■ 「農家が教える自給農業のはじめ方」 by富良野のオダジー 2010年02月06日(土)

  42,209 byteこの三日間は寒い!
明日の朝も冷えるそうだ。水道など、凍結にはくれぐれもご注意。
もう、何十年も富良野に住んでいるのに、うっかり水道管を凍らすことがある。
寒さをあなどると言うか、何の根拠もないのに、「明日は、大丈夫」と油断してしまうことがある。
最近、農業の資料とか、本を読んでいるのだが、フッと「自給自足って、本当に出来るのだろうか」と思い、インターネットを調べたてみた。
見つけたのが、「農家が教える自給農業のはじめ方」だった。
自給自足って、ある意味では究極のセーフティネットではないだろうか。とにかく、食べることが出来れば、生き延びられる。
それに、農産物を育てることで、今まで知らなかった知識や知恵を身につけられる。発想の転換にもなる。
この本の素晴らしさは、具体的で、こと細かく教えてくれることだ。読み進むと、出来そうな気もするし、「やってみたい!」と、テンションがあがるのだ。
50羽のニワトリを飼い、150坪の土地でイネやムギ、野菜を作る。これが基本形。ハードルは、かなり低く感じられる。
東京にいる息子に、「富良野で、自給自足の生活が出来たら、どう思う?」と聞いたら、即座に「自分もやってみたい」「もし、実現可能なら、やってみたいと思う若い人、東京にいっぱいいると思うよ」という返事。
東京の厳しい現実では、なかなか将来の夢とか希望がイメージ出来ないのだろう。
農業に対する考え方、とらえ方は、ここにきて、大きく変わってきていることだけは確かだと思う。
せっかく、富良野に住んでいるのだから、もっと積極的に農業に関わりたいと思うのだが・・・。
 

■ お〜、寒い! by富良野のオダジー 2010年02月04日(木)

  22,783 byte昨日も、今日も、マイナス20度近くまでいったと思う。
お〜、寒い!
写真は、今朝撮ったのだが、富良野の二月そのものという感じだ。
シーンとして、モノトーンの世界。
この一つ前のワイワイ日記「美瑛」に対して、「白と黒の世界に見えます、すごくきれい!」と、メールをいただいた。
それに気をよくしたので、今日の風景に目が向いたのだと思う。ほめられると、調子に乗るタイプではある。
富良野は今時期、撮ろうと思えば、色々被写体はあると思うのだが、心が虚心坦懐(ニュートラル?)になっていないと、それが見えない。
なかなか虚心坦懐は難しい。
 

■ 美瑛 by富良野のオダジー 2010年02月01日(月)

  31,486 byte空港に姉を迎えに行った帰りに、美瑛で食事をした。
そのまま国道に戻らず、美瑛の丘をちょっと回った。
写真は、ワイワイ日記で、何回か紹介しているところ。
ここからの眺めはいつ見ても、「あ〜、美瑛!」って感じがする。
 

■ 大雪! by富良野のオダジー 2010年02月01日(月)

  37,118 byte昨夜からの雪で、今朝はかなり積もっていた。
朝早くから除雪車が来てくれて、それに合わせるように、近所のオジサン、オバサンが総出で、雪かきをしていた。
流石に私も、先に雪かきを始めていた妻や父に合流した。
あ〜、疲れた!
 

■ 朝、久し振りに晴れ! by富良野のオダジー 2010年01月31日(日)

  34,270 byte久し振りに晴れたので、ちょっと寄り道した。
写真は、フォーラムフラノから4kmぐらいのところ。
今までは何気なく通り過ぎていた景色だ。
この写真の反対側は、山の麓になるので、山を背景にした畑の眺めは、いつも気持ちが良い。
どちらかと言うと、このあたりを走るときは、山の方を見ているので、ここの景色にあまり気が付かなかったのだろう。
街の中から、10km足らずで、こんな風景が、そこかしこにある富良野は、やっぱり、いいね。
 

■ 麓郷街道の丸太 by富良野のオダジー 2010年01月30日(土)

  72,753 byte「麓郷の森」へ行くために、麓郷街道を通った。
麓郷街道は、春には桜、夏は色々な草花、秋には紅葉、そして冬は雪景色がきれいで、一年中、飽きない。
今朝も、ちょうど陽が射して、雪が、木々が、川が、いい感じだった。
写真は、そのんな中で、目についた。
丸太って、積んであるだけで、存在感がある。それぞれの切り口が模様を形作っているようで、惹かれる。
おそらく、丸太は自然のモノだから、そう感じるのだと思う。
麓郷街道は、一昨年ぐらい前から、道路を広げて、サイクリングロードを作っている。
この丸太も道路を広げるために切られたと思われる。
麓郷街道がサイクリングロードとして整備されれば、麓郷の新たなメニューとして、みんなに喜ばれるだろう。
車で走ってもきれいだが、自転車でゆっくり走れば、もっと色々な発見があると思う。
 

■ 夕暮れの牛 by富良野のオダジー 2010年01月29日(金)

  55,297 byte「麓郷の森」に行った。
向かうときは気が付かなかったが、すぐ近くの牧場の牛が、外に出ていた。
やはり、動物がいると、デジカメを撮りたくなる。
五時前だったが、こんな風の暗さに写った。
カメラを構えると、何頭かは、こちらを振り向いた。
シカだと、こうはならない。さぁーっと逃げられる。野生と飼われている動物の違いか。(なんの比較か?)
そういえば、私が作ったシカ肉のジャーキーが美味しかった。牛(ぎゅう)よりむしろ評判がいい。
近々、ご紹介します。
 

■ セイタカアワダチソウ? by富良野のオダジー 2010年01月28日(木)

  50,535 byte富良野は今日も、少し雪が降った。
今朝は、雪深い畑の中を雪をこぎながら歩いた。
畑は、ちょっと小高い丘になっている。
途中で、腰ぐらいまで埋まってしまうほど深いところもあったが、ハァーハァー言いながら、無事、一番高いところに辿り着いた。
距離にして、250メートルぐらい。
気温が割りと高かったのに、スキーウェアーをガッチリ着た、完全防備の格好だったので、額から、汗がしたたり落ちた。
目的は、畑からのロケーションを撮るため。(どんなところにある畑なのか説明する写真)
畑の一番高いところから、畑や点在する民家、芦別岳に連なる山々を撮った。
下りる時、雪原に立っている雑草が目に入った。
なんかいい感じだったので、シャッターを押した。セイタカアワダチソウだと思う。夏に、真っ黄色い花を咲かす。
他にも、オオハンゴウソウノラニンジン(野良人参)の枯れたのが、雪の中に立っていた。
冬は撮るものがないと思っていたが、ちゃんと見れば、まだまだ見えてくるものがあるはずだ。
 

■ 進士五十八著「農の時代」 by富良野のオダジー 2010年01月26日(火)

  56,016 byte富良野の昨夜は、大荒れで、雪と風が凄かった。
朝の7時過ぎ頃から、自宅前の道路を市の除雪車が走り回っていた。
私が子供の頃は、降り積もった新雪を長靴で踏みしめながら通学した。
何歳の頃の記憶か分からないが、いつも浮かぶイメージがある。真っ白い道路にポツンと一人でいる。自分の足跡だけがある。シーンとしたモノトーンの世界だ。
雪の降り始めの時期に、ほぼ毎年浮かんでくる。
今は、ほとんどの道は、学校へ行く時間までに、除雪されるだろうから、私のような記憶を持つことはないと思う。
まちが機能的になったり、便利になったりは、良いことかもしれないが、“ふるさと”の記憶は、困ったことや不便だったことで、より作られるのかもしれない。
写真は、進士五十八著「農の時代」
進士五十八さんの本は、壁面緑化でもご紹介した。
私が「農」に興味を持つのは、富良野は「農」に対して、限りない可能性があると思えるからだ。
進士さんの本を読んでいると、「なるほど」「なるほど」の連続だ。
「農」を通して体験できる素晴らしさが色々出てくるのだが、その素晴らしさを富良野に住んでいる私たちはあまり実感していないと思う。
ここ2年ぐらい、私はブルーベリーの収穫や雑草取りなどをそれなりにやっているが、まだまだだ。
今年は、腰をすえて、「農」にチャレンジしてみたい。
 

■ 啓翁桜(けいおうざくら)花開く by富良野のオダジー 2010年01月24日(日)

  47,671 byte今朝も少し雪が積もっていた。
写真は、昨日紹介した啓翁桜の花びら。店が暖かいせいもあって、たくさん開花した。
真冬の桜って、なんか、なごみますね。
インターネットで配信される記事を読んでいたら、「措定」という漢字が出てきた。
「そてい」と読むんだろうなぁ、と思ったが、意味がまったく分からなかった。
ちょっと、調べてみた。

そ‐てい【措定】
1.ある事物・事象を存在するものとして立てたり、その内容を抽出して固定する思考作用。
2.「定立」に同じ。

定立?
この漢字も知らなかった。

てい‐りつ【定立】
ある肯定的判断・命題を立てること。また立てられた肯定的判断・命題。ヘーゲル弁証法では、三段階発展の最初の段階をさす。措定。正。テーゼ。

実は、けっこう頻繁に出てきて、意味はなんとなく雰囲気で分かるが、読み方を確信できない漢字をリストアップしている。下記がその一部。
辛勝 しんしょう
昔日 せきじつ
稀有 けう
稀代 きだい
狐狸 こり
狡猾 こうかつ
無謬 むびゅう 
耽溺 たんでき
膾炙 かいしゃ
忌中 きちゅう
どうでしょうか?
 


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