■ やっぱり寒くなるとジャズ! by富良野のオダジー 2007年10月17日(水)

  57,783 byte昨日フォーラムフラノに来た、女性三人連れのお客さんの一人から、レコードを聞きたいと言われた。若い女性である。完全なCD世代であり、おそらくレコードが珍しかったのだと思う。
私は、「ジャズでいいですか?」と、恐る恐る聞いた。「ハイ、ジャズでいいです」との答え。
さて、何をかけたら良いのか、少し迷う。結局、聞きやすいと思うピアノトリオのレコードをかけた。
「ボリュームはここで・・・、演奏が終わっても勝手に戻りませんから・・・、レコードは20分ぐらで終わりますから・・・」と言って、私は離れた。
気配から、なんとなく喜んでいるのが、感じられた。今まで、お客さんからレコードを聞きたいというリクエストはなかった。まあ、夏は割りと混んでいたので、言いづらかったかもしれないが、今は“オフ”という感じなので、気軽に声をかけたのだろう。
秋から冬に向かう季節だが、これからもこういうリクエストがきてくれると、なんとなく嬉しい。
ちなみに、かけたレコードはアル・ヘイグの「インヴィテーション」
 

■ 富良野の冬は、もう目の前 by富良野のオダジー 2007年10月15日(月)

  43,502 byte昨日の朝、フォーラムフラノのストーブで薪を燃やした。
石油ストーブもあるのだが、昨日は日曜日だし、薪の炎でお客様をお迎えしようと思った。
薪は、麓郷の森で倒れた丸太や工場(親父が建具屋をやっていた)にある使えない木材を親父が丁度良い大きさに切ってくれる。
けっこういっぱい薪がたまったので、今年はこまめに燃やそうと思う。お客さんも喜ぶしね。
写真は、今朝、麓郷の森の少し手前で撮ったもの。ここ2、3日で積もったと思うけど、山頂が真っ白になっていた。
まちに雪が降るのも、もうすぐだ。ああ、寒い!
 

■ 辛島文雄「ホット・アイランズ」 by富良野のオダジー 2007年10月12日(金)

  44,230 byte昨日の夜、「辛島文雄ニュートリオ JAZZ in FURANO 2007」のコンサートがあり、聞いてきた。
主催は、富良野JAZZ倶楽部で、私もメンバーの一人だ。富良野JAZZ倶楽部では、今まで、ボーカルの中本マリ、フルートの赤木りえ、ドラムの渡辺文男、ピアノの大口純一郎などのコンサートを開催してきた。だいたい一年に一回のペースだ。
昨夜の辛島文雄トリオの演奏は、とてもエキサイティングで、聴衆もノリノリだった。
辛島文雄のピアノの音の美しさと、タッチの力強さで魅了されたが、辛島さんの紹介によると、「大学生の頃から知っているが、こんなにも成長した」というドラムの小松伸之、「将来のジャズベース界を背負って立つ」という川村竜の若い二人も素晴らしかった。
実は、辛島文雄のレコードを一枚持っている。1978年録音の「ホット・アイランズ」。買ったときから気に入っていて、時々聞いていた。
メンバーは、ベースがミロスラフ・ヴィトウス、サックスが山口真文、ドラムがジョージ大塚。
それで、昔から、辛島文雄はイイとは思っていたが、今回初めてライブで聴いてみて、その凄さに圧倒された。
何十年も一線で頑張っている人を見ると、こちらも勇気付けられる。レコードやCDと違って、“生”で聞くということは、演奏を通して、「生身の人間」そのものに感動するということかもしれない。
 

■ 南富良野町「かなやま湖」その2 by富良野のオダジー 2007年10月10日(水)

  35,343 byteかなやま湖の写真をもう一枚。  

■ 南富良野町「かなやま湖」 by富良野のオダジー 2007年10月10日(水)

  59,564 byte富良野から40kmぐらいの距離にある南富良野町に向かった。
途中、あまりに紅葉がきれいなので、何回か車をとめ、撮影した。
写真は、かなやま湖をバックに撮ったもの。天気は雨が降ったり、陽が射したりと、コロコロ変わった。この時は、ちょっと陽が射してくれた。
かなやまダムにも行ったのだが、知らないおばさんから「配達に来たのだけど、紅葉きれいだねぇ」と、突然話しかけられた。
私がカメラを持っていたからだと思うが、まったく予期しなかったので、「はぁ、本当にきれいですねぇ、本当にきれいですねぇ」と、あまり考えもせず、同じことを二度も言ってしまった。
おばさんは、軽自動車で、去っていった。
本当にきれいだったので、おばさんは誰かに感動を伝えたかったのだと思う。
南富良野の人に聞くと、“絶頂”はもう少し後とのこと。
天気を見て、もう一度来よう!
 

■ テラスに小鳥 by富良野のオダジー 2007年10月08日(月)

  28,584 byte昨日の朝、テラスのテーブルにスズメよりちょっと大きい小鳥がとまっていた。というより、うずくまっている感じだった。
飛んで行けと、手を振っても、動かない。おそらく、どこかケガでもしているのかもしれない。
このままテーブルに乗られているのも困るので、どこかに行って欲しい。どうしょう、と思っているときに、父さんが来た。
すぐ近くで、パークゴルフをした帰りに、寄ったのだ。
「今日は、大会だったの」「いや、例会だ」などのやり取りをした後に、「小鳥が逃げないので、そこの草むらにでも、動かしたいのだが・・・」と私が言った。
私は何か生き物をつかんだりするのは、ニガテなので、出来れば父さんにやって欲しかった。
父さんは、「そうか」と言って、車から軍手を取り出した。そして、そっと小鳥を捕まえて、草むらに放した、その瞬間、小鳥は空高く飛んでいった。
私は、内心ホッとした。
50歳をとうに過ぎているのに、80歳を超えている父さんに、また助けられた。
 

■ ボビー・エンリケス「リカード」 by富良野のオダジー 2007年10月08日(月)

  35,845 byte今朝、ちょっと時間があったので、ジャズを聞こうと思った。
何を聞いたらよいか、迷ったが、ピアノにするのはすぐ決まった。
さあ、誰を聞こうか。レコードを探しているうちに出てきたのが、ボビー・エンリケスの「リカード」。
ジャケットは見覚えあるが、おそらく、十年単位で聞いていないはずだ。どんなピアニストなのかも、まったく記憶がない。自分で買ったのかさえ、定かではない。
まあ、レコードをターンテーブルに乗せ、針を下ろした。これが、意外とイイ! ノリノリのピアノなのだ。
私はどちらかと言うと、精神性の高いジャズ(いわゆるみんなが敬遠するジャズ)が好きなのと、そういうジャズがジャズだと、思い込んだ時期が長かったので、このエンリケスのピアノを当時(1982年)聞いたときに、あまり評価しなかったのかもしれない。
選曲も、ボサ・ノヴァやマスカレード、チェロキーなどなかなか良いが、ただ、ベースがウッドベースでないのが、ちょっと気に食わなかった。
インターネットで調べてみると、なんかすごいタイトル「野人の凱旋」というCDで、私の好きなウッドベースのレイ・ブラウン、ドラマーのアル・フォスターとやっているのを見つけた。これは、聞いてみたいと思ったが、廃盤だ。そのうち、どこかで探してみようと思う。ちなみに、このリカードも手に入れるのは、難しいかもしれない。
ボビー・エンリケスについて。
1943年に、フィリピンのネグロス島のバコロットで生まれる。一歳半からピアノを弾き始めたが、独学だそうだ。
マニラで活動し、ハワイのクラブに出演しているところをアルトサックスのリッチー・コール(私は名前しか知らないが)に発見され、その後GNPレコードのジーン・ノーマンのメガネにかない、リーダー・アルバムを吹き込む。

 

■ 鳥沼のもう一枚の写真 by富良野のオダジー 2007年10月05日(金)

  87,926 byteこのような写真は、鳥沼にはいたるところにある。
10月8日に、絵本作家のかさいまりさんが、富良野に来るのだが、是非、鳥沼を案内しようと思う。
新しい絵本のために、山や森などを取材したいと言っていたから。
もちろん、「麓郷の森」をはじめ、麓郷にある東大演習林の森なども見てもらうつもりだ。
 

■ もやにけぶる鳥沼 by富良野のオダジー 2007年10月05日(金)

  30,401 byte今朝、玄関を出たら、またしても、もやっていた。昨日のワイワイ日記で書いたのを思い出し、鳥沼に行った。
やはり、鳥沼は綺麗だった。何回か撮影したことがあるので、撮影ポイントは決めていた。
車をとめるスペースがあり、しかも、絶好のポイント。三脚を立て、ファインダーを覗いていると、カメラを持ったおじさんが来た。かなりの望遠カメラを持っていたので、鳥の撮影だと思う。
もちろん、知らない人だが、軽く挨拶をかわした。まあ、“カメラマン”仲間ということだ。
どうでしょうか、この写真。私としては、陽が昇って、もやが残った状態で、もう少し明るくなったところを撮りたかったのだが、そうはならなかった。
近々、もう一回行ってみようと思う。今度は、私のイメージ通りになってくれると良いのだが・・・。
 

■ 富良野はもう秋 by富良野のオダジー 2007年10月04日(木)

  46,134 byte昨日が暖かくて、今朝冷え込んだので、朝は一面に“もや”がかかっていた。
この時期、富良野特有(北海道? どこでも?)の現象だ。こういう時は少し早起きして写真を撮ると、アート出来るかもしれない。
この写真は今朝、フォーラムフラノのすぐ近くの「なまこ山」で撮ったもの。
街なかでは気付かないが、ちょっと街をはずれると“秋”を実感する。
身近に紅葉の写真が撮れる撮影ポイントとして「鳥沼(とりぬま)」がある。「北の国から」で、純とシュウがボートを乗ったシーンがあったが、あの鳥沼である。
明日から、ちょっと早起きして、鳥沼のアートに挑戦してみようかな。
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -