■ ツリーハウス by富良野のオダジー 2009年04月16日(木)

  81,951 byte昨年の暮れに、ツリーハウスという言葉と出会い、イメージがパァーッと浮かんだ。
あっという間に、そこに寝転んで、本を読んでいる自分の姿が見えた。
子供の頃から、ツリーハウス(昔は、木上家と呼んでいたよね)に夢を一度も抱かない男っているんだろうか。私の予想では、90%以上の男は、ツリーハウスを作りたいと思っているか、出来れば、ツリーハウスを持ちたいと思ってるはずだ。
忘れていた! ツリーハウスの夢を!
さかのぼれば、まず、小学生のとき、木箱を積み上げて、隠れ家みたいなものを作ったことを思い出す。食料店をしている友達の家の裏に、リンゴやら、魚やらの木箱が山のようにあった。それを組み合わせたのだ。ツリーハウスとは違うが、私の中では同じイメージがある。
中学生のとき、鳥沼地区に住んでいる友達のところに、自転車で遊びに行った。たかだか、街から5、6キロしか離れていないのに、自然が溢れていた。友達に案内されたのが、山の中の木上家だった。もの凄く、インパクトがあった。
その時、ヘビの話が出て、真っ黒い毒のある「カラスヘビ」がいるかもしれないから、気をつけろと言われた。木上家からの帰り道に、黒光りしたカラスヘビの胴体を見た(ぬめっとした感覚は今でもリアル)。もちろん、一目散に逃げたが、木上家とカラスヘビの“ぬめ”は、セットの思い出になった。
そして、「麓郷の森」である。
最初の頃、木上家があった。今はもう壊れてしまって、跡形もないが、私の木上家、ツリーハウスに対する思いは、大人になってもあった。
長〜い、前置きだったが、年末に衝動的に3冊の本を買っていた。
ずっと忙しくて、まだちゃんと読んでいない。
ただ、パラパラめくってるだけでも楽しい。まあ、“癒し”ってやつか。
今、色々な計画を頭の中でめぐらせている。ツリーハウスをその計画に使いたいと思っている。見るだけでも癒されるのに、実際に触れることが出来たら、どんなに気持ちいいか。
まあ、考えるのは、“タダ”なので、せっせとイメージをふくらませ、実現に近づけたい。
「ツリーハウスをつくる」「ツリーハウスで遊ぶ」「ツリーハウスで夢をみる」
やっぱり気になって、カラスヘビをネットで調べてみた。
・カラスヘビはシマヘビの黒化型を指す名前
・全国的に見られるが、特に北海道に多い
・黒化型は保護色としては不利だが、太陽熱を集めて体温を上げやすいため変温動物のヘビにとっては有利な一面もあり、寒冷地への適応の結果であると考えられている
・カラスヘビは気性が荒く、強い神経毒を持っていると、当時の友人のように信じている人がいるが、気性は荒いが、毒はない(良かった!)
 

■ 前富良野岳 by富良野のオダジー 2009年04月13日(月)

  31,281 byte今日の富良野は、暑い!
いまは20度近くはあるはずた。
ちょっと前までは、マイナスだったのに。
劇的な変わりようだ。
とは言うものの、平気で5月になっても雪が降るのが、また富良野なのだ。
油断は禁物だ。
写真は、毎年お馴染みの前富良野岳。
午前中に、「麓郷の森」のすぐ近くで撮ったもの。
まぁ、気持ちいい、青空だった。
定期的に撮ると、前富良野岳の雪の融けぐあいが分かる。
今年は、こまめに撮るとしよう。
 

■ アーチー・シェップ「フレンチ・バラッズ」 by富良野のオダジー 2009年04月11日(土)

  45,202 byte富良野はもうすっかり春だ。
今朝も快晴で、気持ちがいい。
気温の方も、日中は10度を越すそうだ。ここ一週間で、急激に雪も融けた感じだ。
あ〜、うれしい。
春は理屈抜きに、ウキウキする。
テナーサックスのアーチー・シェップの「フレンチ・バラッズ」
アーチー・シェップは大好きで、レコード5枚、CD2枚持っている。
今までで一番気に入っているのは、ピアノのダラー・ブランドとやっている「DUET」。その中でも「人間の証明」のテーマが凄い!
人間の証明は、1977年公開された映画。主題歌の人間の証明のテーマは、ジョー山中が歌ってヒットした。と思う。
当時、テレビでバンバン映画の宣伝を流していたので、このテーマは“知らない人でも知っている”感じだった。
フレンチ・バラッズは、「枯葉」が入っているので、前々からどうしても欲しかったCDだ。
陽気も良くなって、なんとなく心も軽くなった勢いで、注文してしまった。
枯葉だもの、普通は秋に聞くものだが、聞きたくなったのだから、しょうがない。
イメージ通りのアーチー・シェップが、イメージ通りに枯葉を切々と吹いている。
でも、私は好きだけど、こんな吹き方が許されるのは、今ではアーチー・シェップだけじゃないだろうか。
普通に聞いたら、調子っぱずれ以外のなにものでもないのだから・・・。
それにしても、ジャケットの写真はどうなんだろう。ヴィーナスレーベルは、ほとんどこの路線のジャケットだ。
日本のレーベルであるヴィーナスがアーチー・シェップにスポットを当ててくれるのは、うれしいし、ありがたいのだが・・・。
 

■ 防水スピーカー by富良野のオダジー 2009年04月10日(金)

  28,497 byte先日上京した時に、防水スピーカーを買った。
今春から東京で就職した息子が買って、「風呂に入りながら聞くと、とても気持ち良かった。2時間も入ってしまった」という話を聞いて、ついつい、つられて買ってしまった。
イメージは浮かんでいたのだが、実際には、風呂に長く入る余裕もないし、だいたい5分もお湯に浸かれば、のぼせてしまう。
息子は、どういう状態で、2時間もいたのだろうか。
それでも、昨日は、ちょっと長い時間入ってみた。じゃ、何を聞こうかと考えると、迷ってしまった。
私のiPodには、けっこう色々なジャンルが入っている。ジャズの曲もあるが、音質的なこともあって、なんか聞く気になれなかった。
結局、昨日は桂銀淑。
桂銀淑を聞くと、北欧を思い出す。もう、20年ぐらい経つのかもしれないが(歳を取ると、時間の感覚が分からなくなる)、スウェーデンとノルウェーを3週間ぐらい、レンタカーで、ぐるっとまわった事がある。
写真家の那須野ゆたかさんと一緒で、写真撮影のための旅だった。
その時の作品の一部は、写真集「夢のとき」のNorth Europe & Canadaで見ることが出来る。
桂銀淑である。
北欧旅行中、ずっと桂銀淑を聞いていたのだ。もちろん、iPodではなく、カセットテープのウォークマンだったと思う。
北欧の冬の風景に、桂銀淑は、ぴったりなのだ。
海外では、どういう訳か、日本語の音楽が合うのだ。中島みゆきと矢沢永吉もいいな。
さて、今夜は、ちょっと長湯して、中島みゆきを聞くか・・・。
 

■ カメラが直ってきた by富良野のオダジー 2009年04月09日(木)

  52,092 byte3週間ぐらい、いつも使っているデジカメを修理に出していた。
使えなかった間、息子のデジカメを借りて、撮影していた。
私のは一眼レフで、ファインダーを覗いて、構図を決めるのだが、息子のは、コンパクトカメラなので、裏のモニターを見ながら撮影する。
なぁ〜んか、雰囲気が出ないのよねぇ〜。(いっぱしのカメラマン気分?)
昨日、我が一眼レフが戻ってきたので、うれしくて、今朝、いつものポイントで撮影した。
やっぱり、一眼レフはいい!
でも、一眼レフって、どんな意味なんだろうと、調べてみた。
『一眼レフとは「一眼レフレックスカメラ(レフレックスとは反射のこと)」の略語で、カメラ内にミラーを配置し、レンズを通した画像をファインダー内で直接確認して、ピント合わせなどを行うことができるカメラのこと。』
だ、そうだ。
 

■ 芦別市「三段滝」 by富良野のオダジー 2009年04月09日(木)

  98,762 byte富良野から札幌に行く途中に、「三段滝」がある。富良野から20数キロ。
年に何回も通っているのに、わざわざ車を停めて、見に行ったことがない。
大昔、一回だけ、おそらく三段滝だったと思うが、“探検”したことがある。富良野側から川伝いに、芦別の方に向かったのだ。
誰と行ったのか、何のために行ったのか、憶えていないが、その景観の素晴らしさは、はっきり脳裏に焼きついている。
今は、駐車場ときれいな公衆トイレがあるが、その時は無かったと思う。当時は、観光気分で見るというより、やはり探検のような感じだった。
残念ながら、まだ雪に覆われて、川の方まで下りられなかったので、駐車場から撮影した。
まだまだ、何回も通るので、雪が融けたら、全容を写して、お見せいたします。
下記は、芦別市のホームページで紹介されている説明。
『その名のとおり、三段の岩を豪快に流れ落ちる人気の名所。高さ約10m、幅7mの独特の岩肌とを轟音を響かせ水しぶきを上げる姿は壮観です。秋は紅葉スポットとして人気があります。』
 

■ 「奇跡のリンゴ」 by富良野のオダジー 2009年04月07日(火)

  46,304 byte「奇跡のリンゴ」は、私が会員になったインターネット本屋「田舎の本屋さん」が送ってくれる「出版ダイジェスト」という新聞を見て、すぐ注文したと思う。
農業関係の本は、今までも、「山と田畑をシカから守る」「野菜の種はこうして採ろう」「いのちの種を未来に」なども買っている。
もちろん、ヒマ潰しに買ったわけではない。農業に、もの凄く、興味があるのだ。
私と農業の関わりは、育てる、作る方ではなくて、もっぱら、出来上がったものを利用することだ。レストランの食材だったり、メロンの販売だったり・・・。
ただ、昨年ぐらいから、麓郷のブルーベリー畑の草取りや果実の収穫などを、見よう見まねで始めた。それだって、“本格的”には程遠く、ほんのお手伝いの範疇だ。
腰を落ち着けて、もっとやってみたいと思うが、時間が無い。
「奇跡のリンゴ」である。
この本は農業の本の流れで買ったのだが、ちょっと違った。
内容は、不可能だと言われた無農薬、無肥料でリンゴを育てた話。
まさに、農業の話のようだが、違う。
読んでいると、自分の「生き方」そのものを問われる本だ。それは、言ってしまえば、農業とか、リンゴとか、無農薬とか、無肥料など、何の関係も無い。
生きるとは、人生とは、仕事とは、家族とは・・・。
主人公の木村秋則(きむらあきのり)は、どこにでもいそうな普通の人的なところが、困る。まったく自分とかけ離れた、まったく次元の違う世界で、事を成した人なら、素直に、「わぁ〜、木村さんってすごい!」と感心して済んでしまうかもしれない。
なまじ、近くにいそうなので、困る。
「お前は、ちゃんとやってるか」と、怒られそうで、困る。
ノーベル賞は、どんなことをしても、自分が取れるとは思わないが、強い信念を持てば、なんか、木村さんに近づけそうに思うのが、困る。
だけど、木村さんがやったことは、誰も出来ないし、そんな生易しいことではない。
とにかく、色々な意味で、出会えて良かった本だった。
ちなみに、木村さんのリンゴやリンゴジュースを手に入れるのは、至難の業らしい。それはそうだろうと思った。食べたいし、飲みたい気もするが、それはそれで良いと思う。
 

■ 春探し by富良野のオダジー 2009年04月05日(日)

  110,910 byte今朝はちょっと曇ってきたが、ここ何日か良い天気が続いた。
富良野も一気に春らしくなったような気がする。
もしかして、もうそろそろふきのとうが咲いているかもと、キョロキョロしてみた。
すぐは見当たらなかった。
車を道路脇に停めて、陽が一番当たりそうな、土手を見てみた。
あっ、いたいた。
ここの面だけに、蕾が何個かあった。
昨年のワイワイ日記を見たら、4月7日にふきのとうを紹介している。
やはり、同じような時期に、同じようなことを考えるのだな。
心持ち、今年の方が、遅いような気がする。
暖冬小雪などと言われていたが、冬が終わってみれば、“帳尻”は合ったような感じだ。
 

■ 春! by富良野のオダジー 2009年04月03日(金)

  75,284 byte春近し、なんて、ここ2、3回、ワイワイ日記を書いたが、今朝は、春そのものの陽射しだ。
いよいよ春だ!
いつもの、芦別岳がきれいに見える撮影ポイントに行った。ここも自宅から車で2、3分のところ。
ホント、自然景観っていうか、自然環境っていうか、富良野は恵まれている。まぁ、イイところに、住んでいるのは間違いないっ(長井秀和?ちょっと、だいぶ古い?)
今のお笑いは、「はんにゃ」が好きだが、ブレークしちゃったね。他には、みたいなぁ〜の「キング・オブ・コメディ」、違うかっの「ものいい」、すっかりメジャーになりつつある「トータルテンボス」・・・。
なんで、お笑いが好きなのだろう。
私をお笑好きにさせた番組や芸人をランダムに挙げてみる。(何のために?)
第一期は、お笑い三人組、てなもんや三度笠、とんま天狗、番頭はんと丁稚どん、笑点、エンタツ・アチャコ 、中田ダイマル・ラケット、Wけんじ、獅子てんや・瀬戸わんや 、晴乃チック・タック、クレージー・キャッツ、こんな感じか。
第二期は、コント55号。出てきたのは、1970年前後、高校生の頃だったと思うけど、コント55号はまったく新しかった。今までとは、笑いの質が全然違っていた。トリオ・ザ・パンチ、ドンキー・カルテットも好きだった。
第三期は、1980年代初期のいわゆる漫才ブーム。B&B、ツービート、星セント・ルイス、ザ・ぼんち、のりお・よしおが好きだった。
この後、私の中ではお笑いは空白になる。
子供たちが少し大人になって、お笑に目覚めると、つられて私もまた、お笑いを見るようになった。
NHKの「爆笑オンエアバトル」がキッカケだと思う。
家族揃って、新宿の「ルミネtheよしもと」に見に行ったこともある。
まぁ、要するに、お笑い好きは、遺伝するってことか。
 

■ ヘビの話 by富良野のオダジー 2009年04月02日(木)

  113,650 byte昨日、札幌に行ってきた。
行く途中、小腹(こばら)が空いていたので、コンビニで巻き寿司と2個入りパックの煮込み玉子(味付け玉子?)を買った。
その時、私が妻に「オレは、この玉子を見ると、ついつい買ってしまう。もしかして、オレの前世はニワトリかもしれない」と言ったら、「ニワトリは玉子を食べないから、玉子を食べるヘビとかじゃないの」と妻。
「そりゃ、そうだ。私の干支はヘビだし、だから玉子が好きなんだ」
こんな会話のせいかどうか分からないが、朝方、ヘビの夢を見た。
どこか山の中で、私の足元に、次から次に、ヘビが通っていく。かなり太くて長いヘビもいる。
ヘビに噛まれることも、ヘビを踏むこともなく、無事山を下りたところで目を覚ました。
いつも起きる時間より、少し早かった。
もちろん、ヘビを好きなわけではないので、あまりスッキリという感じではなかった。
今朝の天気はまさに晴天だった。
せっかく早く起きたし、天気がいいので、ある土地の“調査”に出かけることにした。
何のための調査かは、そのうち、お知らせする。(ちょっと、お楽しみ!)
写真は、そのある土地。高台にある9000坪の林。
夏来た時は、笹が生い茂って中に入れない状態だった。今は笹は雪の下で、雪もだいぶ融け、けっこう歩けた。
歩いていて、フッと思った。
朝方見た山の夢も、林の中だった。雪こそ無かったが、傾斜や木の感じが、そっくり同じだ。
玉子→ヘビ→山の林
現実と夢の不思議なコラボレーション。
そう言えば、ヘビの夢は吉夢と母親に聞いたことがある。
ネットで調べてみると、「ヘビが沢山集まっている夢は金銀財宝に縁がある前兆」とあった。
ん〜ん。
 


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