■ いつもの一本の桜 by富良野のオダジー 2012年05月10日(木)

  53,250 byteあちこちで、桜はいい感じに咲いているのに、天気がもうひとつ良くない。
昨日はフォーラムフラノが休みだったので、ゆっくり桜を見てまわって、写真とビデオで撮ろうと思ったが、雨が降り出し、あきらめた。
この写真は一昨日(5/8)の朝。
天気予報を見ると、この日しか晴れマークがなかったので、朝に行ってきた。(と言っても、フォーラムフラノから近い)
雲間から太陽も顔を出してくれて、バッチリだった。
感謝!
 

■ ブッカー・リトル「ブッカー・リトル」 by富良野のオダジー 2012年05月06日(日)

  49,932 byteここのところ、すっかりジャズづいている。それには、少し訳がある。
それは、東京に住んでいる私の友人であるジャズヴァイビストの浜田均(ハマキン)と、ラジオふらので番組を始めたからだ。
タイトルは「オダジーとハマキンの富良野が好き!」で、5月4日が一回目の放送だった。月に一回か二回、一時間番組で放送する。
番組は、私が上京したときに、ハマキンのスタジオ(自宅の別室)で収録している。
昨年から録りためており、先月は二人の共通の友人である井端純一をゲストに迎えた。放送はもう少し後になるが、けっこうおもしろい話になった。
井端とハマキンはワイワイ日記でも以前紹介した。
この番組には、「オダジーのジャズコーナー」もあり、それもあって、“ジャズモード”なのだ。
今朝聞いたのは、トランペッターのブッカー・リトルの「ブッカー・リトル」
このレコードを聞いていると、私にとってのジャズの原点はこの辺なのかと、納得した。(朝から、なんの納得だ)
私にとって、もっともジャズらしいジャズということなる。ブッカー・リトルの真っ直ぐな力強さ。ジャズにしかありえない音楽という感じがする。
メンバーがすごい。
ピアノが曲によって、トミー・フラナガンとウイントン・ケリーという私の大好きな二人。ベースがなんと!天才スコット・ラファロで、ドラムがロイ・ヘインズ。
ブッカー・リトルのリーダー・セッション中唯一のワン・ホーン・カルテットによる演奏だ。
ブッカー・リトルを最初に聞いたのは、おそらくサックスのエリック・ドリフィーとの「アット・ザ・ファイヴ・スポット VOL.1」だったと思う。
このアルバムもすごい。
こちらも、私の原点のレコードだ。
 

■ なまこ山の「こぶし」 by富良野のオダジー 2012年05月06日(日)

  84,652 byteなまこ山の「こぶし」も毎年撮っているが、今年は花が少ないようだ。
もしかしたら、時期がまだ早いのかもしれない。
こぶし情報も続けます。
 

■ なまこ山の桜情報2 by富良野のオダジー 2012年05月06日(日)

  63,619 byteそのまま、なまこ山の上まで行った。自動車で上がれるのだ。
写真は駐車場のすぐのところに咲いていた桜。この桜も毎年撮っている。
写真を撮っていると、知人のご家族が目に入った。
桜をバックに、「写メ」で息子さんに送る、と奥さん。それならというこしで、私が撮ることにした。これで、息子さん以外、全員が写ることになる。
なにか、朝から善いことをしたような気分になった。「早起きは三文の得」なのだ。
 

■ なまこ山の桜情報1 by富良野のオダジー 2012年05月06日(日)

  52,152 byte今日は、すきっとした快晴。
ゴールデンウィークの最終日を飾るにふさわしい天気だ。ずっとこうだったら良かったのに・・・。
いや、欲張ってはいけない。今日の快晴に感謝しよう。ん?
写真は毎年撮っているアングルからのなまこ山の桜と山。ワイワイ日記を調べると、2011年05月19日の桜の状況がほぼ同じだが、山頂の雪は今年より多い。
今年と桜も山頂の雪も同じなのが、2008年04月26日。この年は、異常に早かったみたいだ。しかも、きれいだ。
桜は早い時期に咲くほうが、きれいに咲くのかもしれない。
 

■ 桜情報 by富良野のオダジー 2012年05月05日(土)

  109,864 byte天気が悪かったので、なまこ山の桜の写真を撮っていない。
この写真は、麓郷街道の入り口付近、昔は「布部公園」と呼んでいた場所に立っている桜の木。
この桜はいつも早く咲く。
麓郷街道の「桜並木」は、今朝はまだつぼみのつぼみ。
 

■ ジム・ホール「アランフェス協奏曲」 by富良野のオダジー 2012年05月05日(土)

  55,796 byteゴールデンウィークもいよいよ明日を残すのみとなった。
5月3日、4日は残念ながら雨だった。今日も少しは降ったがまあまあの天気だった。
今朝、早めにフォーラムフラノに来て、寒かったので薪に火をつけた。
ストーブにあたりながら、何か聞こうとCDを探した。あまり聞いていない、モダン・ジャズ・カルテットとギターのローリンド・アルメイダが共演している「モダン・ジャズ・カルテット・ウィズ・ローリンド・アルメイダ」をかけてみた。
ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンの音が割れ気味なのが気にかかる。すると、7曲目に「アランフェス協奏曲(Concierto De Aranjuez)」が出てきた。これがなかなかいい。 
「アランフェス協奏曲」と言えば、私の場合はギターのジム・ホールの「アランフェス協奏曲」
早速、レコードをかけた。
何回聞いても、しみじみ良い。
ジム・ホールはもちろんだが、アルト・サックスのポール・デスモンドが素晴らしい。なめらかというか、自然というか・・・。このレコードは随分昔から持っていたが、数年前のある日、このデスモンドにすっかり感心して、続けてデスモンドのCDを何枚も買った。
改めて聞くと、ドラムのステーヴ・ガッドの切れるある音がいい。トランペットのチェット・ベーカー、ピアノのローランド・ハナ、ベースのロン・カーター、まあ全員がいい。
曲の始まりから終わりまで、無駄な音が何もない。すべての音が完璧につながりあっている。こんなことが起きてしまうんだねぇ。すごい!
アランフェス協奏曲については、2008年にパコ・デ・ルシア「アランフェス協奏曲」を書いたので、こちらもどうぞ。
 

■ ソニー・ロリンズ「ザ・カッティング・エッジ」 by富良野のオダジー 2012年05月03日(木)

  48,691 byteこの頃なんとなく「ジャズモード」に入っている。
今日はテナー・サックスの巨人、ソニー・ロリンズの「ザ・カッティング・エッジ」(写真はフォーラムフラノ二階の事務室の壁に飾ってあるレコードジャケット)。
1974年録音で、スイスのモントルー・ジャズ・フェスティヴァルにおけるライヴ・レコーディングだ。
LPレコードのA面である1.ザ・カッティング・エッジ、2.野ばらによせて、3.ファースト・ムーヴスの曲の流れがいいのだ。「野ばらによせて」はバラードだが、素晴らしい。特にロリンズが得意とする無伴奏ソロは圧巻である。つくづくロリンズはワン・アンド・オンリーの巨人だと実感する。
ただ、今はCDなので、B面の曲も続けて流れるので、イメージがちょっと変わりそうで心配だ。ジャズはもともとLPレコードの片面単位で聞くことが普通だ。(と思う)
だから、「あのレコードのB面、いいよなぁ」みたいな言い方になる。(私だけではないと思うが・・・)
ザ・カッティング・エッジは、ほぼ発売と同時に買ったと思う。つまり、ソニー・ロリンズとはリアルタイムな関わりなのだ。私の大好きなジョン・コルトレーンは1967年に亡くなっているので、私がジャズを聞き始めたときは既にこの世にはいなかった。
まあ、ジャズの巨匠、巨人と言われる人と一部分でも歴史を共に出来たのは幸福だと思う。でも、実際にライヴで聞けるチャンスがあったのに、地理的なことやなんやかやで、マイルス・デイビスも含め、ほとんどを聞いていない。(今考えると、残念!)
それでも思い返してみると、ソニー・ロリンズ、アート・ペッパー(サックス)、ソニー・スティット(サックス)、レイ・ブライアント(ピアノ)、ニールス・H・O・ペデルセン(ベース)などのライヴには行った。欲を言ったらキリがない。何人かに会えただけでも感謝!なのだ。
レイ・ブライアントだが、「アローン・アット・モントルー」が廉価盤で出ている。
このアルバムは買って損はないと思う。是非、お聞き下さい。
偶然、ザ・カッティング・エッジと同じモントルー・ジャズ・フェスティヴァルにおけるライヴ・レコーディングだ。
 

■ 急に桜が・・・ by富良野のオダジー 2012年05月03日(木)

  51,968 byte今、10時半少し前。
まだ雨は降っていないが、風が強い。
予報では午後3時頃から「弱雨」。
このまま薄曇りのまま過ぎてほしいが、どうでしょうか。
写真は今朝のなまこ山。
昨日はまったく色づいていなかったのに、アッと言う間にこんな感じになった。
今日と明日はあまり良い天気ではなさそうなので、連休明けに一気に満開するかもしれない。
「桜情報」は、これからリアルタイムでお知らせします。
 

■ ソニー・クリス「ジャズU.S.A」 by富良野のオダジー 2012年05月02日(水)

  44,672 byte一昨日の続き。ソニー・クリス。
録音が1955年の「ジャズU.S.A」
前回紹介した「ゴー・マン!」と同じ時期にインペアルレーベルに吹き込まれたものだ。 
このレコードも、「ゴー・マン!」と同じように、私の中では“軽視”されていた。シツコイようだが、1975年頃に録音したアルバムがすごく良いので、「ついつい」なのだ。
ピアノがケニー・ドリューなのがうれしい。
「ゴー・マン!」はソニー・クラーク、「サタディ・モーニング」はバリー・ハリス、「クリスクラフト」と「アウト・オブ・ノーホエア」はドロ・コーカーと、ピアノの共演者はみんな私が好きなピアニストだ。
今回、ソニー・クリスに関するコメントを見ていたら、散々だった。
・巧さばかりが前面に出たアーティストであり、深みに欠ける
・手作りの味のある陶器ではなく、少し派手めの大量生産される白いティー・カップみたいなもの
・良くいえば、親しみやすいフレーズ
・能天気なソニー・クリス
・大手を振ってクリス・ファンと言わないイメージが付きまとう
・垂れ流し気味のフレーズが嫌
上記はもちろん悪いほうのコメントだけを載せたのだけど、けっこう多数派だと思う。
私は、「朗々として、悲しい」ソニー・クリスの音が大好きで、これからも、聞き続けていくと思う。
 


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