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昨日のクリフォード・ブラウンの続きである。クリフォード・ブラウンのトランペットの音が耳から離れなくなって、今朝、フォーラムフラノに着いたら、早速レコードをかけた。 レコードを聞きながらライナーノーツを読んでいたら、アート・ブレイキー(ドラマー)がリーダーのジャズメッセンジャーズの母胎となったグループが吹き込んだレコード「A Night at Birdland, Vol.1」に、クリフォード・ブラウンが参加していて、凄いトランペットを吹いていると書いてあった。 「あっ、これは是非聞いてみたい!」と、インターネットで調べていたら、なんと!そのレコードを持っていた。なんとなく、ジャズメッセンジャーズのレコードなんだろうなぁ、としか思ってなくて、クリフォード・ブラウンが演奏しているとは知らなかった。 いわゆる、“ハード・バップ”のど真ん中の演奏で、ジャズと言えば、ハード・バップの音楽を連想する人は多いと思う。サックスとトランペットに、ピアノ、ベース、ドラムの編成で、ファンキーに、スイングするジャズ。 私も、ハード・バップのレコードもひと通り聞いているが、のめり込んだのがジョン・コルトレーンだったので、ジャズを楽しむ感覚より、ジャズを通して人生を考える方向に行ってしまった(ちょっと、大袈裟か・・・)。それで、ハード・バップに関しては、あまり深まらなかった。 それが、まぁ、歳を取ったと言うか、もう人生を考えてもショウガナイと言うか、良く言えば大人になったと言うか、まぁ、コルトレーンもいいけれど、クリフォード・ブラウンの良さもようやく分かってきたのかな、とシミジミ思う今日この頃ではある。 |
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