチョウでは最美の一種である。

それにしても、どうして今年は多いのだろうか?
 

■ 家 by富良野のオダジー 2010年08月03日(火)

  30,829 byteちょうど一週間、ワイワイ日記を更新できなかった。
実は、父か亡くなった。
色々な思いがあるが、まだ整理がつかない。(もしかしたら、一生、整理がつかないのかもしれない)
とにかく、現実的なことをひとつひとつ終わらすことが先決で、感慨にふける時間もない。
今は、ただただ、父の冥福を祈るだけだ。
題名の「家」だが、改めて思ったというより、初めて気がついたことがあった。
それは家の持っている役割(意義?)のことである。
私はなんとなく、ただ単に、家は家族が生きていくために必要なもののひとつだと思っていた。その通りなのだが、家にはもうひとつの役割があった。
それは、死んだときのための家としての役割。
父の家は、私の自宅のすぐ目の前ということもあって、ことあるごとに、寄っていた。
そこに家があるのは、空気と一緒で、何も考えたことがなかった。
いざ、父が亡くなって、自宅に帰ってくると、今までの日常とはまったく違う家の機能が求められる。
棺や祭壇を置く場所はもちろん、家族をはじめ親族の人たちが集まり、食事をしたりする場所。いつも生活している空間では納まらない。
父はそういうことを想定していたのか分からないが、何年か前に、茶の間を増築していた。
そのお陰で、無事、父の自宅から家族みんなで送り出すことが出来た。
ある日父が「家を新築したいなぁ」と言ったことがあった。それほど昔ではない。その時は、家族全員で、「父さん、もう何十年も生きるわけじゃないのだから、住み慣れた家でいいじゃない」と、からかうように答えたのを憶えている。
でも、今、思い返すと、もしかしたら父は、亡くなったときのことを考えていたのかもしれない。
父が残してくれたものは、山ほどある。
こうやって、ひとつずつ、何かのハズミに思い出させてくれるのだろう。
 

■ スモモ by富良野のオダジー 2010年07月26日(月)

  88,349 byte今日は久し振りに一日いい天気だった。
今朝も富良野農場・麓郷に行った。
天香園の岡田専務が来ていて、畑の品種を一緒に確認した。
いつもサクランボとブルーベリーに注意がいっていて、すっかりスモモを忘れていたが、なんと!実が写真のようにいっぱい付いていた。
うれしい!
岡田専務に聞くと、食べられるのは秋ということ。
ブルーベリーの収穫は、そこまで来ている。
これからは、ブルーベリー、そしてスモモと、甘酸っぱい、思い浮かべただけで、もう唾がこぼれそうな果実の味を続けて楽しめる。
あ〜、幸せ!
 

■ 「Dizzys Big 4」 by富良野のオダジー 2010年07月24日(土)

  51,286 byte富良野は朝から生憎の雨。
暑さも一段落で、今(午後6時)は少し、肌寒い感じだ。
明日は雨も上がり、また、暑くなりそうだ。上富良野町のラベンダー祭りもあり、ラベンダー観光としては、明日がピークの最後になると思う。
久し振りに、メールをやりとりしている、東京の先生からメールが来た。
『この期間、「富良野農場・麓郷」の風景、さくらんぼ、ふらのメロン、ラベンダー畑、ブルーベリー、「縄文湧水 cafe beberui & guest house beberui」からの窓越しの風景、そしてズッキーニ・・・と、あらためて富良野とその周辺の豊かさを味わっていました。
こちらは、6月半ばに梅雨入りしてから、はっきりしない蒸し暑い日が続き、その間、富良野の明るい暑さと早朝農業?の様子に、幾分かの羨ましさなどを感じていました。』
ワイワイ日記をずっと見てくれているのだ。
「羨ましさ」などと書かれると、ちょっと戸惑うが、そう感じていただければ、ワイワイ日記を続ける励みにはなる。
『ところで、ある日の朝、いつものように何気なく ”Best of LOU DONALDSON”(THE BLUE NOTE YEARS)を聴いていたら、LOU'S BLUESの途中で軽快なベースが実に印象的で、プレイヤーを確認したらレイモン・ジャクソンでした。今まで、特に気にならなかったフレーズが突然「なんかイイぞ!」って感じでした(こういう瞬間ってうれしいです)。
レイモン・ジャクソンを調べてみたら、ドナルド・バードやブルー・ミッチェル、ペッパー・アダムスなどと共演していることが分かりました。ベーシストに詳しい小田島さんはどんな印象を持っていますか?』
えっ、どんな印象かって。実は、レイモン・ジャクソンはまったく知らなかった。先生には、LOU'S BLUESの入っているCDを買って、聞いてみますと返信した。
でも、「こういう瞬間ってうれしいです」は、私もよく分かる。
「Dizzy's Big 4」のドラマーがすごくいいので、ジャケットを調べたら、ミッキー・ローカーだった。
名前をうっすら知ってる程度のドラマーで、今まで特に気にしたことがなかった。慌てて、リーダー作を探したが、なかった。(知らなかったが、参加しているCDは1枚持っていた)
ビックネームのミュージシャンは、色々なCDを聞いているので、おおよそは分かるが、そうでない、あまり評価されていないミュージシャンを“見つけた”時は、うれしいものだ。
それにしても、先生とのメールのやりとりは、いつも楽しい。
 

■ ズッキーニ by富良野のオダジー 2010年07月20日(火)

  88,108 byte農楽舎(のらや)の徳弘英郎さんをご存知だろうか。
2009年02月26日ワイワイ日記2009年03月05日ワイワイ日記で紹介させていただいた。
久し振りに、中富良野の自宅でお会いした。
いつもながらの誠実な話し振りは、聞いていて気持ちがいい。
今は、ニワトリを飼うのをやめているそうで、私が「今のメインの作物はなんですか?」と聞いたら、ズッキーニだと言う。
「良かったら、何本か持って行ってください」と言うので、フォーラムフラノに持って帰った。
私は、ちょっと自慢げに、「どうだ、ズッキーニだぞ」と、見せびらかしたら、姉が「スープカレーに入れたらどう。地元の季節の野菜だし、ズッキーニは垢抜けた感じだし・・・」。
この連休に、ズッキーニは大活躍した。スープカレーだけではなく、スープラーメン、野菜グラタンなど、ほとんどのメニューに使った。
味もさることながら、グリーンの色添えが料理を引き立たせてくれる。と、思う。
写真は、追加で買わせてもらったもの。
9月までは作っているとのことで、こちらとしても、大助かりだ。
そして、なにより嬉しいのは、ズッキーニを通して、徳弘さんと交流が深まることだ。
徳弘さん、今後とも、よろしく!
 

■ ブルーベリー by富良野のオダジー 2010年07月20日(火)

  83,862 byte今日は最高温度が30度近くまで上がり、しかも、蒸した。
「毎年来ているが、こんな気候の北海道は、初めてだわ」と、お客さんに言われた。
「ええ、私はずっと住んでいますが、こんなの初めてです」と答える私。
今年は、早朝農業で汗をかき、厨房で汗をかき、自宅に戻っても汗をかき、で、ほぼ一日中汗をかいている。
おそらく、私の人生で、今年が一番汗をかき、一番水を飲んだと思う。
なんとなく、健康には良いような気がする。身体の中が、新鮮な水で、綺麗になるようなイメージ。
事実、すこし眠たいだけで、身体の調子はけっこう快調だ。
寝て、起きて、汗をかき、寝て、起きて、汗をかき、のシンプルな生活が続いている。
読みたい本がいよいよ積みあがってきた。
何かの情報で、惹かれた本は、アマゾンにとりあえず注文している。
あ〜、本を読む時間を下さい!
写真は、富良野農場・麓郷のブルーベリー。今朝、撮ったもの。
過去のワイワイ日記を調べると、どうやら、来週ぐらいから収穫が出来そうだ。
あ〜、楽しみ!
 

■ 麓郷の風景、その2 by富良野のオダジー 2010年07月19日(月)

  65,118 byteこの写真も、17日の早朝のもの。
逆光だったが、割りとちゃんと写っている。
実は、いつものとは違うデジカメで撮影した。
このデジカメは、GPSで撮影場所を特定できる機能が付いている。
附属のソフトを使えば、グーグルのマップに撮影場所がマッピングされる。
これだと、場所を記憶していなくても、どこで撮ったかすぐ分かる。
試しに、この写真を調べたが、正確にグーグルマップを指していた。
すばらしい!
 

■ 連休は人でいっぱい! by富良野のオダジー 2010年07月19日(月)

  48,200 byte17日、18日、19日の三日間、富良野は大勢の観光客で賑わった。
昨日も、今日も、雨は少し降ったが、それほど悪い天気ではなかった。
暑さの方も、17日は30度前後になったが、残りの昨日と今日は、さほどでもなかった。
写真は、17日の早朝の麓郷。昨年もワイワイ日記で紹介した。
「富良野農場・麓郷」のすぐ近くなので、いつも見る風景だが、やっぱり、この道には、惹かれてしまう。
 

■ 「自然農法 わら一本の革命」 by富良野のオダジー 2010年07月16日(金)

  58,755 byte福岡正信著「自然農法 わら一本の革命」に、ちょっと衝撃を受けている。
農業に対して私が持っていたイメージが完全に覆された。
以前に、ワイワイ日記で紹介した 「農家が教える自給農業のはじめ方」にも、すごく惹かれ、「やってみたいなぁ」と思ったが、わら一本の革命は、「もし若ければ、自然農法にかけてみたい!」と思うところまで心が動いた。
人生はすべて“縁”で成り立っているから、若い時は縁がなかったのだから仕方がない。
ただ、私はもう若くはないが、縁をいただいたのは確かだ。この歳から、何が出来るかは分からないが、縁は縁なのだから、何か出来るかもしれない。(相変わらずの楽観主義?)
幸い、「富良野農場・麓郷」で、早朝農業を多少やらせてもらっているので、まったくリアリティがない訳ではない。
いや、順序は少し逆で、富良野農場の縁が、わら一本の革命の縁につながったのだと思う。縁は縁を産むのだ。
富良野は多様な農業が可能なところだと思う。
北海道の食糧基地としての大規模な農業は重要だと思う。が、富良野に憧れ、富良野で農業をやってみたいと思う人には、あまりもハードルが高すぎる。
農業との関わり方を、「こんな形もありますよ」「こんなレベルから始められますよ」など、色々提案することで、富良野にもっともっと多くの人が興味を持ってくれると思う。
私も微力ではありますが、何かのお役に立ちたいと思っては、います。
 

■ 空知川の堤防の木 by富良野のオダジー 2010年07月13日(火)

  51,361 byte今日は久し振りにさわやかな青空だったので、「空知川の堤防の木」に行ってみた。
ここは、5月29日5月31日にも紹介した。
けっこう、ベタホメの撮影ポイントだが、ちょっと期待はずれだった。
二本の木に、背の高い雑草(おそらく、イタドリ)が絡み合って、「モサッ」とした感じになっていた。
工事のせいで削られた地面は、ところどころまだ草が生えていなく、土がそのまま見えた。
まあ、秋になったら、状況が変わると思うので、今度は秋の写真を紹介したい。
 


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