■ 富良野は大雪 by富良野のオダジー 2007年12月06日(木)

  38,590 byte今日は、朝から大忙しだった。
まずは、フォーラムフラノの雪かきをして、すぐに麓郷にある室(ムロ)に直行。
越冬させるるジャガイモを貯蔵するためだが、運ぶ前に室の入口をまた雪かき。
ジャガイモを入れ終わってから、今度は「麓郷の森」へ行き、小屋の屋根の雪おろしと簡単な修理をして、フォーラムフラノに戻ってきた。
今日の雪は、フワフワで割と軽かったので助かったが、それでも、腕と足が少し痛い。
写真は、上から、今朝のフォーラムフラノのテラス、「麓郷の森」をブルで除雪する私の妻、野菜を貯蔵している室(ムロ)。
 

■ トミー・フラナガン「Overseas」 by富良野のオダジー 2007年12月03日(月)

  47,532 byte中山康樹著「ジャズの名盤入門」を読んでいて、ピアノのトミー・フラナガンの「Overseas」(CDジャケットがオリジナル)を絶賛していたので、久し振りに聞いてみた。
かなり前から持っているレコードで、トミー・フラナガンは大好きなピアニストだが、あまり聞かないレコードだった。
例えば、トミー・フラナガンと双璧にあげられるピアニスト、ウイントン・ケリーだと、「枯葉」「ケリー・ブルー」は、けっこう聞いている。
おそらく、私にとって、この一曲というのが「Overseas」にはなく、「枯葉」には「枯葉」が、「ケリー・ブルー」には「朝日のようにさわやかに」が入っているからだと思う。
私の好きなアルバムを考えると、やはり好きな曲が入っているものが多いと思う。ただ、レコードの場合は片面(20分〜30分位)全部を一曲として聞いている“フシ”がある。
「枯葉」や「ケリー・ブルー」も、片面が一曲で、特に好きなパートとして「枯葉」や「朝日のようにさわやかに」があるという感じだ。
CDになって、レコードの両面を一度に聞くことになった。悪いことに、最近のCDには、+2とか+3とか、別テイクを増やしている。私の感覚では、レコード片面の演奏時間がちょうど良く、1、2時間聞けば、かなりのバリエーションで聞くことが出来る。
ちなみに、レコードによって、A面を聞くか、B面を聞くかは、ほとんど決まっている。ジャズの場合、B面しか聞かないレコードもある。それは、長いメインの力作をB面1曲に収録することがあるからだ。
実は、「ジャズの名盤入門」で紹介している50曲で、私の持っていないものを何枚か注文した。本を読みながら、知ってはいたが、持っていなかったCDを新鮮な気持ちで聞くのは、今の私にとって、正に、至福の時である。
これぞというCDがあると思うので、また、紹介します。
 

■ 韓国の歌手「宇宙(ウジュ)」さん by富良野のオダジー 2007年12月02日(日)

  50,006 byte息子とのツーショットではありません。私の隣のハンサムな男性は、韓国の歌手宇宙(ウジュ)さんであります。
昨日、新曲のプロモ(プロモーション・ビデオ)の撮影のために、フォーラムフラノに来ました。フォーラムフラノでのシーンは、どんなものなのか分からないが、とにかく、店内で2時間近く撮影していた。完成したプロモをくれるというので、今からちょっと楽しみだ。
ふらの観光協会のスタッフの方が色々撮影の面倒をみていたのだが、私が「撮影風景を写真に撮って、ブログに載せてもいいですか?」と聞いたら、「撮影が終わってから、宇宙(ウジュ)さんと一緒に写真を撮って、それをブログに載せたらどうですか?」と言われた。
言い訳するつもりはありませんが、私は“そういう方”と一緒に写真を撮るのは恥ずかしいし、ましてワイワイ日記に公開するなんて、とても出来ないと思い、せっかくのご好意ながら、お断りしようと思った。
撮影が終わり、帰り支度をしているときに、どーゆー訳か、私はデジカメを手に持っていた。それを見たスタッフの方が、「小田島さん、宇宙(ウジュ)さんと一緒に撮りますよ」と。
私は勢いで、宇宙(ウジュ)さんと並んでしまった。そして、フラッシュがついたり、つかなかったりで、合計3枚も撮ってもらった。ああ、恥ずかし〜い!
とは言うものの、これも何かの縁だと思うので、宇宙(ウジュ)さんのプロモが良く出来て、歌も大ヒットしてほしいと願う、日曜日の朝でした。
 

■ 中山康樹著「ジャズの名盤入門」 by富良野のオダジー 2007年12月01日(土)

  48,737 byte何かのハズミで、中山康樹著「ジャズの名盤入門」を買ってしまった。
写真のCDは、チャーリー・パーカー(as)、ディジー・ガレスピー(tp)、バド・パウエル(p)、チャールス・ミンガス(b)、マックス・ローチ(dr)という、ジャズの歴史に名を刻んだ大巨匠5人が一堂に会したステージを録音した、正に、これこそ歴史的名盤「ジャズ・アット・マッセイ・ホール」
ジャズの名盤入門で、最初に紹介している一枚だ。
この本の帯には「この50枚にはジャズの魅力が詰まっている!」とある。つまり、50枚の名盤を紹介している。数えてみると、私はレコード、CD合わせて38枚持っていた。持っていない12枚のうち、3枚以外は、今すぐにでも欲しい。まだ、はじめの部分しか読んでいないので、今は欲しいと思わない3枚も、紹介文を読むと欲しくなるかもしれない。
私は昔から、プロが推薦するものを“鵜呑み”にする傾向がある。だいたい、そういう性格じゃないと、こういう本自体も買わないと思う。
ジャズのアルバムだって、何万枚、何十万枚、いやもっと多くの枚数が出ているかもしれない、そのうち自分が聞けるのは、ほんのわずかだ。
まずは、推薦盤を聞いてみて、その中で良いと思ったものから、広げていく。それは、ミュージシャンだったり、楽器だったり、音楽の傾向だったりする。
まあ、鵜呑みというより、キッカケだな。私の経験上、ジャズに限らず、無闇矢鱈に突き進むより、とりあえずプロの先生が言っていることを聞いてみるほうが、良い結果の確率が高い。映画だって、評判のいい映画の方が、やっぱり面白い確率が高い。ただ、もちろん、「なんで、これが?」というものもある。その時は、「なんで」の理由を探るのも、私のひとつの楽しみではある。
そうだ、キッカケも大事だが、やっぱり“縁”かな。そうだ、縁だ。テナーサックスのジョン・コルトレーンを好きになったのは、音楽そのものと言うより、縁だ。人との出会いも縁だけど、音楽やアートも縁がなければ、違うところに連れて行かれる。
ジョン・コルトレーンを考えると、縁としか言いようがない。それこそ、ジャズの中でも難解の部類に入るコルトレーンから、私はジャズに入った。
コルトレーンを初めて聞いたとき、ピピッと来た。ということではなかった。別に劇的でも、運命的でもなかった。
実は、私がジャズを聞き始めた1970年代の中頃は、ジャズ喫茶に2時間いれば、一回はコルトレーンがかかった。だいたいレコードの片面は約20分だから、2時間でLPレコード5、6種類聞けた。コルトレーンは、特徴があるので、聞き始めの私にもコルトレーンだとすぐ分かる。この“分かる”が結構重要で、ジャズ喫茶に行って、「あっ、コルトレーンのマイ・フェイヴァリット・シングスだ」と分かるとうれしくて、「オレって、けっこうジャズ通かも」と、ちょっと優越感に浸ったものだ。
最初の縁がコルトレーンで本当に良かったと思う。偶然にも、「分かる」だけの不純な動機で聞き出したコルトレーンが、ジャズ界でもワン・アンド・オンリーのとてつもないミュージシャンだったのだから。
コルトレーンから入っていなければ、果たして今までずっとジャズファンとして、ジャズを聞き続けたかは疑問である。コルトレーンは、ジャズとか、音楽とかを超えて、私に影響を与えた。
「ジャズの名盤入門」である。冒頭の文章で、すでに私が「そうだ!」と思うことを書いている。
「音楽は個人的な好みではない」「好き嫌いは耳のレヴェルに起因する」「オリジナル収録曲に追加曲を入れてCD化するのは名盤に対する破壊行為」
これから、全部読むのが楽しみだ。
 

■ 旭山動物園 by富良野のオダジー 2007年11月29日(木)

  36,721 byte旭山動物園に興味があって、昨日フォーラムフラノが休みだったので、ちょっと行ってきた。
11月の平日にもかかわらず、なおかつ、吹雪の中なのに、バスも10台ぐらい停まっていて、お客さんも大勢いた。まあ、それでも、夏に比べたら・・・、でしょうけど。
旭山動物園、恐るべし! です。
「わぁー、テレビに写っていたわぁー」と、アザラシの円柱形の水槽を指差しているオバサン、外にあるペンギンの柵から手を出して、係りのオジサンに「だめだめ、指を嘴で噛まれるよ」と注意されているオバサン、ペンギンに「こっち向いてぇ〜」と叫んで、「話しかけても、ペンギンには分からないよ」とこれまた、係りのオジサンに注意されているオバサン。
やはり、一番盛り上っているのは、オバサンでした。
 

■ クリタ マコト「My Music is Your Music」 by富良野のオダジー 2007年11月25日(日)

  47,345 byte昨日は、今年の三月に草田研次 パステル画展「光と天の色」をフォーラムフラノで開催した草田さんが友人の方と来てくれた。
草田さんは、いま富良野市生涯学習センターで個展を開催中(12月16日まで)だ。
実は、草田さんと私は、同時代(今から30年位前)に、今はなき新宿のジャズ喫茶「びざーる」で“ニアミス”をしている。びざーるは私が勤めていた新宿・三愛のすぐ近くにあり、昼食時間に食事を早めに済まし、コーヒーを飲みによく行っていた。
草田さんの友人の方も、びざーるを良く知っているジャズファンで、ついつい、DIGだ、DUGだ、木馬だ、ポニーだ、タローだ、サムライだ、と話が盛り上った。同じ時代、そして同じ文化圏に生きていた者同士は、すぐに打ち解けるものだ。調子に乗って、一時間ぐらい話してしまった。あぁ、楽しかった。
写真は、日本人ピアニスト・クリタ マコトの「My Music is Your Music」だ。
クリタ マコトのことは、まったく知らなかった。今まで、ニアミスも、カスリもしなかった。では、何故、珍しく、日本人のCDを買ってしまったのか。
それは、考える高校生のためのサイト「マンモTV」にクリタ マコトのインタビューが載っていて、それを読んでいるうちに好感を持ったからだ。
このサイトは、私のお気に入りで、ちょくちょくお邪魔している。とにかく、登場する人たちが、かなりの確率でイイのだ。話がストレートで分かりやすく、面白いのは、高校生に焦点をしぼっているからだと思う。以前、三人の子供たち(大学生だが)にも、読むようにと、アドレスをメールした。
クリタ マコトである。早速、インターネットで辿ったら、「My Music is Your Music」の2曲目のオリジナル曲「Peninsula」のさわりが試聴できた。私好みの、ロマンチックなメロディが流れた。メンバーを見ると、ドラムに大坂昌彦とある。大坂昌彦は、私の友人である富良野出身のジャズヴァイビスト・浜田均が、何年か前に北海道でやったコンサートのメンバーとしてきた。その素晴らしいドラミングは、今でもはっきり憶えている。
だいぶ、傾いたが、ちょっと躊躇した。他にほしいピアノのCDは山ほどある。
クリタ マコトの“敵”は、ビル・エヴァンスだし、ハンク・ジョーンズだし、ウイントン・ケリーだし、フィニアス・ニューボーン・Jrだし、テテ・モントリューだし、ケニー・ドリューだし・・・。
結局、買ってしまった。結果は、OKだった。
クリタ マコトを聞いて思ったことは、最近のピアノトリオで人気のあるCDは、制作者が聞き手のことを良く分かって作っている感じがするが、クリタ マコトのCDは、クリタ マコト自身が聞き手のことを良く分かっていると感じた。意外とミュージシャンは、弾き手のこと(自分のこと)は分かっても、聞き手のことは分からないものなのだ(ちょっと、知ったかぶり)。
もちろん、それを嫌がる人はいると思うし、本来なら、自分勝手に演奏したものが、広く受け入れられるのが理想だと思うが、そんなことは滅多に起きない(たまに起きるから、ややっこしくなる)。
かと言ってクリタ マコトが聞き手に媚びている訳ではない。タイトルの「My Music is Your Music」というのを勝手に解釈すると、「あなたの好きな曲は、私も好きだ」になる。つまり、クリタ マコトは、弾き手と聞き手を両方いっぺんにやっているのだ。
まぁ、とにかく、聞いていて、気持ちがいいし、すがすがしくなるCDだ。
 

■ 麓郷の森 by富良野のオダジー 2007年11月24日(土)

  70,744 byte今朝の麓郷の森です。
音もなく、シーンとして、いい雰囲気です。やはり、雪が降った森は“絵”になります。
森に佇んでいると、なんだか瞑想状態のようになり、心が澄んできて、癒される感覚になってくる。
たまには、森を見ながら、一日を過ごしたいものです。
そうだ、その時は、好きなジャズのCDも、持っていこう!
 

■ フォーラムフラノをムービーで紹介 by富良野のオダジー 2007年11月23日(金)

  86,571 byteフォーラムフラノを紹介するビデオ映像を「オフィスフラノのホームページ」にアップした。
私が撮影し、簡単な編集ソフトで編集した。
娘のビデオをもらって撮影したのだが、けっこう大変だった。
ムービーでの情報発信は、こけからのインターネットの重要な要素になるので、早く慣れて、ドンドン紹介しようと思う。
まぁ、ちょっと、ご期待なのだ。
 

■ 富良野スキー場オープン! by富良野のオダジー 2007年11月23日(金)

  51,030 byte今朝も雪が降っている。ベタつかない、軽くてフワフワの雪で、まったく真冬並みの雪質だ。
今日から「富良野スキー場」がオープンした。この時期としては、最高のコンディションではないでしょうか。
スキーヤー、スノーボーダーのみなさん、フワフワの新雪を気持ちよく滑ってください。そして、滑り終わった後は、フォーラムフラノで、食事なり、お茶なりをしてください。
暖炉に火を入れながら、暖かくして、お待ちしております。
 

■ 吹雪いています。 by富良野のオダジー 2007年11月20日(火)

  36,021 byte今日も氷点下が続いている。あぁ、寒い!
11月の雪は、いつもなら、すぐ融けてしまうのだが、このまま「根雪」になる勢いだ。
外は、吹雪いている。
寒さは、全国的なようだが、これも異常気候なのだろうか。
 


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