■ ゲイリー・ピーコック「12月の詩(December Poems)」 by富良野のオダジー 2010年04月02日(金)

  51,267 byte今日の富良野は青空。春の気配。
四月は、こうでなくっちゃ!
いつもメールを頂く、ジャズフレンド(これからは、こうお呼びします)から、『さて、このところの「ジャズ」ネタは、私にとっては新鮮な内容でワクワクものです。ベースのチャーリー・ヘイデン。そもそもベースへの意識が低いもので、どこかで聴いてはいるのでしょうが、ベイシストの名前を一つ一つ確認していませんでした。これから少しずつチェックです。これからも、「こんなの聴いたよ」情報をお願いします。』の、メールが届いた。
チャーリー・ヘイデンと来れば、私の中で次に来るベーシストはゲイリー・ピーコック。
ゲイリー・ピーコックは、ピアノのキース・ジャレットトリオのベーシストとして知られている。
私は、1970年の終わり頃、ベースに惹かれて、けっこう色々聞いた。その当時から気に入っているのが、「12月の詩(December Poems)」
ベースソロ3曲とサックスのヤン・ガルバレクとのデュオ2曲、そして自身がピアノを演奏し、自身のベースと多重録音した1曲のアルバムだ。
1曲目の「スノー・ダンス」が好きで、ベースソロなのにスウィングしている。ベースという概念を変えてくれた1枚だと思う。
全体的には、哲学っぽい、重厚な雰囲気が漂う。
なにより、ECMレーベル独特の透明感のある録音と、ぴったりなのだ。
 

■ 上富良野のいつものところ by富良野のオダジー 2010年04月01日(木)

  35,189 byte今日は雨が降っている。
これでだいぶ雪が融けてしまうだろう。
東京からは、桜が満開のお知らせ。
富良野の桜は、ゴールデンウィークの後だ。一ヶ月以上遅いことになる。
今年は、“気合い”を入れて、撮影しようと思っている。昨年、桜の撮影ポイントを何ヶ所かインプットしたのだ。
写真は、上富良野のいつもの撮影ポイント。
融雪剤を撒いた跡が、きれいな模様になっていた。なんかイイ感じ・・・。
 

■ チャールス・ロイド「フォーレスト・フラワー」 by富良野のオダジー 2010年03月31日(水)

  52,935 byte定休日なのだが、メールをチェックしに、フォーラムフラノに“出勤”した。
なにげなく、サックスのチャールス・ロイド「フォーレスト・フラワー」をかけてみた。
おそらくこのレコードは買ったとき(1972年頃)に何回か聞いて、それから30年以上聞いていなかったと思う。
案の定、曲はまったく憶えていなかった。
チャールス・ロイドは、コルトレーン派と言われているので、イメージとして、フリーっぽく、バリバリ吹いているアルバムだと思っていた。
全然違っていた。
A面の曲「フォーレスト・フラワー、日の出/日没」は、ラテン系のリズムが心地よく、実に聞きやすい。コルトレーンというより、ソニー・ロリンズのような感じもする。
どうして、聞いていなかったのかも、自分ではよく分かる。チャールス・ロイドのオリジナリティが伝わってこないからだ。
「どうしても、チャールス・ロイドじゃなきゃダメ!」という演奏ではないからだ。
「じゃ、ダメか」という、そんなことはない。このレコードはイイと思う。
ただ、コルトレーン派となれば、採点は厳しくなる。
何故なら、コルトレーンのアルバムだって全部聞いている訳ではないので、コルトレーン派を聞くより、コルトレーンを聞けばよいからだ。
「フォーレスト・フラワー」のことである。
なんと言っても、メンバーが凄い。
ピアノがキース・ジャレット、ベースがセシル・マクビー、ドラムがジャック・デジョネットだ。
知らなかったが、キース・ジャレットとジャック・デジョネットは、チャールス・ロイドのグループに参加したことで、注目されるようになったのだ。
キースのピアノは、もうすでにオリジナルな音になっている。1945年生まれだから、当時まだ22才だ。
なにげなく聞いたレコードから、また色々なことを教えてもらった。
ジャズって、楽しいね。
ジャズの楽しみは、聞くだけじゃないのだ。
 

■ 啓翁桜(けいおうざくら)、超遅咲き by富良野のオダジー 2010年03月30日(火)

  28,325 byte今日は暖かい。
これが3月末の当たり前の暖かさだと思うが・・・。
写真は、1月23日に紹介した、啓翁桜(けいおうざくら)
どういう訳か、今、咲いている。
超遅咲きの花なのか、なんなのか。
全然、関係ないが、「言外」と言おうとして、「ごんがい」か、「げんがい」か、分からなくなって調べた。
「げんがい」が正解。
でも、言語道断は、「ごんごどうだん」だ。
あ〜、日本語って、難しい。
 

■ イーゼル by富良野のオダジー 2010年03月29日(月)

  45,874 byte今日は、朝方ちょっと寒かったけれど、良い天気だった。
フォーラムフラノの店内のイスやテーブルを動かしたりしているうちに、1Fにあったイーゼルの置く場所がなくなった。
結局、2Fに持って行くことになった。
さぁ、何を飾ろうかと、姉と相談になった。
富良野のポスターか写真にしようかと思ったが、2Fに置いてある美術全集が目にとまった。
1985年発行のアート・ギャラリー「現代世界の美術」ジャケット版全21巻。私が、何かのハズミで昔、買ったものだ。
ピカソはどうだろう、デ・キリコもいいね、ローランサンも合うかもね・・・。
色々迷った末に、飾ってある植物の雰囲気にぴったりということで、アンリ・ルソーに決めた。
イーゼルだが、姉がオランダに住んでいるときに、アムステルダムの「蚤の市」で買ったものだ。
姉に聞くと、蚤の市は今もやっているが、これを買った20年前は、今より盛り上っていて、良いものが沢山出ていたそうだ。
何処で作られたのかも知らないが、まわりまわって、日本のフォーラムフラノに渡ってきたイーゼル。
イーゼルは一体、何を思っているだろうか?(ちょっと、感慨深げ・・・)
 

■ チャーリー・ヘイデン「FIRST SONG」 by富良野のオダジー 2010年03月27日(土)

  59,505 byteすっかり冬に逆戻りした感じだ。
続けて雪が降り、しかも、その雪が融けない。
「えっ、上野の花見。富良野の春はどこ?」
昨日と今日と、車の中で聞いているのが、「FIRST SONG」
ベースがチャーリー・ヘイデン、ピアノがエンリコ・ピエラヌンツィ、そしてドラムがビリー・ヒギンズ。
タイトルでもある1曲目の「FIRST SONG」が心に染みる。最初に聞いたとき、「あっ、知ってる」と思って、頭をめぐらしたら、「ミズーリの空高く」に行き着いた。チャーリー・ヘイデンが、ギターのパット・メセニーと一緒にやっているCDで、その中に収録されているのだ。
もともと、チャーリー・ヘイデンは大好きで、レコード・CDを何枚か持っている。
一番好きなのは「Closeness」
4曲を別々のミュージシャンとデュオで演奏しているものだが、その中の一曲目、キース・ジャレットとのデュオ「エレン・デイビッド」が素晴らしい。
どのアルバムも、透明感溢れる、空気が清められるような感じで、厳(おごそ)かな気持ちになる。
チャーリー・ヘイデンが醸し出す厳かな雰囲気って、どこから、生まれるのだろうか。
ジョン・コルトレーンにも感じるが、音楽というより、チャーリー・ヘイデンの存在そのものから、発せられるオーラのようなものだと思う。
ところで、ピアノの「エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunz)」だが、私は、このCDで初めて知った。
『ユーロ・ジャズの最高峰のイタリアのピアニスト。1949年ローマ生まれ。』と出ていた。ユーロ・ジャズとは、ヨーロッパ産ジャズのことだそうだ。
 

■ 富良野は冬 by富良野のオダジー 2010年03月27日(土)

  60,694 byte昨日から降っていた雪がまた積もった。
おそらく、今シーズン最後の除雪車が来てくれた。
来年のために、撮影した。
「へぇ〜、昨年は3月27日に雪が積もって、除雪車が来たんだ・・・」
ワイワイ日記は、日記としても役に立つ?のだ。
 

■ 「ふらの五条大橋」 by富良野のオダジー 2010年03月26日(金)

  35,422 byte前の写真から、ちょっと行ったところ。
ここからも、撮ってしまった。
右に写っているのは、「ふらの五条大橋」。
 

■ 新空知橋 by富良野のオダジー 2010年03月26日(金)

  45,641 byte今日の5時半過ぎに、自宅に用事があり、フォーラムフラノを出た。
十勝岳があまりにもきれいだったので、写真を撮った。
このアングルは初めてだと思う。
写真的なアングルではないが、“普段着”の富良野だ。
左に写っている橋は、「新空知橋」。
 

■ 南富良野のシカ2 by富良野のオダジー 2010年03月25日(木)

  61,652 byte前のシカと同じシカ。
木の間から、顔を覗かせたところを、パチリ。
ああ、かわいい!
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -