■ 「The Art Pepper Quartet」 by富良野のオダジー 2008年12月02日(火)

  44,930 byte11月のワイワイ日記を数えてみたら、34回書いていた。風景の写真を沢山紹介したこともあるが、日数より多いのは、快挙だ。
私の性格をちょっと分析すると、ほとんどがいい加減なのに、何かのキッカケで、突然“電気がつながる”時がある。
そうなると、ストイックに、ひたむきに、物事に突き進む。もちろん、今までの人生で、それほど多くはないが、何回か経験している。(そうなんだ)
子供たちに対して、「いまこそ、電気がつながってくれ!」と、祈る局面が何回かあった。(大きなお世話だが、親心ではある)
まあ、子供たちの人生は、これからだ。電気がつながるチャンスは山ほどあると思うので、頑張って欲しい。(変な結論?)
今朝は、アルトサックスのアート・ペッパーの
「The Art Pepper Quartet」を聞いた。
このレコードの「ベサメ・ムーチョ」が大好きだ。ラテンの、あのベサメ・ムーチョだ。
一音聞いただけで、あぁ、アート・ペッパーだと分かる、哀愁をおびたオリジナルな音色。天才だけに許されることなんでしょう、きっと。
アート・ペッパーは、長い年月麻薬と戦う壮絶な人生だった。私たちは平凡な人生を送りながら、「アート・ペッパーのリリシズムっていいね」なんて、楽しんでいる。アート・ペッパーが命を賭けて、残してくれた音楽に感謝しなければならない。(ホントに、そう思う)
ちなみに、ストイックとは、「ストア学派風の克己禁欲主義・厳粛主義を信奉する人。克己的、禁欲的なさま」。ひたむきとは、「直向きと書き、一つの物事だけに心を向けているさま。忍耐強く、いちずに打ち込むさま」と、いう意味らしい。
 

■ NZSIAトレーナー来店 by富良野のオダジー 2008年12月01日(月)

  57,008 byte昨日の夜、フォーラムフラノに、海外の方3名と英語の話せる日本の方1名が来てくれた。
今年は、国際的な経済危機のなか、結果として日本の「円」が高くなり、海外通貨が安くなってしまった。(オーストラリアドルは円に対して約4割も下がった)
新聞やテレビでは、その影響で、北海道にスキーなどで来る海外の観光客が減少すると言っている。
私も、「富良野も、今年は海外のお客さんは減るかもねぇ」と、しょげていた矢先の海外のお客さん。うれしさも、もちろんあるが、それより感謝の気持ちの方が大きかった。(これはオーバーではなく、ホント)
そして、なによりテンションが上がったのは、“出来立てのカウンター”を、どうやら、気に入ってくれたことだ。
カウンター+ジャズ+ビール+外は雪+外国人=カッコイイ!(なんのこっちゃ!)
写真は、左から、Doug Beechさん、Daniel Bogueさん、我がスタッフタコちゃん、Keith Stubbsさん、Kenji Matsuzawaさんだ。
実は外国人3名は、ニュージーランドスキー連盟(NZSIA)の検定員、つまりスキーのインストラクターの“先生”。
今回は、富良野広域圏経済活性化協議会が富良野広域圏の観光人材育成のプロジェクトのために、招聘したのだ。
日本人のスキーインストラクターを対象に、海外の人たちに教えるときに役に立つ講習をするそうだ。
Kenji Matsuzawaさんは、その富良野広域圏経済活性化協議会の推進員で、今後も観光人材育成のプログラムを色々計画している。
雇用拡大のための事業者向けのプログラムもあるので、私にも是非、参加して欲しいと言われた。
富良野にとっても、フォーラムフラノにとっても、有益なプロジェクトになりそうなので、もちろん、「参加します!」と、元気に答えた。(ちゃんと、出席しろよ!「ハイ!」)
 

■ 雪と風 by富良野のオダジー 2008年11月30日(日)

  48,797 byte今日の富良野は、雪と風。
雪はそれほどでもないが、風が強い。昨晩の天気予報で、“荒れる”と言っていたそうだが、今のところたいしたことはない。
昨日から、フォーラムフラノのストーブに薪を燃やしている。
今年は、父が長年取っておいた丸太を整理して、虫食いや腐れなど、使えない丸太を薪用に切ってくれた。なおかつ、工場の中にきちんと仕舞ってくれた。(昨年は、外に積んでいた)
私は雪の心配も無く、“鼻歌交じり”で、薪を運べる。84歳になる父には、いつも感謝だ!

薪が燃える火を見ながら、コーヒーを飲む。開店前のちょっとした時間の贅沢だ。(これ以上の贅沢はない!)
コーヒーを飲みながら、昔買ったジャズの本を読んでいると、ジョン・コルトレーンの紹介記事があった。何度も読んでいるくだりだが、やっぱり、読んでしまう。
そうなると、聞きたくなる。
聞いたのは、トランペットのマイルス・デイビスがリーダーの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」
このCDは何回も聞いているが、先日1曲目のラウンド・アバウト・ミッドナイトで、ソロを吹いているコルトレーンを聞いたとき、「あっ、もう、コルトレーンになっている」と思った。
私の思い込みでは、コルトレーンが一人立ちする1959年までは、試行錯誤の時期で、まだ「これがコルトレーンだ」、という風に感じていなかった。
ラウンド・アバウト・ミッドナイトは、1955年録音だ。もちろん、後年の自信に満ちた演奏と比べれば、ちょっと危なかしくも聞こえるが、コルトレーンのオリジナリティはすでにある。
朝から、コルトレーンを聞いて、少し興奮気味のオダジーでした。
 

■ 空知川堤防 by富良野のオダジー 2008年11月29日(土)

  23,598 byte今朝は晴れており、もやっており、シーンとしており、とてもいい雰囲気の朝だった。
いつもの、空知川堤防。
ちょっと、アートの気分?
 

■ ツルツル続編 by富良野のオダジー 2008年11月29日(土)

  42,528 byteフォーラムフラノの駐車場、今朝の状態。
滑るように歩かないと、転んでしまう。
一歩、一歩に重心をかけると、その足が滑ったときに、バランスをくずしてしまうので、どちらの足にもあまり重心をかけないで、ソロソロ歩くのが“コツ”。
富良野に生まれ育った私としては、長年かけて培ってきた歩き方なので、そうじゃない人は難しいかも。(相変わらず、オーバーなっ)
後で「ツルハシ」を持ってきて、少し割らないと駄目かもしれない。
今日は割りと日差しが強いので、融かしてくれれば良いのだが・・・。
 

■ 今日はツルツル滑る! by富良野のオダジー 2008年11月28日(金)

  62,133 byte積もった雪が太陽の熱で融けるのは良いのだが、融け切らないうちにまた冷えて、表面がツルツルに凍ると、さぁ大変。
余程注意しないと、車はブレーキをかっても、ちゃんと停まらないし、歩くと滑って、転んでしまう。
富良野は基本的には、玄関から玄関まで車なので、あまり歩くことはない。それで、私は今時期はまだ“夏靴”を履いている。
夏靴は滑る、滑る。さっき薪を運んでいて、注意していたのに、転んでしまった。まったくの、スケートリンク状態になっている。
午後から打ち合わせがあって、中富良野に行って来た。富良野から10km足らずだが、その間、知り合いのピアニスト、ウォン・ウィン・ツァンの「WONG WING TSAN JAZZ TRIO WIM vol.3 IN THOSE DAYS」を聞いていた。
今日はどんより曇った天気で、気持ちがちょっと落ち込みそうになる。そんな時に聞く、ウォンさんは最高だ。心を優しく包んでくれる。
ウォンさんはヒーリング系のピアニストと言われているけれど、このCDはジャズトリオとしての演奏だ。ジャズといっても、ウォンさんのピアノはあくまでも暖かい。
以前にもワイワイ日記で紹介したが、やっぱり、5曲目の「IN THOSE DAYS」が特にグッとくる。
写真は、打ち合わせに伺った、大西大工さんの自宅。勿論、自分で建てたものだ。
家の中は吹き抜けで、広々とした空間が気持ちよい。なんと言っても、薪ストーブが心をなごませる。
お子さんも三人いらっしゃるそうだが、自宅というより、別荘に家族で遊びに来ているような感じがした。
これも、富良野の新しい一つの“流れ”かもしれない。
富良野には、色々な個性を持っている人たちが、都会からどんどん来ているし、地元の人たちも、今までの価値観にとらわれない独自の生き方、考え方をする人が増えているように思う。
富良野はこれから、ますます面白くなる!(こんな結論で良いですか?)
 

■ 富良野スキー場 by富良野のオダジー 2008年11月26日(水)

  45,898 byte今朝の富良野スキー場。
空知川の堤防からのアングル。
右が北の峰ゾーン。左が富良野ゾーン。
まあ、よく晴れたこと!
 

■ マイナス12度の世界その3 by富良野のオダジー 2008年11月25日(火)

  29,370 byte五条大橋を街側から渡った、対岸から撮影。
ここからも、何回も撮影している。
右奥の橋が、五条大橋。
 

■ マイナス12度の世界その2 by富良野のオダジー 2008年11月25日(火)

  24,890 byte空知川に架かる五条大橋から撮影した。
私の撮影ポイントのひとつ。
 

■ マイナス12度の世界その1 by富良野のオダジー 2008年11月25日(火)

  21,902 byte自宅のすぐ近く。
国道を挟んで、向かい側。畑がずっと広がっている。
この辺りは、住宅街と農地の境目になっている。
私の父親が、建具屋の工場をこちらに建て、街のなかから引っ越してきた時は、まわりは畑だらけだった。
昭和40年の中頃だが、工場だけが畑の中にポツンとある状態だった。
現在は、住宅街になっているが、ほんのちょっと行くと畑がいっぱいある。
 


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