■ ジャイアント・ステップス byオダジー 2006年12月03日(日)

  105,338 byte今朝起きたら、また、雪が降っていました。富良野は、完全な冬になりました。フォーラムフラノに植物をいっぱい飾ったので、寒さで枯れないように、一日中ストーブをつけたままにしました。色々な局面で、「冬モード」に転換しなければならない時期がきたようです。今日は日曜日ですが、もちろん休んではいません。一年中、曜日に関係なく同じペースで働いていますが、気分的には少しリラックスしています。ささやかですが、土・日・祝日はネクタイをしないことに決めました。
ワイワイ日記に、毎週一度ぐらいはジャズのアルバム(レコード・CD)を紹介しようと思いますが、今回は私がジャズを聞き始めた頃のことを書きます。私に最初にジャズを教えてくれたのは、大学時代のゼミで一緒だった三重県出身の磯(いそ)でした。磯は、夜中にヘッドフォンでビリー・ホリディを聞きながら、経済書を原書(英語)で読んでいる男だった。
磯によると、ジャズは駐留米軍が放送していたラジオ局「FEN(Far East Network)」で高校生の頃から聞いていたそうだ。当時の私には衝撃だった。田舎で、私がグループサウンズやフォークソングに憧れている時に、磯はジャズを聞いていた、それも英語で放送されるFENで。
その後、磯に誘われるままに、ジャズ喫茶に通うようになった。今考えると、私がジャズ喫茶に頻繁に行っていた時期、1975年前後はジャズ喫茶全盛、もしくは全盛の最後の時代だったかもしれません。思い出せるだけでも沢山のジャズ喫茶の名前が出てきます。吉祥寺だと「A&F」「FUNKY」「MEG」、新宿だと「ビザール」「DIG」「DUG」「ポニー」「木馬」、中野だと「クレッセント」「ビアズレー」・・・。
初めは、なにがなんだか全く分かりませんでした。なにを聞いても同じ音にしか聞こえませんでした。それでも、諦めないで聞き続けたのは、おそらくジャズ喫茶の空間が好きだったのと、「ジャズはカッコイイ」となんとなく感じたからだと思います。
最初に、好きになったのが、サックスのジョン・コルトレーンです。当時、2時間ぐらいジャズ喫茶に座っていると、必ずコルトレーンのレコードが1枚かかった。レコードは片面だけをかけるので、1枚約20分として、2時間だと5、6枚のレコードを聞けることになる。今もジャズと言えばコルトレーンと言われるぐらいビックなミュージシャンですが、あの頃は、コルトレーン一色と言っても過言ではない感じでした。
コルトレーンの音楽は特徴があるので、聞きはじめのシロウトでも、「あっ、コルトレーンだ!」とすぐ分かる。それがうれしくて、コルトレーンのファンになったのかもしれない。ジャズ喫茶では、流れているレコードのジャケットをプレーヤーの前などに見えるように置いてくれるのだが、ジャケットを見ないで、演奏者や曲目を当てるのが、ジャズファンのちょっとした自慢なのだ。
私が初めて買った記念すべきジャズのレコードは、やはりコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」。確か、大学2、3年生の時(1972、3年)だったと思います。コルトレーンは、マイルス・デイビス(トランペット)のグループで名を上げたのですが、そのグループを退団し、独立後吹き込んだ最初のアルバム。今でもたまに聞きますが、いつ聞いても、「感慨深い」です。色々な意味で私にとって、青春だし、人生の始まりだったのでしょう。もちろん、私の個人的な思い入れとは別に、このアルバムはお勧めだし、ジャズの名盤として今後もずっと残っていくものだと思います。
ジャイアント・ステップスを買ってすぐの頃、スキーで長野に行ったのですが、泊ったペンションにこのレコードが流れていて、ビックリしたのを憶えています。
 

■ ヤドリギ  byいずみ 2006年12月02日(土)

  109,311 byte麓郷へ向かう道沿いに、ななかまどに寄生するヤドリギを発見!

ヤドリギは木に寄生する植物で、宿主の栄養や水分を吸収します。
鳥が実を食べて高い木の上まで種を運ぶようです。

ヤドリギでリースを作ってみたいと思うのですが、寄生しているのが高〜い木の上が多く、なんとか取れるところにあるのは1,2個。

高〜い木の上で鳥の巣のように見えるヤドリギを見つけては「欲しいなぁ〜。」と、つぶやく毎日です。
 

■ 富良野移住。byオダジー 2006年12月02日(土)

  65,504 byte昨日、北海道庁の方に会うために、雪降りしきる中、札幌へ行ってきました。メンバーはラジオふらのの丸山社長、パンちゃんと私の三人で、用件はラジオふらのが企画した番組の相談でした。内容は、「北海道への移住」に関するものです。私は個人的に、団塊の世代と呼ばれている人たちが、富良野に大勢移住してほしいと思っている(エッセイにも書いた)ので、興味津々(しんしん)だった。
エッセイ「移住しませんか」
まず最初に「なるほど!」と思ったことは、移住というと今後一生涯住むというイメージがありますが、「リトリート(避難)移住」「体験移住」「季節移住」「完全移住」と、移住を4つに分けていました。それぞれを下記に説明します。
「リトリート(非難)移住」は、スギ花粉でのお悩みの方がスギのない地域で癒しと健康づくりの体験をして過ごす。
「体験移住」は、どこに移住するか、どんな移住にするか。迷ったら、土地の魅力をふれるお試し暮らし。
「季節移住」は、梅雨を逃れてさわやかな季節を楽しむ。ウインタースポーツを存分に楽しむ。
「完全移住」は、第二のふるさととして生活拠点を移して北の大地の中でセカンドライフを満喫する。
移住をこのように広く柔軟に考えると、地元での受け入れの選択肢が大幅に増えて、「まちづくり」にも、すぐに活かせるアイデアが色々浮かんできそうです。実際、「北海道生活体験 ちょっと暮らし」などのプロジェクトも進めていて、好評のようです。
道庁の方のお話をお聞きしているうちに、そのようなプロジェクトに私たちも参加するのはもちろんのこと、富良野独自のプロジェクトも立ち上げたいと、少し“熱く”なりました。札幌からの車の中で、丸山社長とも話しましたが、異業種の何人かで「富良野移住推進チーム」を作って、北海道庁とも連携しながら、是非進めたいと思います。
 

■ いよいよ、本格的に雪が降り出した。byオダジー 2006年12月01日(金)

  102,930 byte朝来たら、フォーラムフラノは雪に覆われていました。結構気温も低いので、あまり水分の無いフワフワの雪です。早速、ベランダを除雪しました。駐車場の除雪は、業者の方に頼んでいます。冬期間の契約で、こちらが連絡しなくても、雪が降った時に来てくれます。私のところのまわりのお店などとも契約していて、雪が降ると、大きな除雪車で、次々に除雪していきます。手でやると何時間もかかる除雪作業が、ものの数分で終わります。そのうちに、除雪風景をお見せします。
富良野スキー場は、11月23日にオープンしたそうです。この雪で、かなり良い状態で滑れると思います。
富良野スキー場のホームページ
写真はフォーラムフラノと昨日書いた「室(ムロ)」です。ジャガイモとカボチャを入れてきました。今後、キャベツやニンジン、タマネギも貯蔵しようと思っています。なるべく長く富良野産の野菜を提供したいと考えています。
 

■ 雪だ〜!雪だ〜!! byいずみ 2006年12月01日(金)

  72,780 byte今日の1番最初の仕事は「麓郷の森」の雪かきでした!
車の後ろに2本の丸太をワイヤーでつけて、森の中をひたすらくるくる走り回ります。。。
きれいに道がつけられました☆
12月に入ったばかりなのに、
すでに雪の量に衝撃をうけています!!
日中でもマイナスってゆう気温にも衝撃です(笑)
冬は始まったばかり、楽しいことをたくさん見つけてお知らせしていきたいと思ってます(^・^)
 

■ 男爵・キタアカリ。byオダジー 2006年11月30日(木)

  58,349 byte昨日、ジャガイモを沢山作っている、知り合いの農家の人を訪ねた。品種は「男爵(だんしゃく)」と「キタアカリ」。調べてみると、男爵薯は明治40年、川田龍吉男爵によってイギリスから北海道に導入された品種で、デンプン質が多く、加熱するとホクホクになり、ポテトサラダやコロッケに適している。キタアカリは、「男爵薯」を母に、抵抗性の「ツニカ(Tunika)」を父として交配し、昭和62年(1987年)北海道の優良品種に決まったもので、身は黄色みが強い。
フォーラムフラノのレストランメニューは「麓郷の森スープカレー」や「ふらのチーズグリル」など、ジャガイモを使う料理が多いのと、たまたま野菜を貯蔵する大きな「室(むろ)」が借りられ、ジャガイモを長期間保存出来るので、多めに譲ってもらった。
早速、ラクレットチーズをつけて、食べてみた。正にホクホクでとても美味しかった。私は北海道に生まれ育って、美味しいジャガイモを食べなれているはずなのに、ちょっと感動した。本州の人が食べたなら、おそらく忘れられない味になるのでは、と思う。
 

■ 巣箱 byいずみ 2006年11月30日(木)

  86,221 byte森の木に巣箱を付けました。
雪が降ってても「シロハラゴジュウカラ」がごはんをつつきに来ています(^・^)
ゴジュウカラの写真をのせようと頑張ったのですが、
近くにいるとやっぱりなかなか着てくれませんでした(-_-)
なので、また今度!

富良野はどんどん寒さが厳しくなって来ています。
−30度がいつ来るかドキドキです☆
 

■ 赤と白のツートンカラーの棒。byオダジー 2006年11月29日(水)

  64,360 byte今朝起きたら、あたり一面雪でした。本格的な冬が近づいてきているのをヒシヒシ感じます。
事務所に来る途中に撮った写真ですが、左隅の方に赤と白のツートンカラーの棒があります(写真をクリックすると拡大します)。なんだか、分かりますか?北海道ではいたるところで目にします。そうです、雪が積もっても道路の幅が分かるようにするものです。これがないと、雪が降る日など、誤って車を落としてしまうこともあります。
道路の幅を知らせるものとして、ほかに「矢羽根」とよばれているものもあります」。(正式名称は「固定式視線誘導柱スノーポール」だそうです)
まあ、どちらにしても、冬の北海道では、夏にもまして安全運転に心がけたいものです。
 

■ カメ by いずみ 2006年11月28日(火)

  47,926 byte近くのホームセンターで見つけたかわいいカメの形の土落とし!!
これからは雪を落とすのにも使えます。
こんなにかわいいものが処分品コーナーに置いてあったんですよ〜☆

毎日、玄関で帰りを待ってくれています(*^_^*)
ゴシゴシ使うと、踏んずけていじめてるみたいでかわいそうな感じになります(笑)
なので、なかなか使えないでいます。。。
 

■ 12月16日オープン!byオダジー 2006年11月28日(火)

  68,065 byte今日の富良野は穏やかな感じです。
レストラン&ショップ「フォーラムフラノ」は12月16日(土)にオープンすることに決めました。
写真は、いずみちゃんが店内に飾るグリーンの手入れをしているところです。先にも書きましたが、いずみちゃんはフラワーショップで働いていたので、花や鉢物には詳しいので心強いかぎりです。富良野は冬になると白一色になり、あまりグリーンが目に出来なくなるので、せめて店内だけでもグリーンをいっぱいにしたいと思います。グリーンは、心を癒してくれます。
でも、問題は寒さ対策です。これほど多くのグリーンを管理したことがないので慎重にグリーンを守っていきたいと思います。なにせ、2月にはマイナス30度が待っているのだから・・・。
 


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